사사기묵상 QT31 210915수【기브아에서 생긴 일】사사기 19장 16~30

사사기 19장 16~3019:16 저녁 때에 한 노인이 밭에서 일하다가 돌아오니 그 사람은 본래 에브라임 산지 사람으로서 기브아에 거류하는 자요 그 곳 사람들은 베냐민 자손이더라19:17 노인이 눈을 들어 성읍 넓은 거리에 나그네가 있는 것을 본지라 노인이 묻되 그대는 어디로 가며 어디서 왔느냐 하니19:18 그가 그에게 이르되 우리는 유다 베들레헴에서 에브라임 산지 구석으로 가나이다 나는 그 곳…

士師記 QT30 210914火【沈滞した社会】士師記 19章 1~15

士師記 19章 1~1519:1 イスラエルに王がいなかった時代のこと、一人のレビ人が、エフライムの山地の奥に寄留していた。この人は、側女として、ユダのベツレヘムから一人の女を迎えた。19:2 ところが、その側女は彼を裏切って、彼のところを去り、ユダのベツレヘムにある自分の父の家に行って、そこに四か月間いた。19:3 夫は、若い者と一くびきのろばを連れて、彼女の後を追って出かけた。彼女の心に訴えて連れ戻すためであった。彼女が夫を自分の父の家に入れたとき、娘の父は彼を見て、喜んで迎えた。19:4 娘の父であるしゅうとが引き止めたので、彼はしゅうとのもとに三日間とどまった。こうして、彼らは食べて飲んで夜を過ごした。19:5 四日目になって、彼が朝早く、立ち上がって出発しようとすると、娘の父は婿に言った。「パンを一切れ食べて元気をつけ、その後で出発しなさい。」19:6 そこで、二人は座って、ともに食べて飲んだ。娘の父はその人に言った。「ぜひ、もう一晩泊まることにして、楽しみなさい。」19:7 その人が立ち上がって出発しようとすると、しゅうとが彼にしきりに勧めたので、彼はまたそこに泊まって一夜を明かした。19:8 五日目の朝早く、彼が出発しようとすると、娘の父は言った。「ぜひ、元気をつけて、日が傾くまでゆっくりしていきなさい。」そこで、二人は食事をした。19:9 その人が、自分の側女と若い者を連れて出発しようとすると、娘の父であるしゅうとは彼に言った。「ご覧なさい。もう日が暮れかかっています。どうか、もう一晩お泊まりなさい。もう日も傾いています。ここに泊まって楽しみ、明日の朝早く旅立って、あなたの天幕に帰ればよいでしょう。」19:10 その人は泊まりたくなかったので、立ち上がって出発し、エブスすなわちエルサレムの向かい側までやって来た。鞍をつけた一くびきのろばと、側女が一緒であった。19:11 彼らがエブスの近くに来たとき、日はすっかり傾いていた。そこで、若い者は主人に言った。「道を外れてあのエブス人の町に向かい、そこで一夜を明かすことにしたらいかがでしょう。」19:12 彼の主人は言った。「私たちは、イスラエル人ではない異国人の町には立ち寄らない。