マルコの福音書 13:28-37
13:28 いちじくの木から教訓を学びなさい。枝が柔らかくなって葉が出て来ると、夏が近いことが分かります。
13:29 同じように、これらのことが起こるのを見たら、あなたがたは、人の子が戸口まで近づいていることを知りなさい。
13:30 まことに、あなたがたに言います。これらのことがすべて起こるまでは、この時代が過ぎ去ることは決してありません。
13:31 天地は消え去ります。しかし、わたしのことばは決して消え去ることがありません。
13:32 ただし、その日、その時がいつなのかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。父だけが知っておられます。
13:33 気をつけて、目を覚ましていなさい。その時がいつなのか、あなたがたは知らないからです。
13:34 それはちょうど、旅に出る人のようです。家を離れるとき、しもべたちそれぞれに、仕事を割り当てて責任を持たせ、門番には目を覚ましているように命じます。
13:35 ですから、目を覚ましていなさい。家の主人がいつ帰って来るのか、夕方なのか、夜中なのか、鶏の鳴くころなのか、明け方なのか、分からないからです。
13:36 主人が突然帰って来て、あなたがたが眠っているのを見ることがないようにしなさい。
13:37 わたしがあなたがたに言っていることは、すべての人に言っているのです。目を覚ましていなさい。」