Ⅱ列王記 黙想 【滅びる国】 20240725(木) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師 

Ⅱ列王記 15:27~3815:27 ユダの王アザルヤの第五十二年に、レマルヤの子ペカがサマリアでイスラエルの王となり、二十年間、王であった。15:28 彼は主の目に悪であることを行い、イスラエルに罪を犯させたネバテの子ヤロブアムの罪から離れなかった。15:29 イスラエルの王ペカの時代に、アッシリアの王ティグラト・ピレセルが来て、イヨン、アベル・ベテ・マアカ、ヤノアハ、ケデシュ、ハツォル、ギルアデ、ガリラヤ、ナフタリの全土を占領し、その住民をアッシリアへ捕らえ移した。15:30 そのとき、エラの子ホセアはレマルヤの子ペカに対して謀反を企て、彼を打ち殺して、ウジヤの子ヨタムの第二十年に、彼に代わって王となった。15:31 ペカについてのその他の事柄、彼が行ったすべてのことは、『イスラエルの王の歴代誌』にまさしく記されている。15:32 イスラエルの王レマルヤの子ペカの第二年に、ユダの王ウジヤの子ヨタムが王となった。15:33 彼は二十五歳で王となり、エルサレムで十六年間、王であった。彼の母の名はエルシャといい、ツァドクの娘であった。15:34 彼は、すべて父ウジヤが行ったとおりに、主の目にかなうことを行った。15:35 ただし、高き所は取り除かれなかった。民はなおも、高き所でいけにえを献げたり、犠牲を供えたりしていた。彼は主の宮の上の門を建てた。15:36 ヨタムが行ったその他の事柄、それは『ユダの王の歴代誌』に確かに記されている。15:37 そのころ、主はアラムの王レツィンとレマルヤの子ペカを、ユダに対して送り始められた。15:38 ヨタムは先祖とともに眠りにつき、先祖とともにその父ダビデの町に葬られた。彼の子アハズが代わって王となった。   王を殺して王となり、その王は神様の前で罪を犯し、また反乱によって殺されることが繰り返されます。繰り返すだけならまだしも、結局は体質が弱くなり、滅びの道を歩み始めます。悔い改めも体力があるうちにしなければなりません。イスラエルは神の外で力を使い果たし、今や悔い改める力さえ持てません。サムソンが神様に最後の力を求め、ペリシテ人を殺したのは、神様がなさるべきことを一気に成したに過ぎず、サムソンにとって誇れることではなく、ただ恥ずかしいだけです。力が残っているうちに悔い改めるべきでした。北イスラエルは既にアッシリアに部分的に侵略され始めました。アッシリア王ティグラト・ピレセルにより、イスラエルの領土の一部を失い、多くの人々が捕虜として連れて行かれました。驚くべきことに、北イスラエル王国は滅びて解体されるにもかかわらず、最後まで悔い改めないのです。   歴史から教訓を得るためには、栄えた理由よりも滅びた理由を学ぶべきです。読んできたように、北イスラエルは王朝と王があまりにも頻繁に変わりました。短期間の間に王家の暗殺が繰り返され、政治的に混乱し、それは王だけでなく国全体が死に向かう結果を招きました。王権が安定せず、国家の安定性が弱まり、外部からの侵略に対して脆弱になりました。内部が崩れれば外部に穴が開くのは当然です。もちろん時代的にはアッシリアの力が強大化していた時期でもありますが、第一の原因は外部ではなく内部にあります。   このように、ホセアがペカ王を殺して王となりますが、これまで王を殺しても何も解決しなかったのです。ホセアも国を守ることはできないでしょう。チャーチルが人生の本と称したエドワード・ギボンの『ローマ帝国衰亡史』は、ローマの滅亡の原因を外部からの侵入よりも、市民の道徳性の低下と政治の腐敗に求めています。市民の道徳性や倫理意識が弱まり、公共の善よりも個人の利益に執着し、ローマの政治構造が腐敗し変質したというのです。皇帝の座を巡る暗殺と内戦が絶えず、このような政治的な不安定が帝国を弱体化させました。利己的な市民意識、恥を知らない宗教、政治の混乱とリーダーシップの欠如は、現代に生きる私たちにも馴染み深いものです。    

열왕기하 묵상 【망하는 나라】 20240725(목) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

