民数記 黙想 【欲張りが出会った神】 20250514(水) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師 

民数記 22:31~40 22:31 そのとき、主はバラムの目の覆いを除かれた。すると彼は、主の使いが道に立ちはだかり、抜き身の剣を手に持っているのを見た。彼はひざまずき、伏し拝んだ。 22:32 主の使いは彼に言った。「何のために、あなたは自分のろばを三度も打ったのか。わたしが敵対者として出て来ていたのだ。あなたがわたしの道を踏み外していたからだ。 22:33 ろばはわたしを見て、三度もわたしから身を避けた。もし、ろばがわたしから身を避けていなかったなら、わたしは今すでに、あなたを殺して、ろばを生かしていたことだろう。」 22:34 バラムは主の使いに言った。「私は罪を犯していました。あなたが私をとどめようと道に立ちはだかっておられたのを、私は知りませんでした。今、もし、あなたのお気に召さなければ、私は引き返します。」 22:35 主の使いはバラムに言った。「その人たちと一緒に行け。しかし、わたしがあなたに告げることばだけを告げよ。」そこでバラムはバラクの長たちと一緒に行った。 22:36 バラクはバラムが来たことを聞いて、彼を迎えに、国境の端にあるアルノンの国境のイル・モアブまで出て来た。 22:37 バラクはバラムに言った。「私はあなたを迎えようと、人を遣わさなかったでしょうか。なぜ、私のところに来てくださらなかったのですか。私には、あなたをおもてなしすることが、本当にできないのでしょうか。」 22:38 バラムはバラクに言った。「ご覧なさい。私は今あなたのところに来ているではありませんか。私に何が言えるでしょう。神が私の口に置かれることば、それを私は告げなければなりません。」 22:39 バラムはバラクと一緒に行き、キルヤテ・フツォテに着いた。 22:40 バラクは牛と羊をいけにえとして献げ、それをバラムおよび彼とともにいた長たちにも贈った。   昨日の本文の設定が誤っていたようです。昨日の箇所は、バラムがモアブの王バラクからの最初の呪いの依頼を断る場面(14節まで)でした。バラムは神様の声をはっきりと聞いており、「イスラエルを呪ってはならない」という御心は明確でした。しかし、今日の本文では、より良い条件が提示されると、バラムは神様の御心をもう一度伺うと言い、心変わりの予兆を見せます。結局、彼はイスラエルを呪うために出発します。バラムは神様の言葉を自己流に解釈し、「行ってもよい」という許可にすり替えたのでしょう。御言葉を聞いてもそれを守ろうとしない人は、ついには自分に都合よく解釈してしまうのです。 道に出たバラムの前に、剣を持った主の御使いが立ちふさがりますが、彼には何も見えません。その一方で、彼が乗っていたろばは三度も御使いを見て反応します。最初は畑にそれ、二度目は石垣に足をこすりつけ、三度目は逃げ場がなくなってその場に伏してしまいます。霊的な感覚が完全に閉ざされたバラムは、この状況の意味を悟らず、怒りに駆られてろばを三度も打ちます。神様の預言者が神様の使いを見ず、口のきけない獣が神様を見たのです。 そのとき神様はろばの口を開いて語らせました。「あなたはなぜ、三度も私を打ったのですか?」バラムは怒って、「もし剣を持っていたなら、あなたを殺していただろう」と答えます。するとろばは静かに、しかしはっきりと問い返します。「私はあなたがずっと乗ってきたろばではありませんか?私がこんなことをしたことがありますか?」それは、今あなたが知らないことが起きているという事実を知らせようとする、ろばの親切な言葉でした。 つい先ほどまで神様の声を聞いていたバラムは、今や口のきけない獣から教訓を受ける者となりました。「見利忘義(利益を見て義を忘れる)」、欲にとらわれた瞬間、人は正義を忘れます。人間の欲望が神様の言葉を利用し、それを都合よく書き換え、正当化し始めるとき、神様の声は聞こえず、姿も見えなくなります。欲は人をそれほどまでに愚かにするのです。御言葉に親しんでいなかった者が、欲のために聖書の一節を引っ張って繰り返すとき、それはもはや神様の言葉ではありません。 「鹿を指して馬と言う(指鹿為馬)」、鹿を指して馬だと言ったところで、鹿が馬になるわけではありません。真理をねじ曲げ、利益のために偽りを真実と呼ぶのは、愚かさの極みです。日本語で最もきつい侮辱とされる「バカ(馬鹿)」という言葉は、「馬と鹿」の漢字で書かれています。これは「指鹿為馬」から来た言葉です。自分の利益のために神様を手のひらで覆おうとする者こそが、ろばに学ぶべき真の愚か者なのです。

