ヨブ記 27章 1~12
27:1 ヨブはさらに言い分を続けた。
27:2 私は、私の権利を取り去った神にかけて誓う。私のたましいを苦しめた全能者にかけて。
27:3 私の息が私のうちにあり、神の霊が私の鼻にあるかぎり、
27:4 私の唇は決して不正を言わず、私の舌は決して欺くことを語らない。
27:5 あなたがたを正しいとすることなど、私には絶対にできない。私は息絶えるまで、自分の誠実さをこの身から離さない。
27:6 私は自分の義を堅く保って手放さない。私の良心は生涯私を責めはしない。
27:7 私の敵は悪しき者のようになれ。向かい立つ者たちは不正を働く者のようになれ。
27:8 神を敬わない者に、どのような望みがあるのか。神が彼を断ち切り、いのちを取り去るときには。
27:9 苦しみが彼に降りかかるとき、神は彼の叫びを聞かれるであろうか。
27:10 彼は全能者を自分の喜びとするだろうか。どんなときにも神を呼び求めるだろうか。
27:11 私は、神の御手にあることをあなたがたに教え、全能者のもとにあるものを隠さない。
27:12 あなたがたは、全員がそれを見たのに、なぜ、全く空しいことを言うのか。