ゼカリヤ書 黙想【罪の行方】20251018(土) 枝川愛の教会 崔種碩 神学生

ゼカリヤ書 5:1-11 5:1 私が再び目を上げて見ると、なんと、一つの巻物が飛んでいた。 5:2 御使いは私に言った。「あなたは何を見ているのか。」私は答えた。「飛んでいる巻物を見ています。その長さは二十キュビト、幅は十キュビトです。」 5:3 すると彼は私に言った。「これは全地の面に出て行くのろいだ。盗む者はみな、一方の面に照らし合わせて取り除かれ、また、偽って誓う者はみな、もう一方の面に照らし合わせて取り除かれる。」 5:4 「わたしがそれを送り出す。──万軍の主のことば──それは盗人の家に、また、わたしの名によって偽りの誓いを立てる者の家に入り、その家の真ん中にとどまって、その家を梁と石とともに絶ち滅ぼす。」 5:5 私と話していた御使いが出て来て、私に言った。「目を上げて、この出て行く物が何かを見よ。」 5:6 私が「これは何ですか」と尋ねると、彼は言った。「これは、出て行くエパ升だ。」さらに言った。「これは、全地にある彼らの目だ。」 5:7 見よ。鉛のふたが持ち上げられると、エパ升の中に一人の女が座っていた。 5:8 彼は、「これは邪悪そのものだ」と言って、その女をエパ升の中に閉じ込め、エパ升の口の上に鉛の重しを置いた。 5:9 それから、私が目を上げて見ると、なんと、二人の女が出て来た。その翼は風をはらんでいた。彼女たちには、こうのとりの翼のような翼があり、あのエパ升を地と天の間に持ち上げた。 5:10 私は、私と話していた御使いに尋ねた。「この人たちは、エパ升をどこへ持って行くのですか。」 5:11 彼は私に言った。「シンアルの地に、あの女のために神殿を建てるためだ。それが整うと、そこの台の上にその升を置くのだ。」    ゼカリヤが見た巻物は、神様の完全な裁きでした。あらゆる罪を犯した人々の家に入り、その家を裁き、滅ぼすことがその巻物の役割だったのです。    しかしその後に示された幻には、「エパ升」と呼ばれる穀物を入れるかごと、「邪悪」と呼ばれた女、そして鉛の重しが登場します。天使はその女をエパ升の中に入れ、鉛のかたまりでその上を覆って密封し、それをシンアルの地、バビロンの平野へと運びました。    イスラエルには依然として罪が満ちており、神様は彼らを裁かねばなりませんでした。しかし厳密に言えば、神様が裁かれる対象はイスラエルという民族そのものではなく、彼らの罪でした。それでも神様はご自分の民を深く愛しておられるがゆえに、彼らを滅ぼすのではなく、彼らの中にある罪を滅ぼし、悪を取り除かれることを、このゼカリヤの幻を通して示されたのです。つまりこの幻は、罪に対する神様の裁きと、罪からの回復を同時に表しているのです。      シンアルの地に移されたエファは、罪の起源へと戻されたものとして解釈されるのが一般的です。バビロンのシナル平原は『創世記』のバベルの塔の事件が起こった場所であり、また地理的にもエデンの園と同じ地域にあるとされています。そして罪の始まりは、最初の人間アダムにあったのです。      アダムが負わねばならなかった罪の代価、それを贖うためにこの地に来られた第二のアダムこそ、主イエス・キリストでした。ですからイエス様はすべての罪を背負って十字架につけられ、罪からすべての民を回復されたのです。      私たちの内にあった罪は、その場で消え去ったわけでも、行方不明になったわけでもありません。どこかに移された罪を、誰かが代わりに担ってくださったからこそ、その罪が再び私たちに戻ることなく、その問題が完全に解決されたのです。だからこそ、私たちは自分の罪がどこへ行ったのか、どのようにして回復されたのかを忘れてはなりません。その罪を背負ってくださった主イエス・キリストを決して忘れてはならないのです。 https://youtu.be/oA7pzzRheFc?si=OprDNDH7O4jApzGV

스가랴 묵상【죄의 행방】20251018(토) 에다가와 사랑의교회 최종석 전도사

스가랴 5:1-11 5:1 내가 다시 눈을 들어 본즉 날아가는 두루마리가 있더라 5:2 그가 내게 묻되 네가 무엇을 보느냐 하기로 내가 대답하되 날아가는 두루마리를 보나이다 그 길이가 이십 규빗이요 너비가 십 규빗이니이다 5:3 그가 내게 이르되 이는 온 땅 위에 내리는 저주라 도둑질하는 자는 그 이쪽 글대로 끊어지고 맹세하는 자는 그 저쪽 글대로 끊어지리라 하니 5:4…