열왕기하 15:27~3815:27 유다 왕 아사랴 오십 이년에 르말랴의 아들 베가가 이스라엘 왕이 되어 사마리아에서 이십년을 치리하며15:28 여호와 보시기에 악을 행하여 이스라엘로 범죄케 한 느밧의 아들 여로보암의 죄에서 떠나지 아니하였더라15:29 이스라엘 왕 베가 때에 앗수르 왕 디글랏 빌레셀이 와서 이욘과 아벨벳마아가와 야노아와 게데스와 하솔과 길르앗과 갈릴리와 납달리 온 땅을 취하고 그 백성을 사로잡아 앗수르로 옮겼더라15:30 웃시야의…

Ⅱ列王記 黙想 【シシュポスの石】 20240724(水) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師 

Ⅱ列王記 15:13~2615:13 ヤベシュの子シャルムは、ユダの王ウジヤの第三十九年に王となり、サマリアで一か月間、王であった。15:14 ガディの子メナヘムは、ティルツァから上ってサマリアに至り、ヤベシュの子シャルムをサマリアで打ち、彼を殺して、彼に代わって王となった。15:15 シャルムについてのその他の事柄、彼が企てた謀反は、『イスラエルの王の歴代誌』にまさしく記されている。15:16 そのとき、メナヘムはティルツァから出て、ティフサフとその住民、その領地を討った。彼らが城門を開かなかったので、その中のすべての妊婦たちを打ち殺して切り裂いた。15:17 ユダの王アザルヤの第三十九年に、ガディの子メナヘムがイスラエルの王となり、サマリアで十年間、王であった。15:18 彼は主の目に悪であることを行い、一生の間、イスラエルに罪を犯させたネバテの子ヤロブアムの罪から離れなかった。15:19 アッシリアの王プルがこの国に来たとき、メナヘムは銀千タラントをプルに与えた。プルの援助によって、王国を強くするためであった。15:20 メナヘムは、イスラエルのすべての有力者にそれぞれ銀五十シェケルを供出させ、これをアッシリアの王に与えたので、アッシリアの王は引き返し、この国にとどまらなかった。15:21 メナヘムについてのその他の事柄、彼が行ったすべてのこと、それは『イスラエルの王の歴代誌』に確かに記されている。15:22 メナヘムは先祖とともに眠りにつき、その子ペカフヤが代わって王となった。15:23 ユダの王アザルヤの第五十年に、メナヘムの子ペカフヤがサマリアでイスラエルの王となり、二年間、王であった。15:24 彼は主の目に悪であることを行い、イスラエルに罪を犯させたネバテの子ヤロブアムの罪から離れなかった。15:25 彼の侍従、レマルヤの子ペカは、彼に対して謀反を企て、サマリアの王宮の高殿で、ペカフヤとアルゴブとアルエを打ち殺した。ペカには五十人のギルアデ人が加わっていた。ペカはペカフヤを殺し、彼に代わって王となった。15:26 ペカフヤについてのその他の事柄、彼が行ったすべてのことは、『イスラエルの王の歴代誌』にまさしく記されている。   シシュフォスの神話では、シシュポスは絶えず岩を山の頂上まで引き上げますが、岩は再び下に転がり落ちることを繰り返します。この作業は繰り返しで無意味なものでした。方向が間違っているため、努力しても成果が得られないことを「シシュポスの作業(Sisyphean Task)」と言います。人間の熱心さや意志を称賛するものではありません。熱心に取り組んでも、より大きな困難に直面するのは、方向が間違っているからです。その熱心さはすぐに狂気に変わります。根性ではなく、ただの愚かさです。失敗はすでに決まっています。シシュポスは岩を置いて方向性について悩むべきです。   イスラエルとユダの王たちの権力闘争は、シシュポスの作業のようです。王になっても、王の地位を持つのはわずか一か月で、死にます。それはまるで蛇が自分の尾を噛んで食い、食われるようなものです。本文が始まる13節の名前が印象的でした。「ヤベシュの子シャルムは、ユダの王ウジヤの第三十九年に王となり、サマリアで一か月間、王であった。」ヤベスは「苦しみ」を意味し、その息子シャルムは「平和」を意味します。しかし彼は一か月で死ぬ平和のない人です。王ほど人間らしくない、平和らしくないものはないようです。   シシュポスの無意味な目的のように、列王たちは意味もなく死に、また殺されます。妊娠した女性や子どもまで全て殺します。夏の公園を散歩すると、道に出て干からびたミミズを見つけることがあります。湿った場所にいるべきミミズが方向を間違えて道に出て貫かず、戻れず、干からびてしまったのです。見るに気持ちが悪いですが、一方でかわいそうです。イスラエルとユダの列王、いや全ての権力を貪る者たちは、みな栄光を追い求めますが、方向が定まってないから道端に干からびているミミズのように散らばるでしょう。   裏切った者は裏切られ、殺した者は殺されるでしょう。人類が存在する限り、人間の欲望と貪欲は消えないでしょう。愚かなミミズは絶えず道を渡ろうとし、シシュポスは朝早くから岩を転がし続けます。世界は山に岩を引き上げようとするシシュポスのうめき声を聞き、道を渡れないミミズの悲鳴を聞くことになります。人が御言葉の中で人生の意味を見つけ、それを実践しなければ、方向を失い「ただ熱心に」生きることになるでしょう。      

