マタイによる福音書 QT4 20210115金【殺す王、生かす王】マタイ2章 13~23

マタイ2章 13~232:13 彼らが帰って行くと、見よ、主の使いが夢でヨセフに現れて言った。「立って幼子とその母を連れてエジプトへ逃げなさい。そして、私が知らせるまで、そこにいなさい。ヘロデがこの幼子を捜し出して殺そうとしています。」2:14 そこでヨセフは立って、夜のうちに幼子とその母を連れてエジプトに逃れ、2:15 ヘロデが死ぬまでそこにい た。これは、主が預言者を通して、「わたしは、エジプトからわたしの子を呼び出した」と語られたことが成就するためであった。2:16 ヘロデは、博士たちに欺かれたことが分かると激しく怒った。そして人を遣わし、博士たちから詳しく聞いていた時期に基づいて、ベツレヘムとその周辺一帯の二歳以下の男の子をみな殺させた。2:17 そのとき、預言者エレミヤを通して語られたことが成就した。2:18 「ラマで声が聞こえる。むせび泣きと嘆きが。ラケルが泣いている。その子らのゆえに。慰めを拒んでいる。子らがもういないからだ。」2:19 ヘロデが死ぬと、見よ、主の使いが夢で、エジプトにいるヨセフに現れて言った。2:20 「立って幼子とその母を連れてイスラエルの地に行きなさい。幼子のいのちを狙っていた者たちは死にました。」2:21 そこで、ヨセフは立って幼子とその母を連れてイスラエルの地に入った。2:22 しかし、アルケラオが父ヘロデに代わってユダヤを治めていると聞いたので、そこに行くのを恐れた。さらに、夢で警告を受けたので、ガリラヤ地方に退いた。2:23 そして、ナザレという町に行って住んだ。これは預言者たちを通して「彼はナザレ人と呼ばれる」と語られたことが成就するためであった。   イスラエルの王が生まれると言われたヘロデは、当時に生まれた男の子を虐殺します。モーセが生まれた時代にもヘブライ民族の拡張を警戒していたエジプトの王が、ヘブライ人の家庭に生まれた男の子をみな殺した出来事がありました。同様に、イスラエルの王が生まれたということを聞いたヘロデ王は、王になる赤ちゃんが誰なのか分からないので当時生まれた赤ちゃんをみな殺したのです。   ヘロデという王は絶対君主がありません。ローマ帝国の皇帝が植民地のユダヤを治めるために任命した領主です。雇われた王です。自分の位置を維持するために、常に皇帝の顔色を伺う人です。自分の政治的生存のために生まれたばかりの赤ちゃんの生存権を無残に奪ったのがヘロデの幼児虐殺です。   韓国で養子となった子どもを虐待して死亡してしまった事件が起こり、社会全体が公憤しています。小さな利益の欲のために子どもを入籍し、自己暴力によって子どもの生存権を奪ったのです。貪欲と暴力は人間の本性です。それは犯罪者が新たに作られたものではなく、制御できないとき、活性化してしまう人間の本性の断面です。   すべての人間に貪欲があり、暴力性があります。ポンプに少しの水を注げば、水が絶えなく出てくるように暴力という水を注げば、暴力はアクティブになって絶えず繰り返され、さらに発展します。繰り返され、深化された暴力、人間性が制御できない悪魔性を受け、子どもは死に至りました。   自分の生存と貪欲のために誰かを利用し、暴力を振る舞い、命をも殺すことができるという悪魔性は、認めたくないですが、誰にでもあるものです。それを使い始めると、その暴力性は活性化します。家庭、学校、職場という組織の内で習慣的に行われる暴力は人間性を破壊する悪魔のものです。破壊は、加害と被害の両方で起こります。誰であっても誰かの生きる権利を奪う権利はありません。罪を制御しなければ両方死にます。   ここに、殺そうと王と救って生かす王がいます。白い馬と黒い馬が自分の中で戦うとき、どちらが勝つのでしゅか?私が勝ちなさいと命令する馬が勝ちます。自ら低くなり、貪欲と暴力の罪を代わりになって十字架で死ぬために王がきました。心の中にそれを信じる信仰が勝たなければならいます。貪欲と暴力、利己主義が秩序になってしまった世の中で王と王の言葉に仕える人には、それを制御する力、愛と平和という回復された創造の秩序が与えられます。  

마태복음 QT4 20210115금【살리는 왕, 죽이는 왕】마태2장 13~23

마태2장 13~232:13 저희가 떠난 후에 주의 사자가 요셉에게 현몽하여 가로되 헤롯이 아기를 찾아 죽이려하니 일어나 아기와 그의 모친을 데리고 애굽으로 피하여 내가 네게 이르기까지 거기 있으라 하 시니2:14 요셉이 일어나서 밤에 아기와 그의 모친을 데리고 애굽으로 떠나가2:15 헤롯이 죽기까지 거기 있었으니 이는 주께서 선지자로 말씀하신바 애굽에서 내 아들을 불렀다 함을 이루려 하심이니라2:16 이에 헤롯이 박사들에게…