創世記 黙想37【破れるヤコブの平和】221013(木) 枝川愛の教会

創世記 34:1~1734:1 レアがヤコブに産んだ娘ディナは、その土地の娘たちを訪ねようと出かけて行った。34:2 すると、その土地の族長であるヒビ人ハモルの子シェケムが彼女を見て、これを捕らえ、これと寝て辱めた。34:3 彼はヤコブの娘ディナに心を奪われ、この若い娘を愛し、彼女に優しく語りかけた。34:4 シェケムは父のハモルに言った。「この娘を私の妻にしてください。」34:5 ヤコブは、シェケムが自分の娘ディナを汚したことを聞いた。息子たちは、そのとき、家畜を連れて野にいた。それでヤコブは、彼らが帰って来るまで黙っていた。34:6 シェケムの父ハモルは、ヤコブと話し合うためにやって来た。34:7 ヤコブの息子たちは野から帰って来て、このことを聞いた。息子たちは心を痛め、激しく怒った。シェケムがヤコブの娘と寝て、イスラエルの中で恥辱となることを行ったからである。このようなことは、してはならないことである。34:8 ハモルは彼らに語りかけた。「私の息子シェケムは、心からあなたがたの娘さんを恋い慕っています。どうか娘さんを息子の嫁にしてください。34:9 私たちは互いに姻戚関係を結びましょう。あなたがたの娘さんを私たちに下さり、私たちの娘をあなたがたが迎えてください。34:10 そうして私たちとともに住んでください。この土地は、あなたがたの前に広がっています。ここに住み、自由に行き来し、ここに土地を得てください。」34:11 シェケムは彼女の父や兄弟たちに言った。「皆さんのご好意を得られるのなら、おっしゃる物を何でも差し上げます。34:12 どんなに高い花嫁料や贈り物であっても、私にお求めください。おっしゃるとおりに差し上げます。ですから、どうか、あの人を私の妻に下さい。」34:13 ヤコブの息子たちは、シェケムが自分たちの妹ディナを汚したので、シェケムとその父ハモルをだまそうとして、34:14 答えた。「割礼を受けていない者に私たちの妹をやるような、そんなことは、私たちにはできません。それは、私たちにとって恥辱となることですから。34:15 ただし、次の条件でなら同意しましょう。もし、あなたがたの男たちがみな、割礼を受けて、私たちと同じようになるなら、34:16 私たちの娘たちをあなたがたに嫁がせ、あなたがたの娘たちを妻に迎えましょう。そうして私たちはともに住み、一つの民となりましょう。34:17 しかし、もし、あなたがたが私たちの言うことを聞かず、割礼を受けないなら、私たちは娘を連れてここを去ります。」   ヤコブがシェケムに定着した後、ヤコブとレアの間に生まれた末娘のディナがシェケムの酋長に強姦される事件が起こります。これでヤコブの平和が破られてしまいます。ディナはまだシェケムが連れていて、シェケムはヤコブに来てディナとの結婚を要めます。野で働いて帰ってきたヤコブの息子たちがこれを聞いて、シェケムに対して怒り、結婚したいならイスラエル人と同じように割礼を受けることを求めます。それはシェケムだけでなく、部族全体が割礼を受け、イスラエルと友になったら結婚を許可するという条件でした。しかし、実は割礼が目的ではなく、割礼による戦闘力の喪失が目的です。   お兄さんたちが怒ったように、それ以上にお父さんのヤコブも怒ったはずですが、なぜかここでヤコブは何もいいません。ディナがやられたことを聞いたヤコブは息子たちが来るまで待ち、何の反応もしませんでした。その後も何も言いません。ヤコブは家族全体を考えていたので感情的に対応することはできませんでした。ヤコブは少数者としてカナン人と共存しなければならない立場だからです。   そのため、ヤコブはこの事件の解決に積極的ではなく、むしろまだ幼い息子たちに頼っている様子です。そして、ディナと母親の同じレアの息子たちはこのことでひどく怒っているのです。ヤコブがこの問題を明確に解決せず、息子たちに任せたことで、問題はさらに大きいことになります。ヤコブの苦労はまだまだ終わりません。

창세기 묵상37【깨어지는 야곱의 평화】221013(목) 에다가와 사랑의 교회

창세기 34:1~1734:1 레아가 야곱에게 낳은 딸 디나가 그 땅 여자를 보러 나갔더니34:2 히위 족속 중 하몰의 아들 그 땅 추장 세겜이 그를 보고 끌어들여 강간하여 욕되게 하고34:3 그 마음이 깊이 야곱의 딸 디나에게 연련하며 그 소녀를 사랑하여 그의 마음을 말로 위로하고34:4 그 아비 하몰에게 청하여 가로되 이 소녀를 내 아내로 얻게 하여주소서 하였더라34:5 야곱이 그…