열왕기하 묵상 【시지프스의 과업】 20240724(수) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

열왕기하 15:13~2615:13 유다 왕 웃시야 삼십 구년에 야베스의 아들 살룸이 사마리아에서 왕이 되어 한 달을 치리하니라15:14 가디의 아들 므나헴이 디르사에서부터 사마리아로 올라가서 야베스의 아들 살룸을 거기서 죽이고 대신하여 왕이 되니라15:15 살룸의 남은 사적과 그 모반한 일은 이스라엘 왕 역대지략에 기록되니라15:16 그 때에 므나헴이 디르사에서 와서 딥사와 그 가운데 있는 모든 사람과 그 사방을 쳤으니 이는…

Ⅱ列王記 黙想 【高き所の宗教】 20240723(火) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師 

Ⅱ列王記 15:1~1215:1 イスラエルの王ヤロブアムの第二十七年に、ユダの王アマツヤの子アザルヤが王となった。15:2 彼は十六歳で王となり、エルサレムで五十二年間、王であった。彼の母の名はエコルヤといい、エルサレム出身であった。15:3 彼は、すべて父アマツヤが行ったとおりに、主の目にかなうことを行った。15:4 ただし、高き所は取り除かれなかった。民はなおも、その高き所でいけにえを献げたり、犠牲を供えたりしていた。15:5 主が王を打たれたので、彼は死ぬ日までツァラアトに冒された者となり、隔離された家に住んだ。王の子ヨタムが宮殿を管理し、民衆をさばいた。15:6 アザルヤについてのその他の事柄、彼が行ったすべてのこと、それは『ユダの王の歴代誌』に確かに記されている。15:7 アザルヤは彼の先祖とともに眠りについた。人々は彼をダビデの町に先祖とともに葬った。彼の子ヨタムが代わって王となった。15:8 ユダの王アザルヤの第三十八年に、ヤロブアムの子ゼカリヤがサマリアでイスラエルの王となり、六か月の間、王であった。15:9 彼は先祖たちがしたように、主の目に悪であることを行い、イスラエルに罪を犯させたネバテの子ヤロブアムの罪から離れなかった。15:10 ヤベシュの子シャルムは、彼に対して謀反を企て、民の前で彼を打ち殺し、彼に代わって王となった。15:11 ゼカリヤについてのその他の事柄は、『イスラエルの王の歴代誌』にまさしく記されている。15:12 主がかつてエフーに告げられたことばは、「あなたの子孫は四代までイスラエルの王座に着く」ということであったが、はたして、そのとおりになった。   ユダの王アザルヤは神様の目にかなうことを行ったと評価されていますが、彼は高き所を取り除きませんでした。そのため、人々は依然として高き所でいけにえを献げたり、犠牲を供えたりしていました。アザルヤは神様の命令に完全には従わなかったため、結局ハンセン病にかかり、死ぬまでその病に苦しむことになりました。山に設けた祭壇や礼拝所をヘブライ語で「バマ」(בָּמָה)と呼び、これが高き所です。イスラエルがカナンの地に入る前から、カナン人はこの高き所で宗教儀式を行っていました。   イスラエルはなぜこのような高き所を取り除かなかったのでしょうか。イスラエルの民はカナンを征服した後、そこで神様に礼拝を捧げることもありました。空間を合理的に使用したといえるでしょう。しかし、そのような宗教儀式は礼拝の対象までも混合し始めました。日常生活で最も身近に繰り返し行われ、イスラエルの人々にとって自然な生活の一部になったのです。習慣が文化となって土着化すると、それを変えるのは非常に難しいものです。高き所を取り除くことには宗教的というよりも心理的な抵抗が伴います。反対する人々から税を徴収し、その労働力で高き所を解体しなければならないという政治的な負担もあります。アザルヤもそれを取り除く改革を行うことができませんでした。   バビロニアに連れられる前のユダヤ人は、本来は神殿礼拝中心の宗教でしたが、バビロニアが神殿を破壊したため、ユダヤ人は物理的な環境だけでなく、信仰を認識する基盤も失ってしまいました。そのため、バビロニア時代以降、ユダヤ人はシナゴーグ中心の礼拝とトーラー学習を通じて、無形の信仰生活を再構築しました。したがって、神殿の破壊は事実上、持続可能なユダヤ教の神学体系を築く契機となりました。ユダヤ人はその後も神殿がない状況でも信仰を維持し、発展させることができるようになりました。   私たちは宗教的目的から派生した文化的要素を本質であるかのように執着しやすいものです。しかし、状況が変わるとそれが重要ではないことに気づきます。心理的安定をもたらす習慣的で文化的なものの中には、むしろ信仰の本質を確保するために破壊し、取り除かなければならないものもあるでしょう。改革は創造的破壊です。未練なく壊さなければなりません。もちろん、伝統とそれがもたらす安定感は重要です。しかし、水を入れる器の機能に集中するならば、器の形はいくらでも変えることができます。多くの宗教的文化の中で生活している中で、鋭い識別力を持ち、変化できる柔軟性を持たなければならないと思います。  