さあ、ギブアまで進もう。」19:13 彼はまた若い者に言った。「さあ、ギブアかラマのどちらかの地に着いて、そこで一夜を明かそう。」19:14 彼らは進んで行ったが、ベニヤミンに属するギブアの近くまで来たとき、日が沈んだ。19:15 彼らはギブアに行って泊まろうとして、そこに立ち寄り、町に入って広場に座った。彼らを迎えて家に泊めてくれる者は、だれもいなかった。   エフライムに住むレビ人に側女がいました。その側女が姦淫してからベツレヘムの実家に逃げました。レビ人は、しもべ一人を同伴して側女を連れて来るためにベツレヘムの側女の実家に行きます。レビ人は、側女を連れてすぐに帰るつもりでしたが、丈人の誘いによっておもてなしを受け、5日間も滞在します。当時、女性の不倫は、殺してもいいような重罪だったので丈人は婿をもてなし、娘を助けなければなりませんでした。   ベツレヘムからエフライムまで急いで行けば一日に行ける距離ですが、また丈人の誘いで遅く出発したことで、レビ人たちは、帰りの道で一晩を泊まりをしなければなりませんでした。しもべはエブスに泊まった方が良いといいましたが、エブスすなわちエルサレムは、当時までイスラエルの領土ではなかったので、レビ人はそれを拒絶し、ギブアまで行きます。   ギブアにはベニヤミンの部族が住んでいました。イスラエルは、本来、旅人をもてなしすることをとても徹底にします。さらに、イスラエルの兄弟が、自分の地を訪問したときは旅人を丁寧にもてなします。しかし、ギブアに辿り着いたレビ人たちを迎えてくれるギブア人は誰一人いませんでした。   19章が描く時代が不思議の国のアリスのように不思議です。士師紀を1ページをめくると、数十年、数百年が過ぎ去るから、申命記を記憶している私たちとしては変わってしまったイスラエルが不慣れです。当時に側女は、一般的な文化でしたが、レビ人の側女という登場人物がまず不慣れで、その側女が淫行して逃げたという出来事を何気なく言っていることも不慣れです。そしてギブアに着いた一行が道端に置かれている様子も律法のイスラエルの共同体が持っている社会上から離れる不慣れな風景です。   世の中がそれぞれ自分の部屋に入り、自分だけのために生きていて家族さえも欲望のために裏切り、血をもって結んだ共同体も、お互いに顧みることはしません。士師記の「それぞれが自分の目に良いと見えることを行っていた」は、各自自分のために生きていたことです。神様の御言葉を失った社会は、道徳を失い、人間性も失います。   個人に対する尊厳は、聖書が言うところであります。しかし、聖書は、利他的な行き方と共同体​の的生活の価値を重んじます。残っている士師記から利他性と共同体性を捨てた社会がどのよう個人の尊厳を踏みにじるか見ることになります。御言葉を捨てると、方向を失い流れてしまいます。それが、姦淫した側女を連れて立っているギブアの広場に吹いてくる冷たい風です。  

