10월 잠언묵상 【화살이 간을 뚫기까지】 20231012(목) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

잠언 7:1~277:1 내 아들아 내 말을 지키며 내 명령을 네게 간직하라7:2 내 명령을 지켜서 살며 내 법을 네 눈동자처럼 지키라7:3 이것을 네 손가락에 매며 이것을 네 마음판에 새기라7:4 지혜에게 너는 내 누이라 하며 명철에게 너는 내 친족이라 하라7:5 그리하면 이것이 너를 지켜서 음녀에게, 말로 호리는 이방 계집에게 빠지지 않게 하리라7:6 내가 내 집 들창으로, 살창으로…

10月箴言黙想 【上位の原則】20231011(水) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師 

箴言 6:20~356:20 わが子よ、あなたの父の命令を守れ。あなたの母の教えを捨ててはならない。6:21 それをいつも心に結び、首に結び付けよ。6:22 あなたが歩くときには、それがあなたを導き、寝ているときには、あなたを見守り、目覚めるときには、あなたに話しかける。6:23 命令はともしび、おしえは光、訓戒のための叱責は、いのちの道であるからだ。6:24 それはあなたを悪い女から、見知らぬ女の滑らかな舌から守る。6:25 その女の美しさを心に慕うな。そのまぶたに捕らえられないようにせよ。6:26 遊女の代償はひとかたまりのパンだが、人妻は尊いいのちをつけ狙うからだ。6:27 人が火を懐にかき込んだら、その衣服は焼けないだろうか。6:28 もし人が、燃えている炭火の上を歩いたら、その足は焼けないだろうか。6:29 隣人の妻と姦淫する者は、これと同じこと。その女に触れる者はだれも罰を免れない。6:30 盗人が飢え、食欲を満たすために盗みをしたら、人々はその者を蔑まないだろうか。6:31 見つかったら、彼は七倍を償い、自分の家の全財産を与えなければならない。6:32 女と姦淫する者は良識がない。自分自身を滅ぼす者がこれを行う。6:33 彼は傷と恥辱を受ける。彼の汚名は消し去ることができない。6:34 女の夫は嫉妬から激しく憤り、復讐するとき、容赦をしない。6:35 彼はどんな償い物も受けつけず、あなたが多くの贈り物をしても、受け入れない。   韓国で姦通罪が廃止される前には不倫の当事者たちは自分の顔を隠しましたが、姦通罪がなくなった最近は相互合意を証明するために顔をあげます。相互合意だと主張する人のその家族の気持ちはどうだろうかと思います。姦通が刑事上の罪ではなくなり、処罰されなくなったから恥じとも思わなくなったようです。姦通罪が廃止されたのは、憲法上の自己決定権を性的なものに拡大して認めるということでした。だからといって、家族や隣人を裏切り、幸せを破壊する決定権が与えられたわけではありません。法が廃止されたのは、姦通をしても良いということではなく、自分が決めて自分で責任を負わなければならないということです。牢屋の中には入りませんが、牢屋を背負って歩くことになります。神様の法を無視する人は、人生の失敗を通じてその責任を負わなければなりません。   倫理も法律も時代によって変わります。「わが子よ、あなたの父の命令を守れ。あなたの母の教えを捨ててはならない。それをいつも心に結び、首に結び付けよ。6:20、21」親の言葉を聞けということは、親を通して神様の法を学び、それに従うということです。世の中の可変的な法律と倫理ではなく、人間に与えられた上位の原則を守ることです。姦通罪が廃止されたのは姦通に賛成するということではありません。法というのが最小限であるということを雄弁するものです。法より悪い良心、法より悪い信仰を持っては守るべきものを守ることはできません。箴言4章で「何を見張るよりも、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれから湧く。4:23」と言いました。自分の心の法を神の法の中で改正し、強化しなければなりません。結婚式の時、神様と人の前で約束したことを守ることが、政権によって変わる法律より大切です。

10월 잠언묵상 【상위의 원칙】 20231011(수) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