열왕기하 묵상 【산당의 종교】 20240723(화) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

열왕기하 15:1~1215:1 이스라엘 왕 여로보암 이십 칠년에 유다 왕 아마샤의 아들 아사랴가 왕이 되니15:2 위에 나아갈 때에 나이 십 륙세라 예루살렘에서 오십 이년을 치리하니라 그 모친의 이름은 여골리야라 예루살렘 사람이더라15:3 아사랴가 그 부친 아마샤의 모든 행위대로 여호와 보시기에 정직히 행하였으나15:4 오직 산당은 제하지 아니하였으므로 백성이 오히려 그 산당에서 제사를 드리며 분향하였고15:5 여호와께서 왕을 치셨으므로 그…

Ⅱ列王記 黙想 【すべてのことがともに働いて】 20240722(月) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師

Ⅱ列王記 14:17~2914:17 ユダの王ヨアシュの子アマツヤは、イスラエルの王エホアハズの子ヨアシュの死後、なお十五年生きた。14:18 アマツヤについてのその他の事柄、それは『ユダの王の歴代誌』に確かに記されている。14:19 エルサレムで人々が彼に対して謀反を企てた。彼はラキシュに逃げたが、人々はラキシュに追っ手を送り、そこで彼を殺した。14:20 彼らは彼を馬に乗せて運んだ。彼はエルサレムで先祖とともに、ダビデの町に葬られた。14:21 ユダの民はみな、当時十六歳であったアザルヤを立てて、その父アマツヤの代わりに王とした。14:22 彼は、アマツヤが先祖とともに眠った後、エイラトを築き直し、それをユダに復帰させた。14:23 ユダの王ヨアシュの子アマツヤの第十五年に、イスラエルの王ヨアシュの子ヤロブアムが王となり、サマリアで四十一年間、王であった。14:24 彼は主の目に悪であることを行い、イスラエルに罪を犯させたネバテの子ヤロブアムのすべての罪から離れなかった。14:25 彼は、レボ・ハマテからアラバの海までイスラエルの領土を回復した。それは、イスラエルの神、主が、そのしもべ、ガテ・ヘフェル出身の預言者、アミタイの子ヨナを通して語られたことばのとおりであった。14:26 イスラエルの苦しみが非常に激しいのを、主がご覧になったからである。そこには、奴隷も自由な者もいなくなり、イスラエルを助ける者もいなかった。14:27 主はイスラエルの名を天の下から消し去ろうとは言っておられなかった。それで、ヨアシュの子ヤロブアムによって彼らを救われたのである。14:28 ヤロブアムについてのその他の事柄、彼が行ったすべてのこと、彼が戦いであげた功績、すなわち、かつてユダのものであったダマスコとハマテをイスラエルに取り戻したこと、それは『イスラエルの王の歴代誌』に確かに記されている。14:29 ヤロブアムは、彼の先祖たち、イスラエルの王たちとともに眠り、その子ゼカリヤが代わって王となった。   