사사기묵상 QT30 210914화【침체된 사회】사사기 19장 1~15

사사기 19장 1~1519:1 이스라엘에 왕이 없을 그 때에 에브라임 산지 구석에 거류하는 어떤 레위 사람이 유다 베들레헴에서 첩을 맞이하였더니19:2 그 첩이 행음하고 남편을 떠나 유다 베들레헴 그의 아버지의 집에 돌아가서 거기서 넉 달 동안을 지내매19:3 그의 남편이 그 여자에게 다정하게 말하고 그를 데려오고자 하여 하인 한 사람과 나귀 두 마리를 데리고 그에게로 가매 여자가 그를…

士師記 QT29 210913月【ダン族に付いていく若い祭祀】士師記 18章 14~31

士師記 18章 14~3118:14 ライシュの地を偵察に行っていた五人は、身内の者たちに告げた。「これらの建物の中にエポデやテラフィム、彫像や鋳像があるのを知っているか。今、あなたたちは何をすべきか分かっているはずだ。」18:15 そこで、彼らはそこに行き、あのレビ人の若者の家、ミカの家に来て、彼の安否を尋ねた。18:16 武具を着けた六百人のダンの人々は、門の入り口に立っていた。18:17 あの地を偵察に行った五人の者たちは上って行き、そこに入り、彫像とエポデとテラフィムと鋳像を取った。祭司は、武具を着けた六百人の者と、門の入り口に立っていた。18:18 これら五人がミカの家に入り、彫像とエポデとテラフィムと鋳像を取ったとき、祭司は彼らに言った。「何をしているのですか。」18:19 彼らは祭司に言った。「黙っていなさい。手を口に当てて、私たちと一緒に来て、私たちのために父となり、また祭司となりなさい。あなたは一人の人の、家の祭司となるのと、イスラエルで部族また氏族の祭司となるのと、どちらがよいのか。」18:20 祭司の心は躍った。彼はエポデとテラフィムと彫像を取り、この人々の中に入って行った。18:21 彼らは向きを変え、子ども、家畜、家財を先頭にして進んで行った。18:22 彼らがミカの家からかなり離れたころ、ミカは近所の家の者たちを集めて、ダン族に追いついた。18:23 彼らがダン族に呼びかけると、ダンの人々は振り向いて、ミカに言った。「あなたはどうしたのだ。人を集めたりして。」18:24 ミカは言った。「あなたがたは、私が造った神々と、それに祭司を奪って行きました。私のところには何が残っているでしょうか。私に向かって『どうしたのだ』と言うとは、いったい何事です。」18:25 ダン族はミカに言った。「あなたの声が私たちの中で聞こえないようにしなさい。そうしないと、気の荒い連中があなたがたに討ちかかり、あなたは、自分のいのちも、家族のいのちも失うだろう。」18:26 こうして、ダン族は去って行った。ミカは、彼らが自分よりも強いのを見てとり、向きを変えて自分の家に帰った。18:27 彼らは、ミカが造った物とミカの祭司とを奪い、ライシュに行って、平穏で安心しきっている民を襲い、剣の刃で彼らを討って、火でその町を焼いた。18:28 だれも救い出す者はいなかった。その町はシドンから遠く離れていて、そのうえ、だれとも交渉がなかったからである。その町はベテ・レホブの近くの平地にあった。彼らは町を建てて、そこに住んだ。