민수기 묵상 【욕심쟁이가 만난 하나님】 202505014(수) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

민수기 22:31~40 22:31 때에 여호와께서 발람의 눈을 밝히시매 여호와의 사자가 손에 칼을 빼어 들고 길에 선 것을 보고 머리를 숙이고 엎드리니 22:32 여호와의 사자가 그에게 이르되 너는 어찌하여 네 나귀를 이같이 세 번 때렸느냐 보라 네 길이 내 앞에 패역하므로 내가 너를 막으려고 나왔더니 22:33 나귀가 나를 보고 이같이 세 번을 돌이켜 내 앞에서 피하였느니라…

民数記 黙想 【バラムの指鹿為馬】 20250512(月) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師 

民数記 22:15~30 22:15 バラクはもう一度、先の者たちよりも大勢の、しかも位の高い長たちを遣わした。 22:16 彼らはバラムのところに来て彼に言った。「ツィポルの子バラクはこう申しました。『どうか私のところに来るのを断らないでください。 22:17 私はあなたを手厚くもてなします。また、あなたが私に言いつけられることは何でもします。どうか来て、私のためにこの民に呪いをかけてください。』」 22:18 しかし、バラムはバラクの家臣たちに答えた。「たとえバラクが銀や金で満ちた彼の家をくれても、私は私の神、主の命を破ることは、事の大小にかかわらず、断じてできません。 22:19 ですから、あなたがたもまた、今晩ここにとどまりなさい。主が私に何かほかのことをお告げくださるかどうか、確かめましょう。」 22:20 夜、神はバラムのところに来て、彼に言われた。「この者たちがあなたを招きに来たのなら、立って彼らと一緒に行け。だが、あなたはただ、わたしがあなたに告げることだけを行え。」 22:21 バラムは朝起きて、自分のろばに鞍をつけ、モアブの長たちと一緒に行った。 22:22 しかし、彼が行こうとすると、神の怒りが燃え上がり、主の使いが彼に敵対して道に立ちはだかった。バラムはろばに乗っていて、二人の若者がそばにいた。 22:23 ろばは、主の使いが抜き身の剣を手に持って、道に立ちはだかっているのを見た。ろばは道からそれて畑に入って行ったので、バラムはろばを打って道に戻そうとした。 22:24 すると主の使いは、両側に石垣のある、ぶどう畑の間の狭い道に立った。 22:25 ろばは主の使いを見て、石垣にからだを押しつけ、バラムの足を石垣に押しつけたので、バラムはさらにろばを打った。 22:26 主の使いはさらに進んで行って、狭くて、右にも左にもよける余地のない場所に立った。 22:27 ろばは主の使いを見て、バラムを乗せたまま、うずくまってしまった。バラムは怒りを燃やし、杖でろばを打った。 22:28 すると、主がろばの口を開かれたので、ろばはバラムに言った。「私があなたに何をしたというのですか。私を三度も打つとは。」 22:29 バラムはろばに言った。「おまえが私をばかにしたからだ。もし私の手に剣があれば、今、おまえを殺してしまうところだ。」 22:30 ろばはバラムに言った。「私は、あなたが今日この日までずっと乗ってこられた、あなたのろばではありませんか。私がかつて、あなたにこのようなことをしたことがあったでしょうか。」バラムは答えた。「いや、なかった。」   昨日の本文の設定が誤っていたようです。