ヨブ記 10章 1~12
10:1 私のたましいはいのちを忌み嫌う。私は不平をぶちまけ、たましいの苦しみのうちに私は語ろう。
10:2 私は神にこう言おう。「私を不義に定めないでください。何のために私と争われるのかを教えてください。
10:3 あなたが人を虐げ、御手の労苦の実を蔑み、悪しき者たちのはかりごとに光を添えることは、あなたにとって良いことでしょうか。
10:4 あなたには肉の目があるのですか。あなたは人間が見るように見られるのですか。
10:5 あなたの日々は人間の日々のようなのですか。あなたの年は人の年のようなのですか。
10:6 それで、私の咎を探し出し、私の罪を探り出されるのですか。
10:7 私に悪しきことがないこと、あなたの手から救い出せる者がいないことを、あなたはご存じなのに。
10:8 あなたの手が私をかたどり、私を造られました。それなのに、私を滅ぼし尽くそうとされます。
10:9 思い出してください。あなたは私を粘土のようにして造られました。私を土のちりに戻そうとなさるのですか。
10:10 あなたは私を乳のように注ぎ出して、チーズのように固め、
10:11 皮と肉を私に着せて、骨と筋で編まれたではありませんか。
10:12 恵みをもって私にいのちを与え、あなたの顧みが私の霊を守りました。