잠언 6:20~356:20 내 아들아 네 아비의 명령을 지키며 네 어미의 법을 떠나지 말고잠06:21 그것을 항상 네 마음에 새기며 네 목에 매라6:22 그것이 너의 다닐 때에 너를 인도하며 너의 잘 때에 너를 보호하며 너의 깰 때에 너로 더불어 말하리니6:23 대저 명령은 등불이요 법은 빛이요 훈계의 책망은 곧 생명의 길이라6:24 이것이 너를 지켜서 악한 계집에게, 이방 계집의…

10月箴言黙想 【危機管理】20231005(木) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師 

箴言 6:1~196:1 わが子よ。もし、あなたが隣人のために保証人となり、他人のために誓約をし、6:2 自分の口のことばによって、自分が罠にかかり、自分の口のことばによって、捕らえられたなら、6:3 わが子よ、そのときにはすぐにこうして、自分を救い出せ。あなたは隣人の手に陥ったのだから。さあ行って、伏して隣人にしつこくせがめ。6:4 あなたの目を眠らせず、そのまぶたにまどろみを与えるな。6:5 自分を救い出せ。かもしかが狩人の手から逃れるように、鳥がそれを捕る者の手から逃れるように。6:6 怠け者よ、蟻のところへ行け。そのやり方を見て、知恵を得よ。6:7 蟻には首領もつかさも支配者もいないが、6:8 夏のうちに食物を確保し、刈り入れ時に食糧を集める。6:9 怠け者よ、いつまで寝ているのか。いつ目を覚まして起き上がるのか。6:10 少し眠り、少しまどろみ、少し腕を組んで、横になる。6:11 すると、付きまとう者のように貧しさが、武装した者のように乏しさがやって来る。6:12 よこしまな者や不法の者は、曲がったことを言って歩き回り、6:13 目くばせをし、足で合図し、指でさす。6:14 そのねじれた心は、いつも悪を企み、争いをまき散らす。6:15 それゆえ、破局は突然やって来る。たちまち彼は滅ぼされ、癒やされることはない。6:16 主の憎むものが六つある。いや、主ご自身が忌み嫌うものが七つある。6:17 高ぶる目、偽りの舌、咎なき者の血を流す手、6:18 邪悪な計画をめぐらす心、悪へと急ぎ走る足、6:19 まやかしを吹聴する偽りの証人、兄弟の間に争いを引き起こす者。   断れない関係でやむを得ず金銭の保証人になることがありますが、たとえ人が裏切らなくても状況というものが裏切ることがあるので、保証をした人はお金も、人も失うことがあります。箴言では、保証人になるなと何度か繰り返しています。今朝の箴言6章は、もし保証して債務の責任を負うことになった時は、できる限りのことをしてその危機から抜け出すようと言います。「あなたの目を眠らせず、そのまぶたにまどろみを与えるな。自分を救い出せ。かもしかが狩人の手から逃れるように、鳥がそれを捕る者の手から逃れるように。6:4、5」 コーナーに追い込まれてから抜け出すためには必死の力を果たさなけれななりませんが、その時は自分も知らない超人の力が出てきます。危機の瞬間を乗り越えようとする人にはそのような集中力が生まれ、それが繰り返されれば実力になります。   私は幼い頃、季節が変わるたびに風邪をひきましたが、日本に留学してからは10年間ほど、風邪を引いたことがなかったので元気になったと信じていました。それに対して母は緊張して一人暮らしをしているから風邪をひく余裕がないことだと言いました。その通りだと思います。弛緩のない収縮、安定のない緊張は決して望ましくないことですが、緊張が必ずしも悪いわけではありません。「あなたがたが経験した試練はみな、人の知らないものではありません。神は真実な方です。あなたがたを耐えられない試練にあわせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えていてくださいます。Ⅰコリント10:13」 危機が迫ってくる時にしっかり緊張して危機の状況に没頭すれば、抜け穴が見え、突き抜けていく力が生まれます。   緊張の時間には圧縮された力をもって危機から抜け出さなければなりませんが、弛緩した時には誠実をもって怠惰を克服しなければなりません。そういう意味では、どのような状況でも緊張せずにできることはないようです。外部から来る危機も恐いのですが、緊張感のない内部の怠惰が長引けば、より深刻な自己破壊を生むことになるからです。「怠け者よ、いつまで寝ているのか。いつ目を覚まして起き上がるのか。少し眠り、少しまどろみ、少し腕を組んで、横になる。すると、付きまとう者のように貧しさが、武装した者のように乏しさがやって来る。6:9-11」 外的緊張感を持ち、泥棒と軍事を阻んでも、内的の緊張が崩れれば怠惰と無責任に陥り、負けてしまいます。外部の危機に負けず、怠惰という自分にも負けないことを願います。