昨日の箇所は、バラムがモアブの王バラクからの最初の呪いの依頼を断る場面(14節まで)でした。バラムは神様の声をはっきりと聞いており、「イスラエルを呪ってはならない」という御心は明確でした。しかし、今日の本文では、より良い条件が提示されると、バラムは神様の御心をもう一度伺うと言い、心変わりの予兆を見せます。結局、彼はイスラエルを呪うために出発します。バラムは神様の言葉を自己流に解釈し、「行ってもよい」という許可にすり替えたのでしょう。御言葉を聞いてもそれを守ろうとしない人は、ついには自分に都合よく解釈してしまうのです。 道に出たバラムの前に、剣を持った主の御使いが立ちふさがりますが、彼には何も見えません。その一方で、彼が乗っていたろばは三度も御使いを見て反応します。最初は畑にそれ、二度目は石垣に足をこすりつけ、三度目は逃げ場がなくなってその場に伏してしまいます。霊的な感覚が完全に閉ざされたバラムは、この状況の意味を悟らず、怒りに駆られてろばを三度も打ちます。神様の預言者が神様の使いを見ず、口のきけない獣が神様を見たのです。 そのとき神様はろばの口を開いて語らせました。「あなたはなぜ、三度も私を打ったのですか?」バラムは怒って、「もし剣を持っていたなら、あなたを殺していただろう」と答えます。するとろばは静かに、しかしはっきりと問い返します。「私はあなたがずっと乗ってきたろばではありませんか?私がこんなことをしたことがありますか?」それは、今あなたが知らないことが起きているという事実を知らせようとする、ろばの親切な言葉でした。 つい先ほどまで神様の声を聞いていたバラムは、今や口のきけない獣から教訓を受ける者となりました。「見利忘義(利益を見て義を忘れる)」、欲にとらわれた瞬間、人は正義を忘れます。人間の欲望が神様の言葉を利用し、それを都合よく書き換え、正当化し始めるとき、神様の声は聞こえず、姿も見えなくなります。欲は人をそれほどまでに愚かにするのです。御言葉に親しんでいなかった者が、欲のために聖書の一節を引っ張って繰り返すとき、それはもはや神様の言葉ではありません。 「鹿を指して馬と言う(指鹿為馬)」、鹿を指して馬だと言ったところで、鹿が馬になるわけではありません。真理をねじ曲げ、利益のために偽りを真実と呼ぶのは、愚かさの極みです。日本語で最もきつい侮辱とされる「バカ(馬鹿)」という言葉は、「馬と鹿」の漢字で書かれています。これは「指鹿為馬」から来た言葉です。自分の利益のために神様を手のひらで覆おうとする者こそが、ろばに学ぶべき真の愚か者なのです。

민수기 묵상 【발람의 지록위마】 202505013(화) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

민수기 22:15~30 22:15 발락이 다시 그들보다 더 높은 귀족들을 더 많이 보내매 22:16 그들이 발람에게로 나아가서 그에게 이르되 십볼의 아들 발락의 말씀에 청컨대 아무 것에도 거리끼지 말고 내게로 오라 22:17 내가 그대를 높여 크게 존귀케 하고 그대가 내게 말하는 것은 무엇이든지 시행하리니 청컨대 와서 나를 위하여 이 백성을 저주하라 하시더이다 22:18 발람이 발락의 신하들에게 대답하여…

民数記 黙想 【主が私に何かほかのことをお告げくださるかどうか】 20250512(月) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師

