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出エジプト記 31章1~11
31:1 主はモーセに次のように告げられた。
31:2 「見よ。わたしは、ユダ部族に属する、フルの子ウリの子ベツァルエルを名指して召し、
31:3 彼に、知恵と英知と知識とあらゆる務めにおいて、神の霊を満たした。
31:4 それは、彼が金や銀や青銅の細工に意匠を凝らし、
31:5 はめ込みの宝石を彫刻し、木を彫刻し、あらゆる仕事をするためである。
31:6 見よ。わたしは、ダン部族に属する、アヒサマクの子オホリアブを彼とともにいるようにする。わたしは、すべて心に知恵ある者の心に知恵を授ける。彼らは、わたしがあなたに命じたすべてのものを作る。
31:7 すなわち、会見の天幕、あかしの箱、その上の『宥めの蓋』、天幕のすべての備品、
31:8 机とその備品、きよい燭台とそのすべての器具、香の祭壇、
31:9 全焼のささげ物の祭壇とそのすべての用具、洗盤とその台、
31:10 式服、すなわち、祭司アロンの聖なる装束と、その子らが祭司として仕えるための装束、
31:11 注ぎの油、聖所のための香り高い香である。彼らは、すべて、わたしがあなたに命じたとおりに作らなければならない。」

 

神様は幕屋建築の担当者としてベツァルエルとオホリアブを指名し、彼らに召された者としての責任を果たすことができる、才能と実力を与えてくださいます。神様は才能と実力の結果を見て召されるのではありません。まず召して、召された後、従う人に神様の力が与えられます。召された人は、神様の霊に満たされ、召しに相応しい知識と経験と才能を与えられます。ですから、私たちは、実力と才能を考える前に、神様の召しを先に考えなければなりません。神様の召しに従えば、神様はそれに相応しい力を満たしてくださいます。

 

神様から与えられた賜物の中で最もよい賜物はベツァルエルとオホリアブが協力することの賜物ことです。モーセとベツァルエルが協力し、ベツァルエルはオホリアブと協力します。神様は、心に知恵ある者の心に知恵を授けると言われます。その知恵というのは協力ではないでしょうか。一人の人が腕を長くしても、その腕が抱えるには限界があります。より大きなものを抱えるためには、自分の腕を延ばすのではなく、そばにいる同労者の手を結びあって協力することです。同様に、召しに応える聖徒がいることで、教会は賜物であふれ、それらの協力を通して神様の教会は立てられていきます。