Ⅰテモテ 黙想 【公の礼拝の秩序のために】 20250710 (木) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師 

Ⅰテモテ 2:1~15 2:1 そこで、私は何よりもまず勧めます。すべての人のために、王たちと高い地位にあるすべての人のために願い、祈り、とりなし、感謝をささげなさい。 2:2 それは、私たちがいつも敬虔で品位を保ち、平安で落ち着いた生活を送るためです。 2:3 そのような祈りは、私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることです。 2:4 神は、すべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられます。 2:5 神は唯一です。神と人との間の仲介者も唯一であり、それは人としてのキリスト・イエスです。 2:6 キリストは、すべての人の贖いの代価として、ご自分を与えてくださいました。これは、定められた時になされた証しです。 2:7 その証しのために、私は宣教者、使徒、そして、信仰と真理を異邦人に教える教師に任命されました。私は真実を言っていて、偽ってはいません。 2:8 そういうわけで、私はこう願っています。男たちは怒ったり言い争ったりせずに、どこででも、きよい手を上げて祈りなさい。 2:9 同じように女たちも、つつましい身なりで、控えめに慎み深く身を飾り、はでな髪型や、金や真珠や高価な衣服ではなく、 2:10 神を敬うと言っている女たちにふさわしく、良い行いで自分を飾りなさい。 2:11 女は、よく従う心をもって静かに学びなさい。 2:12 私は、女が教えたり男を支配したりすることを許しません。むしろ、静かにしていなさい。 2:13 アダムが初めに造られ、それからエバが造られたからです。 2:14 そして、アダムはだまされませんでしたが、女はだまされて過ちを犯したのです。 2:15 女は、慎みをもって、信仰と愛と聖さにとどまるなら、子を産むことによって救われます。   使徒パウロは、異邦人とユダヤ人、言語と文化、宗教と政治、思想と理念、性別と年齢の違いをも、福音の中に包み込めるという信念を決して捨てませんでした。彼はどんなイデオロギーや思想にも偏ることなく、ユダヤ人とギリシャ人が衝突する複雑で多様な違いの中でも、福音の中での平和を追求しました。パウロの働きは、誰もが共に礼拝できる秩序と安全のある共同体、すなわち公の礼拝の場を築くことでした。 フェミニズムの視点から見ると、今日の本文は差別的構造として読まれることもありますが、パウロの意図はジェンダーによる支配や抑圧ではなく、礼拝共同体の秩序を守り、福音を保とうとする牧会的勧告でした。古代社会は家父長制と奴隷制が共存しており、女性の教育的・社会的地位もまた制限されていました。そのような状況の中で、パウロが女性に教えることを控えるように言ったのは、単なる権威の問題ではなく、当時の教会に混乱をもたらしかねない誤った教えや世俗的な流れを防ぐという公共的秩序への配慮でした。 男女を問わず、すべての信徒は公の礼拝の中で自分自身を節制し、一つの共同体を築くにあたり、互いへの尊重と従順、責任と献身を実践すべきです。公的な場での制限が必ずしも差別であるとは限りません。共同体の中で誰もが秩序に従い、委ねられた秩序の中で礼拝を築くべきです。リーダーは奉仕の責任を全うし、共同体はそれを信頼し従うべきです。それが福音共同体の成熟であり、秩序の本質です。 礼拝中に会衆に沈黙を求めることが、会衆を軽視することにはなりません。それは礼拝という静かな秩序と敬意の空間の中で、すべての人が神の前に出るための姿勢です。その秩序の中で、男性も女性も、年配の人も若者も、皆が自分を低くし、礼拝できるのです。それぞれが自分の位置を守り、互いのために献身するとき、初めて福音の中で一つとなった礼拝が実現するでしょう。

디모데전서 묵상 【공예배의 질서를 위해서】 20250710(목) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

디모데전서 2:1~15 2:1 그러므로 내가 첫째로 권하노니 모든 사람을 위하여 간구와 기도와 도고와 감사를 하되 2:2 임금들과 높은 지위에 있는 모든 사람을 위하여 하라 이는 우리가 모든 경건과 단정한 중에 고요하고 평안한 생활을 하려 함이니라 2:3 이것이 우리 구주 하나님 앞에 선하고 받을실 만한 것이니 2:4 하나님은 모든 사람이 구원을 받으며 진리를 아는데 이르기를 원하시느니라…