民数記 22:1–20 22:1 イスラエルの子らは旅を続け、ヨルダンのエリコの対岸にあるモアブの草原に宿営した。 22:2 ツィポルの子バラクは、イスラエルがアモリ人に行ったすべてのことを見た。 22:3 モアブは、イスラエルの民の数が多かったので非常におびえた。それでモアブはイスラエル人に恐怖を抱いた。 22:4 モアブはミディアンの長老たちに言った。「今、この集会は、牛が野の青草をなめ尽くすように、われわれの周りのすべてのものをなめ尽くそうとしている。」ツィポルの子バラクは当時、モアブの王であったが、 22:5 同族の国にある、あの大河のほとりのペトルにいるベオルの子バラムを招こうと、使者たちを遣わして言った。「見なさい。一つの民がエジプトから出て来た。今や、彼らは地の面をおおい、私の目の前にいる。 22:6 今来て、私のためにこの民をのろってもらいたい。この民は私より強い。そうしてくれれば、おそらく私は彼らを討って、この地から追い出すことができるだろう。あなたが祝福する者は祝福され、あなたがのろう者はのろわれることを、私はよく知っている。」 22:7 モアブの長老たちとミディアンの長老たちは、占い料を手にしてバラムのところに行き、バラクのことばを告げた。 22:8 バラムは彼らに言った。「今夜はここに泊まりなさい。主が私に告げられるとおりに、あなたがたに返答しましょう。」モアブの長たちはバラムのもとにとどまった。 22:9 神はバラムのところに来て言われた。「あなたと一緒にいるこの者たちは何者か。」 22:10 バラムは神に言った。「モアブの王ツィポルの子バラクが、私のところに使いをよこし、 22:11 『今ここに、エジプトから出て来た民がいて、地の面をおおっている。さあ来て、私のためにこの民に呪いをかけてくれ。そうしたら、おそらく私は彼らと戦って、追い出すことができるだろう』と申しました。」 22:12 神はバラムに言われた。「あなたは彼らと一緒に行ってはならない。また、その民をのろってもいけない。その民は祝福されているのだから。」 22:13 朝になると、バラムは起きてバラクの長たちに言った。「あなたがたの国に帰りなさい。主は私があなたがたと一緒に行くことをお許しにならないから。」 22:14 モアブの長たちは立ってバラクのところに帰り、そして言った。「バラムは私たちと一緒に来ることを拒みました。」 22:15 バラクはもう一度、先の者たちよりも大勢の、しかも位の高い長たちを遣わした。 22:16 彼らはバラムのところに来て彼に言った。「ツィポルの子バラクはこう申しました。『どうか私のところに来るのを断らないでください。 22:17 私はあなたを手厚くもてなします。また、あなたが私に言いつけられることは何でもします。どうか来て、私のためにこの民に呪いをかけてください。』」 22:18 しかし、バラムはバラクの家臣たちに答えた。「たとえバラクが銀や金で満ちた彼の家をくれても、私は私の神、主の命を破ることは、事の大小にかかわらず、断じてできません。 22:19 ですから、あなたがたもまた、今晩ここにとどまりなさい。主が私に何かほかのことをお告げくださるかどうか、確かめましょう。」 22:20 夜、神はバラムのところに来て、彼に言われた。「この者たちがあなたを招きに来たのなら、立って彼らと一緒に行け。だが、あなたはただ、わたしがあなたに告げることだけを行え。」   イスラエルがヨルダン川の東、モアブの平地に宿営すると、脅威を感じたモアブの王バラクは、神様の言葉を聞くというバラムを呼び寄せ、イスラエルを呪うよう依頼しました。バラクの要請を受けたバラムは神様に伺いを立てたところ、「イスラエルは祝福された者である。彼らを呪ってはならない」と神様は言われました。バラムはその神様の御心と意志をモアブに伝えました。 それにもかかわらず、バラクは使節の格を高め、破格の待遇をもって再びバラムにイスラエルの呪いを願い出ます。すでに神様の御心を伝えていたバラムは再考の余地がありませんでしたが、使節たちに曖昧な余地を残します。「今晩ここにとどまりなさい。主が私に何かほかのことをお告げくださるかどうか、確かめましょう」と言ったのです。 その夜、神様はバラムに語られます。「この者たちがあなたを招きに来たのなら、立って彼らと一緒に行け。だが、あなたはただ、わたしがあなたに告げることだけを行え」と。神様は「彼らがあなたを呼びに来たなら」と言われましたが、実際にはバラムが彼らを引き止めていたのです。つまり、「どうしても行きたいのなら行けばよい」ということでした。しかし「イスラエルを呪ってはならない」という点については、厳しく念を押されたのです。 バラクがより良い条件を示したとき、バラムの心はすでに揺れていました。富と名誉を試してみたところ、簡単にこの世に従ってしまったのです。悪に向かう最初の一歩は、卑しさなのかもしれません。神様はすでに語ってくださったのに、さらに別の言葉を待つというのは、自分の欲のために御言葉を書き換えようとする宣言に他なりません。花はしぼみ、草は枯れても、私たちの神様の言葉は永遠に立つと言われましたが、欲に満ちた人間の卑しさは、その神様の御言葉さえも都合によって覆してしまうのです。