本文を読み進めるうちに、列王の人生も儚いものであると思われました。長く生きた人もいれば、早く亡くなった人もいます。長く王位にいた人もいれば、暗殺された人もいます。業績のある人もいれば、そうでない人もいます。少し善い人、少し悪い人、比較的善い人、誰よりも悪い人など様々です。その人生は一行にも満たない文で評価され、死んだ者には弁明の機会も悔い改めの機会もありません。ある時代に生まれ、王となって生きましたが、その評価は悪事を行って死んだで結論付けられています。   注目すべきことは、24節以下に記されているように、主の目に悪を行ったと評価されているヤロブアム2世を神様が用いたという点です。イスラエルが苦しんでいた時、イスラエルを助ける信仰の人が一人もいなかったため、神様は悪人ヤロブアムをも用いてイスラエルを救われました。その結果、彼は力を得てイスラエルの領土を回復し、拡大する業績を残しました。   神様は悪人をも用いますか?その通りです。神様は歴史を主導し、世界を統治しておられます。すべての出来事は神様のご計画の中で行われ、その神様の意思を成し遂げるために神様はすべての人とすべての状況を用いることができます。しかし、覚えておかなければならないのは、悪人が神様の道具として用いられたとしても、その悪行に対する責任は悪人自身に残るということです。   善は悪の反対語と考えがちますが、神様の善を考えると、その意味は単に悪の反対ではありません。悪が神様を脅かしたり、神様に対抗することはできません。神様の善は悪と反対の概念を超え、神様の本質的な属性です。人間の観点による道徳的評価が善ではなく、神様が行われるすべてのことが善なのです。   アウグスティヌスは、善は神様から出て、悪はその善の欠如であると言いました。ですから、神様が欠如している世界と人間には悪が残るだけです。逆に言えば、神様の善というのは、悪の欠如ではなく、それ自体で完全なものです。トマス・アクィナスは、神様が最高の善であるので、神様が行われるすべてのことは、その本質に従って完全なる善であると言いました。悪人さえも正義のために用いられますが、神様はすべてにおいて、常に、完全に善なる方です。  

열왕기하 묵상 【모든 것이 합력하여】 20240722(월) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

열왕기하 14:17~2914:17 이스라엘 왕 여호아하스의 아들 요아스가 죽은 후에도 유다 왕 요아스의 아들 아마샤가 십 오년을 생존하였더라14:18 아마샤의 남은 행적은 유다 왕 역대지략에 기록되지 아니하였느냐14:19 예루살렘에서 무리가 저를 모반한고로 저가 라기스로 도망하였더니 모반한 무리가 사람을 라기스로 따라 보내어 저를 거기서 죽이게 하고14:20 그 시체를 말에 실어다가 예루살렘에서 그 열조와 함께 다윗성에 장사하니라14:21 유다 온 백성이…