10월 잠언묵상 【위기관리】 20231009(월) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

잠언 6:1~196:1 내 아들아 네가 만일 이웃을 위하여 담보하며 타인을 위하여 보증하였으면6:2 네 입의 말로 네가 얽혔으며 네 입의 말로 인하여 잡히게 되었느니라6:3 내 아들아 네가 네 이웃의 손에 빠졌은즉 이같이 하라 너는 곧 가서 겸손히 네 이웃에게 간구하여 스스로 구원하되6:4 네 눈으로 잠들게 하지 말며 눈꺼풀로 감기게 하지 말고6:5 노루가 사냥군의 손에서 벗어나는 것…

10月 箴言黙想 【安息の条件】20231009(月) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師 

箴言 5:1~235:1 わが子よ、注意して私の知恵を聞け。私の英知に耳を傾けよ。5:2 あなたが思慮深さを守り、あなたの唇が知識を保つために。5:3 よその女の唇は蜂の巣の蜜を滴らせ、その口は油よりも滑らかだが、5:4 終わりには苦よもぎのように苦くなり、両刃の剣のように鋭くなるからだ。5:5 この女の足は死に下って行き、その足取りはよみをつかみ取る。5:6 その女はいのちの道に心を向けない。彼女が通う道はあてどもなくさまよう。しかし彼女は、それを知らない。5:7 子たちよ、今、私に聞け。私の口のことばから離れるな。5:8 あなたの道をこの女から遠ざけ、その家の戸口に近づくな。5:9 そうでないと、あなたは自分の誉れを他人に渡し、あなたの年月を残忍な者に渡すことになる。5:10 また、他人があなたの富で満たされ、あなたの労苦の実は見知らぬ者の家に渡る。5:11 そして、あなたの終わりにあなたはうめく。あなたの肉とからだが滅びるとき。5:12 そのとき、あなたは言う。「ああ、私は訓戒を憎み、私の心は叱責を侮った。5:13 自分の教師の声に聞き従わず、自分を教える者に耳を傾けなかった。5:14 私は、集会、会衆のただ中にあっても、ほとんど最悪の状況であった」と。5:15 あなた自身の水溜めから水を飲め。流れ出る水を、あなた自身の井戸から。5:16 あなたの泉を外に散らし、広場を水路にしてよいものか。5:17 それを自分だけのものにせよ。あなたのところにいる他人のものにするな。5:18 あなたの泉を祝福されたものとし、あなたの若いときからの妻と喜び楽しめ。5:19 愛らしい雌鹿、麗しいかもしか。彼女の乳房がいつもあなたを潤すように。あなたはいつも彼女の愛に酔うがよい。5:20 わが子よ。どうしてよその女に夢中になり、見知らぬ女の胸を抱くのか。5:21 人の道は主の御目の前にあり、主はその道筋のすべてに心を向けてくださる。5:22 悪しき者は自分の咎に捕らえられ、自分の罪の縄に捕まえられる。5:23 その人は訓戒を受け入れることなく死に、あまりの愚かさゆえに道から迷い出る。   環境決定論とは、地理、気候などの環境が強い影響を与え、歴史的な結果を決定するという理論です。話題になったジェレッドダイヤモンズの『銃・病原菌・鉄』も環境決定論の場に立って語っています。人類史の興亡盛衰をみると、その内幕に特殊な自然的環境が造成されていて、それが原因になって誰かは競争に勝ち、誰かは敗北する歴史が決まったと分析するのです。環境決定論を環境運命論として理解することには無理があると思いますが、ひとりの人間においても環境が担う役割が多大であることは明らかです。   ところが環境には地理や気候のような人間が取捨選択できない環境があるかと思えば、人間が自ら創造したり改善できる環境もあります。もし自分に使える意志というものが10個あるとしたら、知恵ある人は8個や9個の意志を使って自分を守る環境を構築します。そうすれば、自分の意志が弱くなっても、環境が自分を守ってくれます。自分を誘惑に弱い環境にさらしておいて、不屈の意志をもって自分を守ると考える人は愚かです。   箴言5章は、夫婦の性倫理を直接に扱っています。夫婦でない場合、性関係は神様の前で、家族の前で、社会の前で破滅を招くことです。それに脆弱な環境に自分をさらけ出すことは、知恵のない愚かなことです。キリスト教倫理の人は少なくともそれを気を付けるべき誘惑であると考えますが、それをむしろ求めている人もいます。しかし、信仰の有無を問わず、誰でもその結果は自分の人生が苦しみをもって責任を負うことになります。   教会という環境を作る人、信仰の共同体という環境の中で御言葉を聞き、省察する人、家庭を大切にし、それに時間と愛情を注ぐ人は安息を失いません。失敗を経験しません。しかし、倒れる人は安息を失ってしまいます。ということで、安息の条件は環境づくりです。自分の巣を作り、その中に入って安息するのです。意志は環境に勝てません。忙しいという言い訳で外を歩き回る環境を作ってはいけません。すべての男性は命をかけて自分の家庭と安息の環境を守らなければなりません。理性と過度な接触を避け、家庭に帰りましょう。 他の慰めは嘘です。家庭の安息から離れてはいけません。

