QT

Ⅱサムエル 13:1~14
13:1 その後のことである。ダビデの子アブサロムに、タマルという名の美しい妹がいた。ダビデの子アムノンは彼女に恋をした。
13:2 アムノンは、妹タマルのゆえに苦しんで、病気になるほどであった。というのは、彼女が処女であって、アムノンには、彼女に何かをするということはとてもできないと思われたからである。
13:3 アムノンには、ダビデの兄弟シムアの息子でヨナダブという名の友人がいた。ヨナダブは非常に知恵のある男であった。
13:4 彼はアムノンに言った。「王子様。なぜ、朝ごとにやつれていかれるのですか、そのわけを話してください。」アムノンは彼に言った。「私は、兄弟アブサロムの妹タマルを愛している。」
13:5 ヨナダブは彼に言った。「床に伏せて、病気のふりをなさってください。父君が見舞いに来られたら、こう言うのです。『どうか、妹のタマルをよこして、私に食事をとらせるようにしてください。彼女が私の目の前で食事を作って、私はそれを見守り、彼女の手から食べたいのです。』」
13:6 アムノンは床につき、仮病を使った。王が見舞いに来ると、アムノンは王に言った。「どうか、妹のタマルをよこし、目の前で団子を二つ作らせてください。私は彼女の手から食べたいのです。」
13:7 ダビデは、タマルの家に人を遣わして言った。「兄さんのアムノンの家に行って、病人食を作ってあげなさい。」
13:8 タマルが兄アムノンの家に行ったところ、彼は床についていた。彼女は生地を取ってそれをこね、彼の目の前で団子を作ってそれをゆでた。
13:9 彼女は鍋を取り、それを彼の前によそったが、彼は食べることを拒んだ。アムノンが「皆の者をここから出て行かせよ」と言ったので、みなアムノンのところから出て行った。
13:10 アムノンはタマルに言った。「食事を寝室に持って来ておくれ。私はおまえの手からそれを食べたい。」タマルは、自分が作ったゆでた団子を兄のアムノンの寝室に持って来た。
13:11 彼女が食べさせようとして、彼に近づくと、彼は彼女を捕まえて言った。「妹よ、おいで。私と寝よう。」
13:12 彼女は言った。「いけません。兄上。乱暴してはいけません。イスラエルでは、こんなことはしません。こんな愚かなことをしないでください。
13:13 私は、この汚名をどこに持って行けるでしょうか。あなたも、イスラエルで愚か者のようになるのです。今、王に話してください。きっと、王は私があなたに会うのを拒まないでしょう。」
13:14 しかし、アムノンは彼女の言うことを聞こうともせず、力ずくで彼女を辱めて、彼女と寝た。

 

ダビデが忠臣のウリヤを殺し、その妻のバテ・シェバを自分の妻に迎えた後、バテ・シェバが出産した子が死にます。その間、預言者ナタンが、ダビデの罪を指摘し、ダビデはそれを認めて悔い改めました。ナタン預言者は、ダビデの悔い改めとは別に、彼の家に刀が離れないと予告します。ダビデはたとえ悪を犯したとしても悔い改めた後、預言者の言葉を心に刻みました。

 

ダビデは正気に戻りましたが、覆水盆に返らずです。越えてはならない線であるなら、越えないのが信仰ですが、肉体というものは信じられないものであって間違いという可能性は常にあります。万が一間違った時にも信仰は依然として必要です。その時は「私は悔い改めました、とか神様に赦してもらいました」などの自己弁護ではなく、応分の責任を負うのが信仰です。

 

邪悪な罪を犯したダビデですが、ダビデの総合的な評価を信仰であった言わざるを得ないのは、責任を負う心構えがあるからです。韓国では少なくない牧師がセックススキャンダルを起こしています。今や残念、驚きではなく、一般的なニュースになってしまいました。強制的な性的暴行や繰り返す不倫を犯したのに、神様に赦してもらったと言います。そのような種類は、悪い牧師ではなく、神様を信じたことのない人間です。

 

ダビデの家に刀が離れないと言われたのはただの脅しではありませんでした。ダビデがヘブロンにいた時、イスルエル出身のアヒノアムの間に生まれた長男アムノンが自分の妹タマルを愛します。タマルの母はゲシュルの王タルマイの娘マアカで、タマルの実兄の名前がアブサロムです。アムノンは美しかった異母妹のタマルに片思いをしていました。

 

愚かなアムノンには悪い友たちヨナダブがいました。ヨナダブは恋煩いのアムノンにタマルを強姦するようにそそのかします。作戦まで組みます。お見舞いを口実にタマルを誘導します。アムノンは頼みながら抵抗するタマルを強姦しました。アムノンは幼い頃、父親のダビデを通して暴力と不倫を学んだはずです。恐ろしいことです。ダビデの家に刀が始まりました。ダビデにはウリヤに返さなければならない血の涙があるからです。