列王記第二 黙想 【信頼の証票】 20240720(土) 枝川愛の教会 崔種碩 神学生

列王記第二 13:14-25 13:14 エリシャが死の病をわずらっていたときのことである。イスラエルの王ヨアシュは、彼のところに下って行き、彼の上に泣き伏して、「わが父、わが父。イスラエルの戦車と騎兵たち」と叫んだ。 13:15 エリシャが王に「弓と矢を持って来なさい」と言ったので、王は弓と矢をエリシャのところに持って来た。 13:16 エリシャはイスラエルの王に「弓に手をかけなさい」と言ったので、王は手をかけた。すると、エリシャは自分の手を王の手の上に置いて、 13:17 「東側の窓を開けなさい」と言った。王が開けると、エリシャはさらに言った。「矢を射なさい。」彼が矢を射ると、エリシャは言った。「主の勝利の矢、アラムに対する勝利の矢。あなたはアフェクでアラムを討ち、これを絶ち滅ぼす。」 13:18 それからエリシャは、「矢を取りなさい」と言ったので、イスラエルの王は取った。そしてエリシャは王に「それで地面を打ちなさい」と言った。すると彼は三回打ったが、それでやめた。 13:19 神の人は彼に激怒して言った。「あなたは五回も六回も打つべきだった。そうすれば、あなたはアラムを討って、絶ち滅ぼすことになっただろう。しかし、今は三回だけアラムを討つことになる。」 13:20 こうして、エリシャは死んで葬られた。モアブの略奪隊は、年が改まるたびにこの国に侵入していた。 13:21 人々が、一人の人を葬ろうとしていたちょうどそのとき、略奪隊を見たので、その人をエリシャの墓に投げ入れて去って行った。その人がエリシャの骨に触れるやいなや、その人は生き返り、自分の足で立ち上がった。 13:22 アラムの王ハザエルは、エホアハズの生きている間中、イスラエル人を虐げたが、 13:23 主は、アブラハム、イサク、ヤコブとの契約のゆえに、彼らを恵み、あわれみ、顧みて、彼らを滅ぼし尽くすことは望まず、今日まで、御顔を背けて彼らを捨てることはなさらなかった。 13:24 アラムの王ハザエルは死に、その子ベン・ハダドが代わって王となった。 13:25 エホアハズの子ヨアシュは、その父エホアハズの手からハザエルが攻め取った町々を、ハザエルの子ベン・ハダドの手から取り返した。ヨアシュは三度彼を打ち破って、イスラエルの町々を取り返した。  ソロモン以後に分裂したイスラエル民族、その中でも特に北イスラエル王国は絶えず神様を背き、罪を犯してしまいます。彼らにはもう神様に選ばれた民であるというアイデンティティは見えず、周りの国々と同じく生きていきました。  しかし、それでもイスラエルの民の叫びを聞き、彼らに救いの手を差し伸べ、後日滅亡される時もその民が完全に散ってしまうことはないようにしてくださる理由が、今日の箇所に登場しています。それは、彼らの先祖、アブラハム、イサク、ヤコブとの契約のゆえでした。  イスラエルの周りの国々は偶像の神を拝み、神様の名を冒瀆し、神の民を苦しめる存在でした。彼らには当然、その罪の結果として神様に裁かれ、絶滅の宣言が下されます。しかし、イスラエル民族も同じく罪を犯し、神様に背いたにもかかわらず、彼らに宣言されるのは救いの約束でした。それが神様の約束であったからです。  今まで指導者たち、預言者たちを通して神様から与えられた様々な預言と約束の御言葉は、単純に神様の能力を表せるためのものではないでしょう。神様はそのような方法だけでご自分の栄光を表す方ではないためです。  むしろ、そのすべての預言と約束の御言葉より前にある約束、アブラハム、イサク、ヤコブと結ばれたその契約、さらに遡って、ノアとアダムとエバ、そしてヘビに与えられた約束と預言の御言葉、神様はそれらのことを何一つも残さずに成し遂げてくださるという信頼の証票であるのでしょう。  この信頼の証票は、イスラエルの民に与えられたように、私たちにも与えられている証票であります。私たちを救うことをあきらめずに、最後まで成し遂げてくださるという神様のこの証票を見つめながら、私たちが進む救いの旅程を止まらずに進んでいけるでしょう。https://youtu.be/wW644zf3kv8?si=dVOEUtWJIAvwJulP

열왕기하 묵상 【신뢰의 증표】 20240720(토) 최종석 전도사

열왕기하 13:14-25 13:14 엘리사가 죽을 병이 들매 이스라엘의 왕 요아스가 그에게로 내려와 자기의 얼굴에 눈물을 흘리며 이르되 내 아버지여 내 아버지여 이스라엘의 병거와 마병이여 하매 13:15 엘리사가 그에게 이르되 활과 화살들을 가져오소서 하는지라 활과 화살들을 그에게 가져오매 13:16 또 이스라엘 왕에게 이르되 왕의 손으로 활을 잡으소서 하매 그가 손으로 잡으니 엘리사가 자기 손을 왕의 손…