出エジプト記 4章 24~31
4:24 さて、途中、一夜を明かす場所でのことだった。主はモーセに会い、彼を殺そうとされた。
4:25 そのとき、ツィポラは火打石を取って、自分の息子の包皮を切り取り、モーセの両足に付けて言った。「まことに、あなたは私には血の花婿です。」
4:26 すると、主はモーセを放された。彼女はそのとき、割礼のゆえに「血の花婿」と言ったのである。
4:27 さて、主はアロンに言われた。「荒野に行って、モーセに会え。」彼は行って、神の山でモーセに会い、口づけした。
4:28 モーセは、自分を遣わすときに主が語られたことばのすべてと、彼に命じられたしるしのすべてを、アロンに告げた。
4:29 それからモーセとアロンは行って、イスラエルの子らの長老たちをみな集めた。
4:30 アロンは、主がモーセに語られたことばをみな語り、民の目の前でしるしを行った。
4:31 民は信じた。彼らは、主がイスラエルの子らを顧み、その苦しみをご覧になったことを聞き、ひざまずいて礼拝した。