10월 잠언묵상 【안식의 조건】 20231009(월) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

잠언 5:1~235:1 내 아들아 내 지혜에 주의하며 내 명철에 네 귀를 기울여서5:2 근신을 지키며 네 입술로 지식을 지키도록 하라5:3 대저 음녀의 입술은 꿀을 떨어뜨리며 그 입은 기름보다 미끄러우나5:4 나중은 쑥 같이 쓰고 두 날 가진 칼같이 날카로우며5:5 그 발은 사지로 내려가며 그 걸음은 음부로 나아가나니5:6 그는 생명의 평탄한 길을 찾지 못하며 자기 길이 든든치 못하여…

10月箴言黙想【後代に残す物】 20231007 (土) 枝川愛の教会 崔種碩 神学生

箴言 4:1-9 4:1 子たちよ、父の訓戒に聞き従え。耳を傾け、悟りを得よ。 4:2 私が良い教訓をあなたがたに授けるからだ。私の教えを捨ててはならない。 4:3 私が、父にとっては息子であり、母にとっては、かよわいひとり子であったとき、 4:4 父は私を教えて言った。「私のことばがおまえの心を支えるように。私の命令を守って生きよ。 4:5 知恵を得よ。悟りを得よ。忘れてはならない。私の口のことばからそれてはならない。 4:6 知恵を捨てるな。これがあなたを守る。これを愛せ。これがあなたを保つ。 4:7 知恵の初めに、知恵を買え。あなたが得たものすべてに換えて、悟りを買え。 4:8 それを尊べ。それはあなたを高める。それを抱きしめると、それはあなたに誉れを与える。  4:9 それは頭に麗しい花の冠を与え、輝かしい冠をあなたに授ける。」  虎は死んで皮を残し、人は死んで名を残す。という言葉があります。ここにもう一つ、クリスチャンは死んで信仰を残すと加えたいと思います。     キリスト教歴史の中には大勢の殉教者がいます。初代教会の時から近代の時まで、世界の様々な所で信仰を伝えるために、信仰を保つために彼らは喜んで殉教の道を選びました。    ただ遠い所の話ではなく、この日本にも大勢の殉教者の記録が残っています。そして、その中で多くの人々が自分の信仰のためだけではなく、神様を信じる信仰を後代に残すために殉教の道を選びました。    今日の本文の著者ソロモンは、自分の父親ダビデから膨大な財産と名誉を受け継ぎました。そういう彼が今日、親が子に残すべきものは他の物ではなく、知恵である神様に従って生きる信仰だと語っています。     残念ながら彼は彼自身の教えの通りに最後まで生きていくことには失敗しましたが、今の私たちは聖書に書かれているその後の歴史を通して、彼の子孫の中で知恵を選んだ人々と知恵を捨てた人々の克明な差を見ることができます。    ソロモン自分の信仰は、この世のなによりも知恵である神様を選んだ信仰でした。そして、彼のこのような信仰の経験はソロモンの箴言の中にそのまま残られて、後代まで伝われています。     私たちが生きていくこの時代は、殉教とその覚悟を持って信仰を伝えるにはあまりにも平和で、自由な時代です。しかし、だからこそどのような時代よりも信仰の純粋さが保たれていない現在、私たちは後代の信仰者たちにどのような信仰を残して伝えることができるのかを悩み、実践していかなければなりません。     私たちが彼らのために残せる一番良い物は財産も科学技術も、芸術も文化でもない、神様を信じる信仰であるからです。   https://youtu.be/oDfvbwoXagI?si=F2clA5uS9TIfRaDY

