創世記 黙想56【ユダの勇気】221108(火) 枝川愛の教会

創世記 44:14~3444:14 ユダと兄弟たちがヨセフの家にやって来たとき、ヨセフはまだ、そこにいた。彼らはヨセフの前で顔を地に伏せた。44:15 ヨセフは彼らに言った。「おまえたちの、このしわざは何だ。私のような者は占いをするということを知らなかったのか。」44:16 ユダが答えた。「あなた様に何を申し上げられるでしょう。何の申し開きができるでしょう。何と言って弁解することができるでしょう。神がしもべどもの咎を暴かれたのです。今このとおり、私たちも、そして、その手に杯が見つかった者も、あなた様の奴隷となります。」44:17 ヨセフは言った。「そんなことをするなど、とんでもないことだ。その手に杯が見つかった者、その者が私の奴隷となるのだ。おまえたちは安心して父のもとへ帰るがよい。」44:18 すると、ユダが彼に近づいて言った。「ご主人様。どうか、しもべが申し上げることに、耳をお貸しください。どうか、しもべを激しくお怒りにならないでください。あなた様はファラオのようなお方です。44:19 あなた様は、以前しもべどもに、おまえたちに父や弟がいるかとお尋ねになりました。44:20 それで私たちは、『私たちには、年老いた父と、年寄り子の末の弟がおります。彼の兄は死に、その母の子としては彼だけが残されましたので、父は彼を愛しています』と申し上げました。44:21 するとあなた様は、『彼を私のところに連れて来い。私はこの目で彼を見たい』とおっしゃいました。44:22 そのとき私たちは、『その子は父親と離れることはできません。離れたら父親は死ぬでしょう』とあなた様に申し上げました。44:23 しかし、あなた様が、『末の弟が一緒に下って来なければ、二度と私の顔を見てはならない』とおっしゃったので、44:24 私たちは、あなた様のしもべである私の父のもとに帰ったとき、父にあなた様のおことばを伝えました。44:25 そして父が、『また行って、われわれのために少し食糧を買って来てくれ』と言ったので、44:26 私たちは、『下って行くことはできません。もし末の弟が私たちと一緒なら、下って行きます。というのは、末の弟と一緒でなければ、あの方のお顔を見ることはできないからです』と答えました。44:27 すると、あなた様のしもべ、私の父がこう申しました。『おまえたちもよく知っているように、私の妻は二人の子を産んだ。44:28 一人は私のところから出て行ったきりで、きっと獣にかみ裂かれてしまったのだ、と私は言った。今に至るまで、私は彼を見ていない。44:29 おまえたちがこの子まで私から奪って、この子にわざわいが降りかかるなら、おまえたちは白髪頭の私を、苦しみながらよみに下らせることになる。』44:30 私が今、あなた様のしもべである私の父のもとへ帰ったとき、あの子が私たちと一緒にいなかったら、父のいのちはあの子のいのちに結ばれていますから、44:31 あの子がいないのを見たら、父は死んでしまうでしょう。しもべどもは、あなた様のしもべである白髪頭の父を、悲しみながらよみに下らせることになります。44:32 というのは、このしもべは父に、『もしも、あの子をお父さんのもとに連れ帰らなかったなら、私は一生あなたの前に罪ある者となります』と言って、あの子の保証人となっているからです。44:33 ですから、どうか今、このしもべを、あの子の代わりに、あなた様の奴隷としてとどめ、あの子を兄弟たちと一緒に帰らせてください。44:34 あの子が一緒でなくて、どうして私は父のところへ帰れるでしょう。父に起こるわざわいを見たくありません。」   ヨセフの銀の杯はベニャミンのかばんから見つかりました。ヨセフは窃盗の疑いがあるベニャミンをエジプトに残してしもべにすると言います。すなわち、兄弟たちはしもべにならずに帰ることができます。しかし、そうにはいかない四男のユダが起き上がります。ユダも子どもがいて子どもを失う経験をもした父親です。   もうユダはヨセフの時とは違います。父ヤコブをかわいそうに思っています。実際、兄弟たちはヤコブにはそれほど愛されなかったのです。ヤコブが絶えずベニャミンを愛するえこひいきをしてきたからです。ヨセフ以降もヤコブはベニャミンに執着していました。しかし、ユダは今や嫉妬したり憎んだりせず、父と弟たちをかわいそうに思っています。ユダにはベニャミンを生かして家に帰らせなければならないという一念だけです。   ユダが出てきて家庭事の始末をヨセフに率直に告げ、父親のヤコブのためにベニャミンを帰らせ、代わりに自分がしもべにりたい願いします。勇気とは恐れがないからではなく、恐れてもやる力です。恐れがないわけではありません。恐いですが、責任を負うのです。信仰と責任は他の事ではありません。信じることには責任も勇気も必要です。責任を負うべき時に、責任を負いたくないことで信仰云々してはいけません。   ユダの勇気とは兄弟の中で一番先に出て責任を負うことであります。ユダの勇気とはヨセフの事の間違いを認め、悔い改めたということであり、そのようなことを二度は繰り返さないという心構えです。ユダの勇気とは自分がしもべになる犠牲を覚悟して責任を負うことです。信仰は、自分を認め、責任を持つ勇気です。ユダの家からダビデが生まれ、ダビデの家からイエス·キリストが来られることは偶然ではありません。勇気がなければ信仰を明かすことはできません。

