箴言 20:1~14
21:1 王の心は、主の手の中にあって水の流れのよう。主はみこころのままに、その向きを変えられる。
21:2 人には自分の歩みがみなまっすぐに見える。しかし、主は人の心を評価される。
21:3 義と公正を行うことは、主の前で、いけにえより望ましい。
21:4 高ぶる目とおごる心。悪しき者のともしびは罪。
21:5 勤勉な人の計画は利益をもたらし、すべて慌てる者は損失を招くだけだ。
21:6 偽りの舌をもって財宝を得る者は、吹き払われるもやのよう。死を追い求める者だ。
21:7 悪しき者たちは自らの暴力に引きずられる。公正を行おうとしないからだ。
21:8 罪人の道はねじれている。しかし、純粋な人の行いは真っ直ぐだ。
21:9 争い好きな女と一緒に家にいるよりは、屋上の片隅に住むほうがよい。
21:10 悪しき者のたましいは悪事に憧れ、その目に隣人へのあわれみはない。
21:11 嘲る者が罰を受けると、浅はかな者が知恵を得る。知恵のある人が賢くなると、その人は知識を加える。
21:12 正しい方は悪者の家を見抜き、悪者どもをわざわいに導かれる。
21:13 貧しい者の叫びに耳を閉ざす者は、自分が呼ぶときにも答えてもらえない。
21:14 ひそかな贈り物は怒りを鎮め、懐の賄賂は激しい憤りを鎮める。