민수기 묵상 【내게 무슨 말씀을 더 하실는지】 202505012(월) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

민수기 22:1–20 22:1 이스라엘 자손이 또 진행하여 모압 평지에 진쳤으니 요단 건너편 곧 여리고 맞은편이더라 22:2 십볼의 아들 발락이 이스라엘이 아모리인에게 행한 모든 일을 보았으므로 22:3 모압이 심히 두려워하였으니 이스라엘 백성의 많음을 인함이라 모압이 이스라엘 자손의 연고로 번민하여 22:4 미디안 장로들에게 이르되 이제 이 무리가 소가 밭의 풀을 뜯어먹음 같이 우리 사면에 있는 것을 다…

民数記 黙想 【主が私に何かほかのことをお告げくださるかどうか】 20250512(月) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師 

民数記 22:1–20 22:1 イスラエルの子らは旅を続け、ヨルダンのエリコの対岸にあるモアブの草原に宿営した。 22:2 ツィポルの子バラクは、イスラエルがアモリ人に行ったすべてのことを見た。 22:3 モアブは、イスラエルの民の数が多かったので非常におびえた。それでモアブはイスラエル人に恐怖を抱いた。 22:4 モアブはミディアンの長老たちに言った。「今、この集会は、牛が野の青草をなめ尽くすように、われわれの周りのすべてのものをなめ尽くそうとしている。」ツィポルの子バラクは当時、モアブの王であったが、 22:5 同族の国にある、あの大河のほとりのペトルにいるベオルの子バラムを招こうと、使者たちを遣わして言った。「見なさい。一つの民がエジプトから出て来た。今や、彼らは地の面をおおい、私の目の前にいる。 22:6 今来て、私のためにこの民をのろってもらいたい。この民は私より強い。そうしてくれれば、おそらく私は彼らを討って、この地から追い出すことができるだろう。あなたが祝福する者は祝福され、あなたがのろう者はのろわれることを、私はよく知っている。」 22:7 モアブの長老たちとミディアンの長老たちは、占い料を手にしてバラムのところに行き、バラクのことばを告げた。 22:8 バラムは彼らに言った。「今夜はここに泊まりなさい。主が私に告げられるとおりに、あなたがたに返答しましょう。」モアブの長たちはバラムのもとにとどまった。 22:9 神はバラムのところに来て言われた。「あなたと一緒にいるこの者たちは何者か。」 22:10 バラムは神に言った。「モアブの王ツィポルの子バラクが、私のところに使いをよこし、 22:11 『今ここに、エジプトから出て来た民がいて、地の面をおおっている。さあ来て、私のためにこの民に呪いをかけてくれ。そうしたら、おそらく私は彼らと戦って、追い出すことができるだろう』と申しました。」 22:12 神はバラムに言われた。「あなたは彼らと一緒に行ってはならない。また、その民をのろってもいけない。その民は祝福されているのだから。」 22:13 朝になると、バラムは起きてバラクの長たちに言った。「あなたがたの国に帰りなさい。主は私があなたがたと一緒に行くことをお許しにならないから。」 22:14 モアブの長たちは立ってバラクのところに帰り、そして言った。「バラムは私たちと一緒に来ることを拒みました。」 22:15 バラクはもう一度、先の者たちよりも大勢の、しかも位の高い長たちを遣わした。 22:16 彼らはバラムのところに来て彼に言った。