창세기 묵상56【유다의 용기】221108(화) 에다가와 사랑의 교회

창세기 44:14~3444:14 유다와 그 형제들이 요셉의 집에 이르니 요셉이 오히려 그곳에 있는지라 그 앞 땅에 엎드리니44:15 요셉이 그들에게 이르되 너희가 어찌하여 이런 일을 행하였느냐 나 같은 사람이 점 잘 칠 줄을 너희가 알지 못하느냐44:16 유다가 가로되 우리가 내 주께 무슨 말을 하오리이까 무슨 설명을 하오리이까 어떻게 우리의 정직을 나타 내리이까 하나님이 종들의 죄악을 적발하셨으니 우리와…

創世記 黙想55【ベンヤミンの窃盗容疑】221102(水) 枝川愛の教会

創世記 44:1~1344:1 ヨセフは家を管理する者に命じた。「あの者たちの袋を、彼らが運べるかぎりの食糧で満たし、 一人ひとりの銀を彼らの袋の口に入れておけ。44:2 それから、私の杯、あの銀の杯は、一番年下の者の袋の口に、穀物の代金と一緒に入れておけ。」彼はヨセフのことばどおりにした。44:3 明け方、一行はろばとともに送り出された。44:4 彼らが町を出て、まだ遠くへ行かないうちに、ヨセフは家を管理する者に言った。「さあ、あの者たちの後を追え。追いついたら、『なぜ、おまえたちは悪をもって善に報いるのか。44:5 これは、私の主君が、飲んだり占いをしたりするときに、いつも使っておられるものではないか。おまえたちのしたことは悪辣だ』と彼らに言うのだ。」44:6 彼は追いついて、このことばを彼らに告げた。44:7 彼らは言った。「あなた様は、なぜ、そのようなことをおっしゃるのですか。しもべどもがそんなことをするなど、あり得ないことです。44:8 袋の口で見つけた銀でさえ、カナンの地からあなた様のもとへ返しに来たではありませんか。どうして、あなた様のご主人の家から銀や金を盗んだりするでしょう。44:9 しもべどものうちで、それが見つかった者は殺してください。そして、私たちもまた、ご主人の奴隷になります。」44:10 彼は言った。「今度も、おまえたちの言うことはもっともだが、それが見つかった者は私の奴隷とし、ほかの者は無罪としよう。」44:11 彼らは急いでそれぞれ自分の袋を地面に降ろし、それぞれその袋を開けた。44:12 彼は年長の者から調べ始めて、年下の者で終えた。すると、その杯はベニヤミンの袋から見つかった。44:13 彼らは自分の衣を引き裂いた。そして、それぞれろばに荷を負わせ、町に引き返した。   ヨセフは、ベンヤミンのかばんに銀の杯を入れてカナンに帰る兄弟たちを窃盗の疑いで逮捕します。兄弟たちはもちろん、ベンヤミンは銀の杯を盗んでいません。ヨセフが作った落とし穴です。考えてみればヨセフの悲劇は兄弟たちの妬みと利己主義に染まった暴力性のためでした。ヨセフは、その恨みと復讐の鎖を断ち切らなければならないと考えています。ヨセフ自身は赦しと和解の準備ができています。   ただ、兄弟たちの変化がカギです。ヨセフは窃盗の疑いで危機に瀕したベンヤミンに対して兄弟たちがどのように反応するかを見たかったのです。ヨセフを売った当時の兄弟たちなら、自分が生きるためならいくらでもベンヤミンを捨てていくような人々でした。今、ヨセフは彼らの変化を求めています。   誰かが犠牲にしなければ、この問題は解決できません。家族共同体の絆は回復しません。それぞれ母親が異なる兄弟は、母系によって分派に分かれていました。確かにヤコブが12人の子どもを産みましたが、ヨセフはその兄弟を一つに統合し、真のイスラエルにしています。共同体は危機の中で構成員の犠牲によって共同体性は確認され、堅くなっていきます。