18:29 彼らは、イスラエルに生まれた自分たちの先祖ダンの名にちなんで、その町にダンという名をつけた。しかし、その町の名は、もともとライシュであった。18:30 さて、ダン族は自分たちのために彫像を立てた。モーセの子ゲルショムの子ヨナタンとその子孫が、その地の捕囚のときまで、ダン部族の祭司であった。18:31 こうして、神の宮がシロにあった間中、彼らはミカの造った彫像を自分たちのために立てていた。 18章にダン族が登場しますが、当時までダン族は土地がなく、自分たちの土地を取るために他の部族を偵察していました。ダン族が、エフライム族のミカが住んでいた地に入って偵察したところ、ミカの家にあったとエポデやテラフィム、彫像や鋳像を見、それを奪い取ります。   ミカが雇った若い祭司がこれを見て抗議しましたが、ダン族は彼に自分たちの祭司になってくれることを求めます。祭司はそれに喜んでダン族に付いて行きます。これまでミカの個人の祭司でしたが、これからイスラエルの十二部族の中の一族であるダン族の祭司になるチャンスだからです。   ダン族がミカが作った偶像とミカが立てた祭司をすべて奪ったのでミカとしては大きな損失でした。一方、ダン族はそれによって神様の祝福が自分たちに臨むと考えていたのです。偶像を作ってはならないという命令と隣人のものを奪ってはならないという神様の命令は、神様の名によって正当化されています。   偶像を作り、祭司を雇い、、神を私有化したミカ、それを脅迫をもって暴力的に奪うたダン族、そして利益によって履き替える機会主義者の若い司祭といった三拍子は士師時代の原則のない混乱をそのまま現しています。 監督制の教会は、教団が教役者を指定して、教会に派遣しますが、会衆制や長老制の教会は、教会が牧師を招聘します。直接でも代議でも信徒が牧師を選ぶことができます。教界が大きくなるにつれ、牧師招聘は、市場の方式になりました。大きな教会は招聘委員会を作り、牧師を招聘しますが、比較的小さな教会で働いていた牧師を大きな教会が招聘すると、牧師はそれに付いていきます。   突然牧師を失った教会は、市場の論理で、別の所で働いている牧師を連れてきます。監督制の専制的な方法は支持しませんが、牧師招聘が市場の論理によって動くことも賛成できません。もちろん使命に応じて、より大きなところに行くことがあるかもしれませんが、使命に応じて、低いところに下ることもあるはずです。   私の尊敬する日本人の牧師は、大きな教会に赴任しましたが、故郷の小さな母教会が閉鎖されるということを聞いて教団と教会を辞任し、田舎の教会に下りました。東京基督教大学の山口学長の話しです。教会を再建してから牧師館を購入しましたが、先生はそこには住めず、辞任して次の召しであった神学校に行かれました。   ダン族を付いていく祭司の後ろ姿に成功注意に染まった今日の現実も一緒に見えます。突然の移動については、祈って決定したと言いますが、士師記において深刻なことが、すべての誤解と不信仰が主の名によって行われるということです。それは神様の御名をみだりにとなえることです。偶像は、自己のためにあるものです。自己のための自己本位的な解釈のために、神様の御旨は現れず、人生の中で歪んでしまうのです。  

