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エペソ人々への手紙 2:20-22

2:20 使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられていて、キリスト・イエスご自身がその要の石です。

2:21 このキリストにあって、建物の全体が組み合わされて成長し、主にある聖なる宮となります。

2:22 あなたがたも、このキリストにあって、ともに築き上げられ、御霊によって神の御住まいとなるのです。

 自分に与えられた恵みを分かち合いながら、相手の中にある建物が築き上げられる。そして、相手に与えられた恵みによって自分の中にある建物も築き上げられる。それは、基礎から新しく建てられるものではなく、既に建てられていた建物に補修作業が行われるのと同じだ。

 

周りの人々との交わりによって神様の愛を知っていく喜び、その喜びの中で気づいたのは、それぞれの新しい建物が建てられるわけではないということだ。このような交わりと分かち合いの時間を通して、聖徒の間の関係が深まり、その建物の要の石となるイエス・キリストとの関係が深まる。

 

 世の中の分かち合いは新しい経験によって自分の中にはなかった建物を新しく建てていくようであっても、クリスチャンの交わりはその全ての建物を一つに繋ぐ基礎、その要の石となってくださるイエス・キリストによって一つに結ばれる。だからこそ、恵みは分かち合うほど大きくなるのだ。

 

 与えてくださった周りの人々のために分かち合い、大きくなっていくその恵みで、互いが互いによって神様の中で成長していく美しい共同体、送ってくださった共同体によっていつも感謝しながら生きていくことができますように。