창세기 묵상55【베냐민의 절도혐의】221107(월) 에다가와 사랑의 교회

창세기 44:1~1344:1 요셉이 그 청지기에 명하여 가로되 양식을 각인의 자루에 실을 수 있을 만큼 채우고 각인의 돈을 그 자루에 넣고44:2 또 잔 내 곧 은잔을 그 소년의 자루 아구에 넣고 그 양식값 돈도 함께 넣으라 하매 그가 요셉의 명령대로 하고44:3 개동시에 사람들과 그 나귀를 보내니라44:4 그들이 성에서 나가 멀리 가기 전에 요셉이 청지기에게 이르되 일어나…

創世記 黙想54【ベンヤミンを送るヤコブ】221102(水) 枝川愛の教会

創世記 43:1~1443:1 さて、その地の飢饉は激しかった。43:2 彼らがエジプトから持って来た穀物を食べ尽くしたとき、父は彼らに言った。「また行って、われわれのために食糧を少し買って来てくれ。」43:3 すると、ユダが父に言った。「あの方は私たちを厳しく戒めて、『おまえたちの弟と一緒でなければ、私の顔を見てはならない』と言いました。43:4 もし弟を私たちと一緒に行かせてくださるなら、私たちは下って行って、お父さんのために食糧を買って来ましょう。43:5 しかし、もし彼を行かせてくださらないなら、私たちは下って行きません。あの方は私たちに、『おまえたちの弟と一緒でなければ、私の顔を見てはならない』と言ったのですから。」43:6 イスラエルは言った。「なぜ、おまえたちは、自分たちにもう一人の弟がいるとその方に言って、私を苦しめるようなことをしたのか。」43:7 彼らは言った。「あの方が私たちや家族のことについて、『おまえたちの父はまだ生きているのか。おまえたちには弟がいるのか』としきりに尋ねるので、問われるままに言ってしまったのです。『おまえたちの弟を連れて来い』と言われるとは、どうして私たちに分かったでしょうか。」43:8 ユダは父イスラエルに言った。「あの子を私と一緒に行かせてください。私たちは行きます。そうすれば私たちは、お父さんも私たちの子どもたちも、生き延びて、死なずにすむでしょう。43:9 私自身があの子の保証人となります。私が責任を負います。もしも、お父さんのもとに連れ帰らず、あなたの前にあの子を立たせなかったら、私は一生あなたの前に罪ある者となります。43:10 もし私たちがためらっていなかったなら、今までに二度は、行って帰れたはずです。」43:11 父イスラエルは彼らに言った。「それなら、こうしなさい。この地の名産を袋に入れ、それを贈り物として、その方のところへ下って行きなさい。乳香と蜜を少々、樹膠と没薬、ピスタチオとアーモンド、43:12 また二倍の銀を持って行きなさい。おまえたちの袋の口に返されていた銀も、持って行って返しなさい。おそらく、あれは間違いだったのだろう。43:13 そして、弟を連れて、さあ、その方のところへ出かけて行きなさい。43:14 全能の神が、その方の前でおまえたちをあわれんでくださるように。そして、もう一人の兄弟とベニヤミンをおまえたちに渡してくださるように。私も、息子を失うときには失うのだ。」   兄弟たちがエジプトに行ってきた後、かなりの時間が経ちました。シメオンがエジプトに人質に取られており、シメオンを釈放するためにはベニャミンを送らなければなりませんが、ヤコブは最愛のベニャミンを送りませんでした。そのうちにエジプトから持ってきた食糧がなくなったので、もう一度エジプトに行って食糧を買わなければなりません。ユダが出てきてすべての責任を自分が負うと言い、ベニャミンを送る父親の決断を促します。結局、ヤコブはすべてを諦めるような思いでベニャミンを出します。それはシメオンを救うためでもなく、ベニャミンを守るためでもありませんでした。飢饉から家族全体を救うためです。生き残らなければならない使命は、何よりも切迫して優先していたことでした。   ヤコブがヨセフを他の兄弟より愛し、そのえこひいきが産んだことが悲劇的なヨセフの事件であるなら、ヤコブが今やベニヤミンを渡して家族全体を生かすために決定をしたことが悲劇的なヨセフ事件は解決する手がかりになります。もちろん、ヤコブはこれから起こることの全貌について知らないのですが、ヤコブが執着を捨てる決定をしてからシメオンも生き、ベニヤミンも生き、ヤコブ自身も生き、家族全体が生き、ヨセフと再会することになります。ヤコブの苦労は終わらないのです。しかし、ヤコブはこの危機を通してもう一度神様を経験します。何かを決めにくい危機状況の中で、隠れている神様の恵みを信頼し、神様の御旨に従って全てを決めていくようにと祈ります。  