사사기묵상 QT29 210913월【단지파를 따라나서는 젊은 제사장】사사기 18장 14~31

사사기 18장 14~3118:14 전에 라이스 땅을 정탐하러 갔던 다섯 사람이 그 형제들에게 말하여 이르되 이 집에 에봇과 드라빔과 새긴 신상과 부어 만든 신상이 있는 줄을 너희가 아느냐 그런즉 이제 너희는 마땅히 행할 것을 생각하라 하고18:15 다섯 사람이 그 쪽으로 향하여 그 청년 레위 사람의 집 곧 미가의 집에 이르러 그에게 문안하고18:16 단 자손 육백 명은…

士師記 QT28 210911土【神を作る人々】士師記 17章 1~13

士師記 17章 1~1317:1 エフライムの山地の出で、その名をミカという人がいた。17:2 彼は母に言った。「銀千百枚が盗まれたとき、あなたはのろいの誓いをされ、私の耳にもそのことを言われました。実は、その銀は私が持っています。私がそれを盗んだのです。」すると母は言った。「主が私の息子を祝福されますように。」17:3 彼が母にその銀千百枚を返したとき、母は言った。「私は自分の手でその銀を聖別して、主に献げていました。自分の子のために、それで彫像と鋳像を造ろうとしていたのです。今は、それをあなたに返します。」17:4 彼が母にその銀を戻したので、母は銀二百枚を取って銀細工人に与えた。銀細工人はそれで彫像と鋳像を造った。こうして、それはミカの家にあった。17:5 このミカという人には神の宮があった。彼はエポデとテラフィムを作り、その息子の一人を任命して、自分の祭司としていた。17:6 そのころ、イスラエルには王がなく、それぞれが自分の目に良いと見えることを行っていた。17:7 ユダのベツレヘム出身で、ユダの氏族に属する一人の若者がいた。彼はレビ人で、そこに寄留していた。17:8 その人はユダの町ベツレヘムを出て、寄留する所を求めて旅を続け、エフライムの山地にあるミカの家まで来たのだった。17:9 ミカは彼に言った。「あなたはどこから来たのですか。」彼は答えた。「私はユダのベツレヘムから来たレビ人です。私は寄留する所を求めて、旅をしているのです。」17:10 そこでミカは言った。「私と一緒に住んで、私のために父となり、また祭司となってください。あなたに毎年、銀十枚と、衣服一そろいと、食糧を差し上げます。」するとこのレビ人は同意した。17:11 このレビ人は心を決めてミカと一緒に住むことにした。この若者はミカの息子の一人のようになった。17:12 ミカがこのレビ人を任命したので、この若者は彼の祭司となり、ミカの家にいた。17:13 そこで、ミカは言った。「今、私は、主が私を幸せにしてくださることを知った。レビ人が私の祭司になったのだから。」   ミカの話は、イスラエルの霊的な堕落を告発しています。ミカの母は銀千百枚を失い、それを盗んだ人を呪いましたが、犯人は彼女の息子ミカでした。ミカは母の呪いが臨まないようにとそれを母に返し、母もまた自分の呪いが息子に降りかからないようにと銀二百枚をもって、神の像を作ることにしました。ミカは、神様のために注ぎだし偶像を作りました。これが彼らの神の信じ方でした。   その宮は、自分が管理する財産になります。ミカは、当時居住がなくてさまよっている一人の若いレビ人に会って、彼を祭司として採用します。レビ人は、カナン征服のときに地を分配されなかったので祭司職に付きながら、各部族から受ける経済支援で生活していました。しかし、当時はこのことも順守されず、若いレビ人は住む場所がなくてさまよっていました。ミカは彼を自分のために祭司としました。   親のものを盗む道徳的な堕落、呪いの乱発、神にささげるといった偶像、自分ための祭司雇用、これらすべてが神様の御言葉を知らない無知と自分自身に縛られて生きる人間が作り出す汚れた宗教です。自分を否定しなければ霊は呼吸をできずに腐敗します。自分のために建てたものを壊さない限り、神様のものを立て上げることはできません。   若いレビ人は、困難な生活から安定を手にすることができましたが、その一方で堕落したミカの子たちと同化されてしまいます。ミカにもレビ人にも、そして当時のすべての人にも原則と基準がありません。瞬間の熱心が見えますが、すべて誤った熱心です。神様を知らない時代には情熱も怠けも、神様の対敵になります。知ることと信じること、行うことがすべて秩序を持つために、神様の御言葉と礼拝、そして共同体をさらに大切にしなければならないと思います。