「ツィポルの子バラクはこう申しました。『どうか私のところに来るのを断らないでください。 22:17 私はあなたを手厚くもてなします。また、あなたが私に言いつけられることは何でもします。どうか来て、私のためにこの民に呪いをかけてください。』」 22:18 しかし、バラムはバラクの家臣たちに答えた。「たとえバラクが銀や金で満ちた彼の家をくれても、私は私の神、主の命を破ることは、事の大小にかかわらず、断じてできません。 22:19 ですから、あなたがたもまた、今晩ここにとどまりなさい。主が私に何かほかのことをお告げくださるかどうか、確かめましょう。」 22:20 夜、神はバラムのところに来て、彼に言われた。「この者たちがあなたを招きに来たのなら、立って彼らと一緒に行け。だが、あなたはただ、わたしがあなたに告げることだけを行え。」 イスラエルがヨルダン川の東、モアブの平地に宿営すると、脅威を感じたモアブの王バラクは、神様の言葉を聞くというバラムを呼び寄せ、イスラエルを呪うよう依頼しました。バラクの要請を受けたバラムは神様に伺いを立てたところ、「イスラエルは祝福された者である。彼らを呪ってはならない」と神様は言われました。バラムはその神様の御心と意志をモアブに伝えました。 それにもかかわらず、バラクは使節の格を高め、破格の待遇をもって再びバラムにイスラエルの呪いを願い出ます。すでに神様の御心を伝えていたバラムは再考の余地がありませんでしたが、使節たちに曖昧な余地を残します。「今晩ここにとどまりなさい。主が私に何かほかのことをお告げくださるかどうか、確かめましょう」と言ったのです。 その夜、神様はバラムに語られます。「この者たちがあなたを招きに来たのなら、立って彼らと一緒に行け。だが、あなたはただ、わたしがあなたに告げることだけを行え」と。神様は「彼らがあなたを呼びに来たなら」と言われましたが、実際にはバラムが彼らを引き止めていたのです。つまり、「どうしても行きたいのなら行けばよい」ということでした。しかし「イスラエルを呪ってはならない」という点については、厳しく念を押されたのです。 バラクがより良い条件を示したとき、バラムの心はすでに揺れていました。富と名誉を試してみたところ、簡単にこの世に従ってしまったのです。悪に向かう最初の一歩は、卑しさなのかもしれません。神様はすでに語ってくださったのに、さらに別の言葉を待つというのは、自分の欲のために御言葉を書き換えようとする宣言に他なりません。花はしぼみ、草は枯れても、私たちの神様の言葉は永遠に立つと言われましたが、欲に満ちた人間の卑しさは、その神様の御言葉さえも都合によって覆してしまうのです。 https://youtu.be/VKfQkkszy4E?si=O9r1p2xMHpcc4rii

민수기 묵상 【내게 무슨 말씀을 더 하실는지】 202505012(월) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

민수기 22:1–20 22:1 이스라엘 자손이 또 진행하여 모압 평지에 진쳤으니 요단 건너편 곧 여리고 맞은편이더라 22:2 십볼의 아들 발락이 이스라엘이 아모리인에게 행한 모든 일을 보았으므로 22:3 모압이 심히 두려워하였으니 이스라엘 백성의 많음을 인함이라 모압이 이스라엘 자손의 연고로 번민하여 22:4 미디안 장로들에게 이르되 이제 이 무리가 소가 밭의 풀을 뜯어먹음 같이 우리 사면에 있는 것을 다…