창세기 묵상54【베냐민을 보내는 야곱】221104(금) 에다가와 사랑의 교회

창세기 43:1~1443:1 그 땅에 기근이 심하고43:2 그들이 애굽에서 가져온 곡식을 다 먹으매 그 아비가 그들에게 이르되 다시 가서 우리를 위하여 양식을 조금 사라43:3 유다가 아비에게 말하여 가로되 그 사람이 엄히 우리에게 경계하여 가로되 너희 아우가 너희와 함께 하지 아니하면 너희가 내 얼굴을 보지 못하리라 하였으니43:4 아버지께서 우리 아우를 우리와 함께 보내시면 우리가 내려가서 아버지를 위하여…

創世記 黙想53【シメオンがヨセフに捕まる】221102(水) 枝川愛の教会

創世記 42:18~2542:18 ヨセフは三日目に彼らに言った。「次のようにして、生き延びよ。私も神を恐れる者だから。42:19 もし、おまえたちが正直者なら、おまえたちの兄弟の一人を監獄に監禁したままにせよ。自分たちは飢えている家族に穀物を持って行くがよい。42:20 そして、末の弟を私のところに連れて来るがよい。そうすれば、おまえたちのことばが本当だということが分かり、おまえたちが死ぬことはない。」そこで彼らはそのようにした。42:21 彼らは互いに言った。「まったく、われわれは弟のことで罰を受けているのだ。あれが、あわれみを求めたとき、その心の苦しみを見ながら、聞き入れなかった。それで、われわれはこんな苦しみにあっているのだ。」42:22 ルベンが言った。「私はあの子に罪を犯すなと言ったではないか。それなのに、おまえたちは聞き入れなかった。だから今、彼の血の報いを受けているのだ。」42:23 彼らは、ヨセフが聞いていることを知らなかった。ヨセフと兄弟たちの間には通訳がいたからである。42:24 ヨセフは彼らから離れて、泣いた。それから彼らのところに戻って来て、彼らに語った。そして彼らの中からシメオンを捕らえて、彼らの目の前で彼を縛った。42:25 ヨセフは彼らの袋に穀物を満たし、それぞれの袋に彼らの銀を戻し、さらに道中の食糧を与えるように命じた。それで、人々はそのとおりにした。   人質に取られて末っ子を連れてこなければならない状況になると、緊迫した兄弟たちはヨセフにしたことを思い出し、後悔します。悔い改めはもう少し早くしなければなりませんでした。エジプトの総理がヘブライ語を知るはずがないので、その前で兄弟たちはヘブライ語で話し合いましたが、総理ヨセフはそれを聞きました。彼らが反省していることと、当時の状況がどのようなものだったのか、ヨセフは聞きます。ヨセフがあの時のことを思い出したのかこっそり入って泣きました。   ヨセフは兄弟の一人だけをカナンに帰らせようとした考えを変え、シメオンだけを監禁し、残りの9人を帰します。飢饉に必要な食糧と行く道に必要な食糧を与え、お金も受け取らずに返しました。しかし、彼らは必ずベンヤミンを連れて来なければなりません。悪行があるたびにそれを主導したシメオンが人質に取られました。シメオンは、もしかしたら兄弟が戻ってこないのではないかと恐れていたかも知れません。そう言えば、幼いヨセフは自分を助けに来ない兄たちを待ちながら泣いたはずです。時は流れ、時代は変わり、人々は席を座り替えます。自分の手に力があるからといって、高ぶり、悪を行うことをしてはいけません。

