詩篇 39:1~13
39:1 私は言った。私は自分の道に気をつけよう。私が舌で罪を犯さないように。口に口輪をはめておこう。悪しき者が私の前にいる間は。
39:2 私はひたすら黙っていた。良いことにさえ沈黙した。そのため私の痛みは激しくなった。
39:3 心は私のうちで熱くなりうめきとともに火が燃え上がった。そこで私は自分の舌で言った。
39:4 主よお知らせください。私の終わり私の齢がどれだけなのか。私がいかにはかないかを知ることができるように。
39:5 ご覧ください。あなたは私の日数を手幅ほどにされました。あなたの御前では私の一生はないも同然です。人はみなしっかり立ってはいても実に空しいかぎりです。セラ
39:6 まことに人は幻のように歩き回りまことに空しく立ち騒ぎます。人は蓄えるがだれのものになるのか知りません。
39:7 主よ今私は何を待ち望みましょう。私の望みそれはあなたです。
39:8 私のすべての背きから私を助け出してください。私を愚か者のそしりの的としないでください。
39:9 私は黙し口を開きません。あなたがそうなさったからです。
39:10 どうかあなたのむちを取り去ってください。あなたの手に打たれて私は衰え果てました。
39:11 あなたは不義を責めて人を懲らしめシミが食うように人の欲するものをなくされます。実に人はみな空しいものです。セラ
39:12 主よ私の祈りを聞いてください。助けを求める叫びに耳を傾けてください。私の涙に黙っていないでください。私はあなたとともにいる旅人すべての先祖のように寄留の者なのです。
39:13 私を見つめないでください。私が朗らかになれるようにしてください。私が去っていなくなる前に。