사사기묵상 QT28 210911토【하나님을 만드는 사람들】사사기 17장 1~13

사사기 17장 1~1317:1 에브라임 산지에 미가라 이름하는 사람이 있더니17:2 그의 어머니에게 이르되 어머니께서 은 천백을 잃어버리셨으므로 저주하시고 내 귀에도 말씀하셨더니 보소서 그 은이 내게 있나이다 내가 그것을 가졌나이다 하니 그의 어머니가 이르되 내 아들이 여호와께 복 받기를 원하노라 하니라17:3 미가가 은 천백을 그의 어머니에게 도로 주매 그의 어머니가 이르되 내가 내 아들을 위하여 한 신상을…

士師記 QT27 210910金【サンソンの死】士師記 16章 23~31

士師記 16章 23~3116:23 さて、ペリシテ人の領主たちは、自分たちの神ダゴンに盛大ないけにえを献げて楽しもうと集まり、そして言った。「われわれの神は、敵サムソンをわれわれの手に渡してくださった。」16:24 民はサムソンを見たとき、自分たちの神をほめたたえて言った。「われわれの神は、われわれの敵を、われわれの手に渡してくださった。この国を荒らして、われわれ大勢を殺した者を。」16:25 彼らは上機嫌になったとき、「サムソンを呼んで来い。見せ物にしよう」と言って、サムソンを牢から呼び出した。彼は彼らの前で笑いものになった。彼らがサムソンを柱の間に立たせたとき、16:26 サムソンは自分の手を固く握っている若者に言った。「私の手を放して、この神殿を支えている柱にさわらせ、それに寄りかからせてくれ。」16:27 神殿は男や女でいっぱいであった。ペリシテ人の領主たちもみなそこにいた。屋上にも約三千人の男女がいて、見せ物にされたサムソンを見ていた。16:28 サムソンは主を呼び求めて言った。「神、主よ、どうか私を心に留めてください。ああ神よ、どうか、もう一度だけ私を強めてください。私の二つの目のために、一度にペリシテ人に復讐したいのです。」16:29 サムソンは、神殿を支えている二本の中柱を探り当て、一本に右手を、もう一本に左手を当てて、それで自らを支えた。16:30 サムソンは、「ペリシテ人と一緒に死のう」と言って、力を込めてそれを押し広げた。すると神殿は、その中にいた領主たちとすべての民の上に落ちた。こうして、サムソンが死ぬときに殺した者は、彼が生きている間に殺した者よりも多かった。16:31 彼の身内の者や父の家の者たちがみな下って来て、彼を引き取り、ツォルアとエシュタオルの間にある父マノアの墓に運び上げて葬った。サムソンは二十年間イスラエルをさばいた。   ペリシテの王と人々がサムソンに復讐して嘲笑するためにダゴンの神殿に集まりました。群衆で溢れていた神殿で、中央の二つの柱を握ったサムソンは、神様に最後のお祈りをささげます。「神、主よ、どうか私を心に留めてください。ああ神よ、どうか、もう一度だけ私を強めてください。私の二つの目のために、一度にペリシテ人に復讐したいのです。28」サムソンが柱を引いたら神殿が崩れ、その中にいた大勢の人々が死にました。サムソンは、復讐の祈りをしましたが、神様はイスラエルの士師として与えられた役割を果たさせたのです。サムソンもその場で死にます。そのお祈りとはサムソンの生涯の中で最も真剣で切なる祈りだったと思います。サムソンには、祈らなくても、常に力があったからです。サムソンが死ぬ時に殺した者の数が、生きていた時に殺した者の数よりも多かったと言っています。神様は、神様がなさることを成し遂げました。そして約束どおりサムソンを介して成し遂げられました。   サムソンの話しはこれで終わります。しかしながら、サムソンはかわいそうで、サムソンの話しは悲しいままです。神様はサムソンを用いましたが、サムソンは、自分の決定と選択による責任を負わなければなりませんでした。ペリシテは死に、サムソンも死にました。壮絶たるものの悔いが残るし、痛快たるものの悲しくなります。サムソンは、イスラエルのナジル人でしたが、ペリシテの文化に憧れていたようです。ペリシテと戦うだけでなく、常にその周りにいます。また、ペリシテの女性が好きでした。サムソンの目には、イスラエルよりペリシテの方が良かったのです。後で、ゼデキヤ王もバビロンによって両目がえぐりだされることがあります。国際情勢を読めず、エジプトを頼り、国は滅び、自分の目の前で子どもたちが死んでいくのを自分の目で見ました。バビロンは、その識見ない王の目玉をえぐりだします。目があっても見なかった嘲笑であります。   二つの目があり、視力があるのに問題の本質を見なあのは、高ぶりか、無関心のどちらかです。目に見えない暗黒の世界では内面の世界が見えます。力を失った後は、高慢たる自分と無関心だった使命が見えてきます。賜物と機会、それを行うことができる力はというのは、大きいものであれ、小さいものであれ、誰にでも与えられています。これからもまだ行くべき道があります。そのために、まだ私に残っているこの目を閉じて、恐れをもってサムソンを黙想します。

사사기묵상 QT27 210910금【삼손의 죽음】사사기 16장 23~31

사사기 16장 23~3116:23 블레셋 사람의 방백들이 이르되 우리의 신이 우리 원수 삼손을 우리 손에 넘겨 주었다 하고 다 모여 그들의 신 다곤에게 큰 제사를 드리고 즐거워하고16:24 백성들도 삼손을 보았으므로 이르되 우리의 땅을 망쳐 놓고 우리의 많은 사람을 죽인 원수를 우리의 신이 우리 손에 넘겨 주었다 하고 자기들의 신을 찬양하며16:25 그들의 마음이 즐거울 때에 이르되 삼손을…

