10月エペソ人々への手紙黙想【機会を活かす】 20231027 (金) 枝川愛の教会 崔種碩 神学生
エペソ人々への手紙 5:15-21 5:15 ですから、自分がどのように歩んでいるか、あなたがたは細かく注意を払いなさい。知恵のない者としてではなく、知恵のある者として、 5:16 機会を十分に活かしなさい。悪い時代だからです。 5:17 ですから、愚かにならないで、主のみこころが何であるかを悟りなさい。 5:18 また、ぶどう酒に酔ってはいけません。そこには放蕩があるからです。むしろ、御霊に満たされなさい。 5:19 詩と賛美と霊の歌をもって互いに語り合い、主に向かって心から賛美し、歌いなさい。 5:20 いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエス・キリストの名によって、父である神に感謝しなさい。 5:21 キリストを恐れて、互いに従い合いなさい。 現代人には、1日 24時間が足りないという言葉が多くの人々の心を得ています。 私も学期末が近づいてきて、1日 24時間が足りないという言葉を少し実感しています。 しかし、神様の創造の摂理に定められている1日24時間を勝手に増やし減らすことは当然不可能でしょう。 そのため、私たちは与えられている24時間をどのように過ごすかを悩み、与えられている時間をより効率的に活用するために力を注いでいます。 そんな日々を送っている私たちに、今日の御言葉は「機会を十分に活かしなさい。悪い時代だからです。」と言われています。 この世はきっと永遠ではありません。 時が満ち、主が再び来られる日にこの世は最後を迎えます。 必ずしもその日でなくても、私たち人間は誰でも日々与えられているこの世の人生の最後に向かって歩いていきます。 だとしたら、どうやって私たちはこの「機会を活かす」ことを実践できるのでしょうか。 最近「YOLO族」という生き方が多くの人に心を得ています。 「You Only Live Once」、一回だけの人生、しっかり楽しもうというのが彼らの思想です。 キリスト者にとっては少し拒否感が感じられる言葉かも知れませんが、実際キリスト者もこの世での一回だけの人生を正しく生きること、「YOLO」の人生を生きていく必要があります。 私たちは今も与えられている人生の意味、主のみこころが何であるか、引き続き神様に問い。 毎日今日の必要と将来の悩みについて、主のみこころが何であるかを祈っています。 しかし、聖書はすでに、このことについて私たちに何度も答えを示していました。 「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」(第一テサロニケ5:16-18)パウロが私たちに‘悟りなさい’と言った主のみこころは、毎日何を食べるか何を飲むか心配するところにあるのではなく、私たちの日常の生き方にありました。 最近の箴言の御言葉を一緒に黙想しながら、「知恵はイエス・キリストである」ということを一緒に見ました。 そして今日の聖書箇所の始めは、私たちに「知恵のない者のとしてではなく、知恵のある者として」と言われています。 私たちにはすでにイエス・キリストが与えられています。だから私たちは「知恵のある者」です。 従って、私たち知恵のある者の人生を生きていかなければなりません。 日々世の中の必要のための働きに追われて生きていきながら機会を無駄遣いにする人生ではなく、神様による喜びと祈りと感謝が溢れる人生、その人生が機会を活かす人生、知恵のある人生なのでしょう。 https://youtu.be/dpTfyIYvqp0?si=_c1UmQb7VgOVKzfD