10월 잠언 묵상 【후대에 남길 것】 20231007 (토) 에다가와 사랑의교회 최종석 전도사

잠언 4:1-9 4:1 아들들아 아비의 훈계를 들으며 명철을 얻기에 주의하라 4:2 내가 선한 도리를 너희에게 전하노니 내 법을 떠나지 말라 4:3 나도 내 아버지에게 아들이었으며 내 어머니 보기에 유약한 외아들이었노라 4:4 아버지가 내게 가르쳐 이르기를 내 말을 네 마음에 두라 내 명령을 지키라 그리하면 살리라 4:5 지혜를 얻으며 명철을 얻으라 내 입의 말을 잊지 말며…

10月箴言黙想【底抜けのおけ】 20231006 (金) 枝川愛の教会 崔種碩 神学生

箴言 3:27-35 3:27 あなたの手に善を行う力があるとき、受けるべき者にそれを控えてはならない。 3:28 あなたに物があるとき、隣人に向かって、「帰って、また来なさい。明日あげよう」と言うな。 3:29 隣人が、あなたのそばで安心して住んでいるとき、その人に悪を企むな。 3:30 あなたに悪い仕打ちをしていないのなら、理由もなく人と争うな。 3:31 暴虐を行う者を羨むな。彼の道をどれ一つ選ぶな。 3:32 主は、曲がった者を忌み嫌い、直ぐな人と親しくされるからだ。 3:33 悪しき者の家には、主ののろいがある。正しい人の住まいは、主が祝福される。 3:34 嘲る者を主は嘲り、へりくだった者には恵みを与えられる。 3:35 知恵のある者は誉を受け継ぎ、愚かな者は恥辱を高く掲げる。  人間の欲望を満たすことは底抜けのおけに水を灌ぐことと同じであるという言葉があります。おけを満たすためにどれほど水を注ぐとしてもそのおけが満たされることはないように、人間の欲脳のためにも、どれほど注ぐとしても、その欲望が満たされることはないということです。    今日の本文のように施す力、悪を企まない力、争わない力、暴虐な者を羨まずに、その道を選ばない力を得るためには、どうすればいいでしょうか。おそらく、この世の人々も、クリスチャンも、この問題について出した答えには似ているところが多いでしょう。しかし、彼らの違いはその答えに至るまでの道で明確に現れます。    この世の人々に、この欲望のおけを満たすためにどうすればいいか聞いてみると、ユーモラスに、しかし真剣に答えるでしょう。底に抜ける量よりも多く注げばいいと、おそらく、一部のクリスチャンも同じ答えを出すかも知れません。実際、私の周りに同じ答えを出した同役者もいました。     クリスチャンの答えは遠くにありません。今日の本文の32-35節に語られているように、人の満たされることない底抜けのおけに満ち溢れるまで恵みと祝福を注いでくださる神様の御言葉に従って生きていくことです。単純に見ると、この答えはこの世の人々の答えと大きく違わないかも知れません。しかし、その差は方法ではなく、それを注ぐものがだれなのか、一時的なものであるか永遠なものであるかにあります。    だとしたら、もし神様が注いでくれないと結局は満たされないのではないかと、疑問が浮かぶこともあるでしょう。しかし、それは決してそうではありません。なぜなら、既に私たちに与えられているイエス・キリストだけでも私たちの底抜けのおけは、抜けてしまった底が埋められるほどに満ち溢れているからです。   https://youtu.be/DqVYQ6ZKU_o?si=wRIppXZXiQCEwigC