枝川愛の教会共同体が目指す礼拝と宣教 「BUS」
弱い者のための共同体
(Barrier free Church)
枝川はかつて強制移住させられた朝鮮人たちの集団部落でした。貧しく差別を受けていた、弱い人々によって礼拝が始まりました。彼らは互いを励まし合い、仕え合う共同体でした。礼拝が開始され30年が過ぎた今も「弱さ」の中にある隣人が私たちの周りにはいます。枝川愛の教会は神様のあわれみを伝える、敷居のない教会(Barrier free Church)を目指していきます。
すべての人のための共同体
(Universal Church)
時間の経過とともに枝川の境界線は取り除かれ、枝川を取り囲む都市環境は驚くほどに変化してきました。教会は、多様な年齢層と国籍、また異なる文化と言語を有する人々を尊重し受け入れなければなりません。枝川愛の教会は、息のある者であればどんな人でも、神様の御言葉を学び、礼拝と賛美をささげ、聖徒の交わりを分かち合うことのできる普遍的な教会 (Universal Church)を目指していきます。
持続可能な宣教をつくり上げる共同体
(Sustainable Mission)
地方は空洞化していく一方で都市部は巨大化しています。都市に礼拝の拠点を設け、それを拡大していくことは現在の課題であると同時に、次世代の宣教に備えることでもあります。枝川愛の教会は都市の中で礼拝とコミュニティーを拡大していきます。都市において堂々と信仰を告白する人々と共に持続可能な宣教(Sustainable Church)を目指していきます。
「幸せって何だろう。どこに向かって歩けばいいのですか。私は人生における正解が欲しいです。」新聞の声欄に掲載された、21歳の大学生の投稿です。書店に行くと、生き方のアドバイスや成功するための習慣を教える本で溢れています。ますます、人々は正解を求めて苦労しています。聖書こそが、正解です。そのように言えるまでに、私自身も長い時間と経験が必要でした。しかし、今、はっきりと断言できるのです。聖書こそが、人をほんとうの幸せに導く解説書だと。教会は聖書の内容を正しく教え、伝える場所です。礼拝とは、聖書のみことばを真心から聞く時間です。創造主は、そのことを何よりも喜ばれるのです。すべての人に、その場所が開かれています。幸せへの正解が提供されています。ぜひ、そのチャンスを手に入れてください。皆さまを、心から歓迎いたします。
1973年韓国釜山で生まれ、大学を卒業するまで芸術学部で美術を学んだ。卒業後、日本に渡って、高齢者向け建築と環境デザインを学んだ。学生活動でコスタジャパンに参加し、そこでイエスを信じた。大震災のあった年に、東京キリスト教大学の神学部に編入し、同大学院で修学を続けた。韓国AMJ派遣宣教師であり、現在では、日本同盟基督教団所属に加え、枝川愛の教会を担任している。