창세기 묵상53【시므온이 요셉에게 잡히다】221102(수) 에다가와 사랑의 교회

창세기 42:18~2542:18 삼일만에 요셉이 그들에게 이르되 나는 하나님을 경외하노니 너희는 이같이 하여 생명을 보전하라42:19 너희가 독실한 자이면 너희 형제 중 한 사람만 그 옥에 갇히게 하고 너희는 곡식을 가지고 가서 너희 집들의 주림을 구하고42:20 너희 말째 아우를 내게로 데리고 오라 그리하면 너희 말이 진실함이 되고 너희가 죽지 아니하리라 그들이 그대로 하니라42:21 그들이 서로 말하되 우리가…

創世記 黙想52【兄たちに会ったヨセフ】221101(火) 枝川愛の教会

創世記 42:1~1742:1 ヤコブはエジプトに穀物があることを知って、息子たちに言った。「おまえたちは、なぜ互いに顔を見合わせているのか。」42:2 さらに言った。「今、私はエジプトに穀物があると聞いた。おまえたちは下って行って、そこから私たちのために穀物を買って来なさい。そうすれば、私たちは生き延び、死なずにすむだろう。」42:3 そこで、ヨセフの十人の兄弟は、穀物を買うためにエジプトに下って行った。42:4 しかし、ヤコブはヨセフの弟ベニヤミンを兄弟たちと一緒に送らなかった。わざわいが彼に降りかかるといけないと思ったからである。42:5 こうしてイスラエルの息子たちは、人々に混じって、穀物を買いにやって来た。カナンの地に飢饉が起こったからである。42:6 ときに、ヨセフはこの地の権力者であり、この地のすべての人に穀物を売る者であった。ヨセフの兄弟たちはやって来て、顔を地に付けて彼を伏し拝んだ。42:7 ヨセフは兄弟たちを見て、それと分かったが、彼らに対して見知らぬ者のようにふるまい、荒々しいことばで彼らに言った。「おまえたちはどこから来たのか。」すると彼らは答えた。「カナンの地から食糧を買いに参りました。」42:8 ヨセフには兄弟たちだと分かったが、彼らにはヨセフだとは分からなかった。42:9 かつて彼らについて見た夢を思い出して、ヨセフは言った。「おまえたちは回し者だ。この国の隙をうかがいに来たのだろう。」42:10 彼らは言った。「いいえ、ご主人様。しもべどもは食糧を買いに参りました。42:11 私たちはみな、一人の人の子です。私たちは正直者です。しもべどもは回し者などではございません。」42:12 ヨセフは彼らに言った。「いや、おまえたちは、この国の隙をうかがいにやって来たのだ。」42:13 彼らは言った。「しもべどもは十二人兄弟で、カナンの地にいる一人の人の子でございます。末の弟は今、父と一緒にいますが、もう一人はいなくなりました。」42:14 ヨセフは彼らに言った。「私が、おまえたちは回し者だと言ったのは、そのことだ。42:15 次のことで、おまえたちを試そう。ファラオのいのちにかけて言うが、おまえたちの末の弟がここに来ないかぎり、おまえたちは決してここから出ることはできない。42:16 おまえたちのうちの一人を送って、弟を連れて来い。それまで、おまえたちを監禁する。おまえたちに誠実さがあるかどうか、おまえたちの言ったことを試すためだ。もし誠実でなかったら、ファラオのいのちにかけて言うが、おまえたちは間違いなく回し者だ。」