民数記 黙想 【頂から見える景色】 20250510(土) 枝川愛の教会 崔種碩 神学生

民数記 21:10-20 21:10 イスラエルの子らは旅立って、オボテで宿営した。 21:11 彼らはオボテを旅立ち、日の昇る方、モアブに面した荒野にあるイエ・ハ・アバリムに宿営した。 21:12 彼らはそこを旅立ち、ゼレデの谷に宿営し、 21:13 さらにそこを旅立って、アモリ人の国境から広がっている荒野にある、アルノン川の対岸に宿営した。アルノン川は、モアブとアモリ人との間にあるモアブの国境だったからである。 21:14 それで、『主の戦いの書』にもこう言われている。「スパのワヘブとアルノンの谷川とともに、 21:15 アルの定住地に達する谷川の支流は、モアブの領土を支えている。」 21:16 彼らはそこからベエルに向かった。それは主がモーセに、「民を集めよ。わたしが彼らに水を与える」と言われた井戸である。 21:17 そのとき、イスラエルはこの歌を歌った。「井戸よ、湧きいでよ。あなたがたは、これに向かって歌え。 21:18 笏をもって、杖をもって、君主たちが掘り、民の尊き者たちが掘り下げたその井戸に。」彼らは荒野からマタナに進み、 21:19 マタナからナハリエルに、ナハリエルからバモテに、 21:20 バモテからモアブの野にある谷に行き、荒れ野を見下ろすピスガの頂に着いた。  イスラエルの子らが不平を言ったことによって起きた、燃える蛇の事件の後、イスラエルは再び荒れ野での旅を続けます。彼らが不平を言っていたその道は変わらず、神様は彼らをその道へと導かれました。    そしてイスラエルの民がその道の上で出会ったのは、彼らが不平を言いながら忘れていた神様の恵みでした。不可能に思えた戦いに勝利した記憶、渇きに苦しんでいた自分たちに水を与えてくださった出来事、振り返ってみると、彼らの荒れ野での生活は恵みの連続だったのです。    そのように道を進みながら、彼らが立ったのは、荒れ野を見下ろす山の頂でした。一つ一つ、神様の恵みの断片的な瞬間を通り過ぎながら、彼らはその山の上から荒れ野を見下ろし、そのすべての道に共におられた神様を見ることができたことでしょう。神様はその山の上へと民を導かれました。    私たちが神様の恵みを忘れてしまい、それに気づけずにいるとき、神様は時に、これまでの歩みを振り返る時間を私たちに与えてくださいます。そしてその時間を通して、もう一度私たちに語りかけておられるのです。「今まであなたと共にいたように、今も共におり、これからも共にいる」と。    ピスガの山頂から見える風景は、確かに荒れ果てた厳しい荒れ野です。しかしイスラエルの民の目に映った荒れ野の姿は、神様と共に歩み、神様の恵みに満ちていた時間が詰まった道であり、再び直面しなければならない苦難の場所ではなく、神様と共に歩んでいく希望の場所だったことでしょう。    私たちの人生を見下ろす頂があるとすれば、その場所から自分の人生を振り返るとき、私たちは何を見ているでしょうか。何に焦点を当てているでしょうか。私たちの目に映る過ぎ去った日々は、荒れ果てた荒れ野のように思えるかもしれません。しかし、信仰の目で人生を振り返るなら、そこには確かに神様が共におられたこと、神様の恵みが満ちていたことが見えてくるでしょう。 https://youtu.be/VKfQkkszy4E?si=O9r1p2xMHpcc4rii

민수기 묵상【꼭대기의 풍경】20250510(토) 에다가와 사랑의교회 최종석 전도사

민수기 21:10-20 21:10 이스라엘 자손이 그 곳을 떠나 오봇에 진을 쳤고 21:11 오봇을 떠나 모압 앞쪽 해 돋는 쪽 광야 이예아바림에 진을 쳤고 21:12 거기를 떠나 세렛 골짜기에 진을 쳤고 21:13 거기를 떠나 아모리인의 영토에서 흘러 나와서 광야에 이른 아르논 강 건너편에 진을 쳤으니 아르논은 모압과 아모리 사이에서 모압의 경계가 된 곳이라 21:14 이러므로 여호와의…