士師記 QT26 210909木【切り落とされた力】士師記 16章 15~22

士師記 16章 15~2216:15 彼女はサムソンに言った。「あなたの心が私にはないのに、どうして『おまえを愛している』と言えるのでしょう。あなたはこれで三回も私をだまして、あなたの強い力がどこにあるのか教えてくださいませんでした。」16:16 こうして、毎日彼女が同じことばでしきりにせがみ、責め立てたので、彼は死ぬほど辛かった。16:17 ついにサムソンは、自分の心をすべて彼女に明かして言った。「私の頭には、かみそりが当てられたことがない。私は母の胎にいるときから神に献げられたナジル人だからだ。もし私の髪の毛が剃り落とされたら、私の力は私から去り、私は弱くなって普通の人のようになるだろう。」16:18 デリラは、サムソンが自分の心をすべて明かしたことが分かったので、こう言って、人を遣わし、ペリシテ人の領主たちを呼び寄せた。「今度こそ上って来てください。サムソンは心をすべて私に明かしました。」ペリシテ人の領主たちは、彼女のところに上って来たとき、その手に銀を持って来た。16:19 彼女は膝の上でサムソンを眠らせ、人を呼んで彼の髪の毛七房を剃り落とさせた。彼女は彼を苦しめ始め、彼の力は彼を離れた。16:20 彼女が「サムソン、ペリシテ人があなたを襲って来ます」と言ったとき、彼は眠りから覚めて、「今度も前のように出て行って、からだをひとゆすりしてやろう」と言った。彼は、主が自分から離れられたことを知らなかった。16:21 ペリシテ人は彼を捕らえ、その両目をえぐり出した。そして彼をガザに引き立てて行って、青銅の足かせを掛けてつないだ。こうしてサムソンは牢の中で臼をひいていた。16:22 しかし、サムソンの髪の毛は、剃り落とされてからまた伸び始めた。   デリラが、サムソンの力の秘訣を問い続けるとサムソンは、自分の力の源が髪にあることを教えます。自分は生まれながらナジル人であるから髪の毛を切らないものであって、その髪を削ってしまうと力がなくなるということを言ってしまったのです。サムソンはデリラを心から愛していたようです。   しかし、デリラはサムソンを自分の膝の上に寝かせ、サムソンの髪の毛を削ってしまいます。ペリシテ人は力を失ったサムソンの両目をえぐりだし鎖で縛って牛のように石臼を回します。サムソンは悲惨に没落しました。   髪に力があるのではなく、髪を切らないという神様の約束と区別の上に神様の力が賄われていたのです。ところが、サムソンはその約束を破ったので、力も消えてしまいました。サムソンの力は神様の区別ということ以外に他のものでは説明できません。信仰は告白の上にあり、能力は区別の上にあります。   サタンは弱いところを突いて入ります。お金に弱い人にはお金の誘惑に、異性に弱い人には、性的逸脱を惑わします。それを貪欲と言いますが、当事者は、慰めと励ましだと思うだけです。サムソンは力強い者でしたが、心は弱い人であって、特に女性に弱かったです。サムソンはデリラを愛し、心を奪われ、そこから慰められることを願ったわけです。確かにサムソンは生まれから死まで孤独な存在だったからです。使命を先に考えなければ、誰でも自分の励ましということで倒れます。   しかし、神様の恵みは、倒れた場所にまでのぞみます。立ち上がって再び信仰の道を歩まみだすべき場所は、倒れたその場からです。「しかし、サムソンの髪の毛は、剃り落とされてからまた伸び始めた。22」髪が伸び始めたので、自然に力があったわけではなく、髪の毛が伸びる間にサムソンが苦しみと悔い改めの時間を過ごしたからです。   誰もが弱いところがあり、絶えずそこを狙われます。神様の働きをしていくなかで倒れた人は数え切れないほどです。あちこちに地雷があるのです。踏んでしまうと座り込みます。責任は負わなければならないからです。しかし、サムソンの回復を期待している22節を読みながら、倒れた人々が立ち上がることができる恵みの機会をお祈りしたい思います。