42:17 こうしてヨセフは三日間、彼らを監獄に入れておいた。   カナンにも飢饉があり、年老いたヤコブはエジプトに食糧があるという話を聞いて食糧のために息子たちにエジプトに行かせます。それで末っ子のベニヤミンを残して10人の息子はエジプトに行きます。ベニヤミンを残したことにはいくつかの理由があると思います。まだ10代だからでもありますが、ヤコブが依然としてラケルの子であるベニヤミンだけをえこひいきしていたかもしれません。そして説得力のあるもう1つの理由は、ヤコブが兄たちを疑ったり、信頼していなかったからかもしれません。もしかしたらヤコブがヨセフがいなくなったことについて兄たちを恨む、もしくは疑っていたのかもしれません。   兄さんたちはエジプトに行きます。ヤコブとベニヤミンはいません。10人の兄弟はエジプトに向かって歩きながら何を考えて何を言ったのでしょうか。おそらくヨセフのことを思い出し、それについて互いに話したと思います。貧しくなると人の心も謙虚になりますが、彼らはあの道の上でヨセフのことについて悔い改めたのでしょうか?書いてないのでわかりませんが、明らかなことは、その道は神様が兄さんたちに与えた最後の悔い改めの機会です。   エジプトに到着した兄たちはエジプトの総理に会います。総理になったヨセフは兄たちであることが分かりますが、兄たちはヨセフがエジプトの総理になっているとは想像もしませんでした。兄たちが総理になった自分に向かって伏し拝んだ瞬間、ヨセフは幼い頃に見たあの夢を思い出しました。その夢はかなえられました。願っていた希望の夢ではなく、神様の啓示が現実になったのです。それこそが成功であり、証しです。その夢のゆえに嫌われ、売られてきましたが、その夢は実際になりました。   ヨセフが今まで耐え忍んだのは夢があるからです。底でうめき声を上げる時も神様の約束があるから耐えられました。王の前に立って恐れた時も、多くの人の命に責任を負わなければならない重い責任感の時にも夢を覚えました。自分が貫くのではなく、神様がさなることだからです。忍耐と信仰が必要なのは悔しい思いの奴隷の時だけではありません。総理の仕事をすることというのはさらに寂しくなることだと思います。神様を頼らなければなりません。   ヨセフは兄たちを回し者として監禁し、そのうちの1人を故郷のカナンに送り、末弟を連れてくるように言います。ヨセフはベニヤミンにとても会いたかったでしょう。まもなくヨセフは会いたかったベニヤミンに会い、ヤコブは死んだと思っていたヨセフに会います。泣かざる得ないです。道端に敷かれて息が詰まり、命を落とした若者たちの無念さと家族の悲しみが慰められることを祈ります。

창세기 묵상52【형들과 만난 요셉】221101(화) 에다가와 사랑의 교회

창세기 42:1~1742:1 때에 야곱이 애굽에 곡식이 있음을 보고 아들들에게 이르되 너희는 어찌하여 서로 관망 만하느냐42:2 야곱이 또 이르되 내가 들은즉 저 애굽에 곡식이 있다 하니 너희는 그리로 가서 거기서 우리를 위하여 사오라 그리하면 우리가 살고 죽지 아니하리라 하매42:3 요셉의 형 십인이 애굽에서 곡식을 사려고 내려 갔으나42:4 야곱이 요셉의 아우 베냐민을 그 형들과 함께 보내지 아니하였으니…