マタイによる福音書 黙想 【御霊に対する冒瀆】 20260210(火) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師 

マタイによる福音書 12:22–37 12:22 そのとき、悪霊につかれて目が見えず、口もきけない人が連れて来られた。イエスが癒やされたので、その人はものを言い、目も見えるようになった。 12:23 群衆はみな驚いて言った。「もしかすると、この人がダビデの子なのではないだろうか。」 12:24 これを聞いたパリサイ人たちは言った。「この人が悪霊どもを追い出しているのは、ただ悪霊どものかしらベルゼブルによることだ。」 12:25 イエスは彼らの思いを知って言われた。「どんな国でも分裂して争えば荒れすたれ、どんな町でも家でも分裂して争えば立ち行きません。 12:26 もし、サタンがサタンを追い出しているのなら、仲間割れしたことになります。それなら、どのようにしてその国は立ち行くのですか。 12:27 また、もしわたしが、ベルゼブルによって悪霊どもを追い出しているとしたら、あなたがたの子らが追い出しているのは、だれによってなのですか。そういうわけで、あなたがたの子らが、あなたがたをさばく者となります。 12:28 しかし、わたしが神の御霊によって悪霊どもを追い出しているのなら、もう神の国はあなたがたのところに来ているのです。 12:29 まず強い者を縛り上げるのでなければ、強い者の家に入って家財を奪い取ることが、どうしてできるでしょうか。縛り上げれば、その家を略奪できます。 12:30 わたしに味方しない者はわたしに敵対し、わたしとともに集めない者は散らしているのです。 12:31 ですから、わたしはあなたがたに言います。人はどんな罪も冒瀆も赦していただけますが、御霊に対する冒瀆は赦されません。 12:32 また、人の子に逆らうことばを口にする者でも赦されます。しかし、聖霊に逆らうことを言う者は、この世でも次に来る世でも赦されません。 12:33 木を良いとし、その実も良いとするか、木を悪いとし、その実も悪いとするか、どちらかです。木の良し悪しはその実によって分かります。 12:34 まむしの子孫たち、おまえたち悪い者に、どうして良いことが言えますか。心に満ちていることを口が話すのです。 12:35 良い人は良い倉から良い物を取り出し、悪い者は悪い倉から悪い物を取り出します。 12:36 わたしはあなたがたに言います。人は、口にするあらゆる無益なことばについて、さばきの日に申し開きをしなければなりません。 12:37 あなたは自分のことばによって義とされ、また、自分のことばによって不義に定められるのです。」 悪霊に取りつかれ、目が見えず口もきけなかった人をイエス様が癒やされると、パリサイ人たちはその力をバアル・ゼブルの力を借りたものだと非難した。人の内にいた悪霊が追い出されたにもかかわらず、その出来事を悪霊の力によるものだと説明しようとする論理には説得力がない。悪霊が悪霊を追い出したという主張は、論理的にも成立しない。それは事実を説明しようとする試みではなく、すでに自分の内に定められた結論を守るための、痛々しいほどのこじつけにすぎない。 このような歪みは、私たちの周囲にありふれている。特別な狂気の姿をしているわけではない。社会的地位や宗教的権威を持つ人々であっても、事実を事実として見ず、真実を真実として語らないことがある。彼らは自分の利益や立場に合うものだけを事実として認める。自らの権威や既得権が揺らがないように、事実を否定し、無理な理屈を押し通す。その論理の中には、もはや真実も事実も残っていない。これは認知の歪みである。そこに残るのは、どんな手段を使ってでも自分の立場を守ろうとする頑なさだけである。 先にイエス様が癒やされた悪霊憑きの人の症状は、見えないこと、そして語れないことであった。つまり、その悪霊は人をして真実を見えなくし、事実を語れなくする状態を象徴しているとも言える。その意味で、実際に見えなくされ、語れなくされているのはパリサイ人たちである。彼らは肉体的に目が見えず、口がきけなかった人よりも、さらに深刻なかたちで悪霊に支配されている。目の前に明白な事実が示されているにもかかわらず、ためらいなく歪んだ解釈を下しているからである。 イエス様は、目が見えず語れなかった人に対しては、憐れみをもって癒やしと回復を与えられた。しかし、心を悪意と意図をもって歪める人々の前では、常に例外なく厳しい態度を取られる。悪霊が悪霊を追い出すことはない以上、悪霊が出て行ったのは聖霊の働きによるものである。にもかかわらず、その出来事を最後まで否定し、言い争いを続ける態度は、聖霊の働きを意図的に妨げる行為となる。したがって、イエス様が警告された「聖霊を冒瀆する罪」とは、「自分の利益と自分の頑なさのために、真実を否定し続ける態度」である。それこそが、最も執拗で恐ろしい悪霊の正体である。

마태복음 묵상 【성령을 훼방하는 죄】 20260210(화) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

마태복음 12:22–37 12:22 그 때에 귀신들려 눈 멀고 벙어리 된 자를 데리고 왔거늘 예수께서 고쳐 주시매 그 벙어리가 말하며 보게 된지라 12:23 무리가 다 놀라 가로되 이는 다윗의 자손이 아니냐 하니 12:24 바리새인들은 듣고 가로되 이가 귀신의 왕 바알세불을 힘입지 않고는 귀신을 쫓아 내지 못하느니라 하거늘 12:25 예수께서 저희 생각을 아시고 가라사대 스스로 분쟁하는 나라마다…