Ⅰ列王記 黙想 【捨てられる神】 20240508(水) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師 

Ⅰ列王記 14:21~3114:21 ユダではソロモンの子レハブアムが王になっていた。レハブアムは四十一歳で王となり、主がご自分の名を置くためにイスラエルの全部族の中から選ばれた都、エルサレムで十七年間、王であった。彼の母の名はナアマといい、アンモン人であった。14:22 ユダの人々は主の目に悪であることを行い、彼らが犯した罪によって、その先祖たちが行ったすべてのこと以上に主のねたみを引き起こした。14:23 彼らも、すべての高い丘の上や青々と茂るあらゆる木の下に、高き所や、石の柱や、アシェラ像を立てた。14:24 この国には神殿男娼もいた。彼らは、主がイスラエルの子らの前から追い払われた異邦の民の、すべての忌み嫌うべき慣わしをまねて行っていた。14:25 レハブアム王の第五年に、エジプトの王シシャクがエルサレムに攻め上って来て、14:26 主の宮の財宝と王宮の財宝を奪い取った。彼は何もかも奪い取った。ソロモンが作った金の盾もすべて奪い取った。14:27 レハブアム王は、その代わりに青銅の盾を作り、これを王宮の門を守る近衛兵の隊長の手に託した。14:28 王が主の宮に入るたびに、近衛兵がこれを運び、また近衛兵の控え室に戻した。14:29 レハブアムについてのその他の事柄、彼が行ったすべてのこと、それは『ユダの王の歴代誌』に確かに記されている。14:30 レハブアムとヤロブアムの間には、いつも戦いがあった。14:31 レハブアムは先祖とともに眠りにつき、先祖とともにダビデの町に葬られた。彼の母の名はナアマといい、アンモン人であった。彼の子アビヤムが代わって王となった。   レハブアムは、父親のソロモンとアンモン出身の母親の間に生まれました。そのような理由で、レハブアムの中には潜在的な異邦宗教があったはずです。もちろん、成長環境についてはレハブアムに責任はありません。だからといって、異邦の偶像がユダ王に対する責任を負ってくれるわけではありません。神の国の王になったから、王として責任を負わなければなりません。 運命論的に決まっていることはありません。レハブアムは41歳で王となり、17年間ユダを統治しました。41歳なら、良い成長環境も自ら壊して失敗できる年齢であり、劣悪な成長環境だったとしても勝ち抜いて成長できる年齢です。   しかし、レハブアムは自分に若干の自信感が加わると、神様を捨てて偶像を選びます。それでエジプトがユダの主要な城とエルサレムまで攻撃し、ソロモンの栄光の時に作った良いものを略奪して行きました。「さて、レハブアム王の第五年に、エジプトの王シシャクがエルサレムに攻め上って来た。イスラエルが主の信頼を裏切っていたからである。Ⅱ歴代誌12:2」 レハブアムは神の怒りを買い、その結果、周辺国にやられる弱小国に転落することになったのです。地中海の盟主ソロモンの栄光は終わり、今やユダはエジプトに貢ぎ物を捧げる身となりました。   レハブアムは母親から見たもので、偶像に仕え、父親から見たもので、18人の妻と60人の妾を得て、息子28人と娘60人を産みました。偶像ってそれほど魅力的なものでしょうか?アンモンの偶像、エジプトの偶像、カナンの偶像はそんなに魅力的なものだったのでしょうか?みんなそこから抜け出せずに、もがいて失敗しているのではないでしょうか?聖書を読む読者が3者的立場でユダが異邦宗教の偶像に仕えたという他人の言葉で理解してはこの本文を読むことができません。偶像崇拝の本質は自己崇拝です。すべての人がこの魅力に強く惹かれるようになっています。自信という言葉が面白いです。人間は少しの自信がある時、自分自身に仕える魅力を諦めることができず、結局神様を捨ててついに滅びることを繰り返す存在です。 神様が人を捨てるのではなく、いつも人が先に神様を捨てるのです。

열왕기상 묵상 【버려지는 하나님】 20240508(수) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

열왕기상 14:21~3114:21 솔로몬의 아들 르호보암은 유다 왕이 되었으니 르호보암이 위에 나아갈 때에 나이 사십일세라 여호와께서 자기 이름을 두시려고 이스라엘 모든 지파 가운데서 빼신 성 예루살렘에서 십 칠년을 치리하니라 그 모친의 이름은 나아마라 암몬 사람이더라14:22 유다가 여호와 보시기에 악을 행하되 그 열조의 행한 모든 일보다 뛰어나게 하여 그 범한 죄로 여호와의 노를 격발하였으니14:23 이는 저희도 산…

Ⅰ列王記 黙想 【恵みという生き方】 20240507(火) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師 

Ⅰ列王記 14:1~2014:1 このころ、ヤロブアムの子アビヤが病気になったので、14:2 ヤロブアムは妻に言った。「さあ、変装し、ヤロブアムの妻だと分からないようにしてシロへ行ってくれ。そこには、私がこの民の王となることを私に告げた預言者アヒヤがいる。14:3 パン十個と菓子数個、それに蜜の瓶を持って彼のところへ行ってくれ。彼は子どもがどうなるか教えてくれるだろう。」14:4 ヤロブアムの妻は言われたとおりにして、シロへ出かけ、アヒヤの家に行ったが、アヒヤは年をとって目がこわばり、見ることができなかった。14:5 しかし、主はアヒヤに言われた。「今、ヤロブアムの妻が来て、子どものことをあなたに尋ねようとしている。その子が病気だからだ。あなたは、これこれのことを彼女に告げなければならない。入って来るときには、彼女はほかの女のようなふりをしている。」14:6 アヒヤは、戸口に入って来る彼女の足音を聞いて言った。「入りなさい、ヤロブアムの妻よ。なぜ、ほかの女のようなふりをしているのですか。私はあなたに厳しいことを伝えなければなりません。14:7 行って、ヤロブアムに言いなさい。イスラエルの神、主はこう言われる。『わたしは民の中からあなたを高く上げ、わたしの民イスラエルを治める君主とし、14:8 ダビデの家から王国を引き裂いて、あなたに与えた。しかしあなたは、わたしのしもべダビデのようではなかった。ダビデはわたしの命令を守り、心を尽くしてわたしに従い、ただ、わたしの目にかなうことだけを行った。14:9 ところがあなたは、これまでのだれよりも悪いことをした。行って自分のためにほかの神々や鋳物の像を造り、わたしの怒りを引き起こし、わたしをあなたのうしろに捨て去った。14:10 だから、見よ、わたしはヤロブアムの家にわざわいをもたらす。イスラエルの中の、ヤロブアムに属する小童から奴隷や自由な者に至るまで絶ち滅ぼし、人が糞を残らず焼き去るように、ヤロブアムの家の跡を除き去る。14:11 ヤロブアムに属する者は、町で死ぬなら犬がこれを食らい、野で死ぬなら空の鳥がこれを食らう。』主が、こう言われたのです。14:12 さあ、家に帰りなさい。あなたの足が町に入るとき、その子は死にます。14:13 全イスラエルがその子のために悼み悲しんで葬るでしょう。ヤロブアムの家の者で墓に葬られるのは、彼だけです。ヤロブアムの家の中で、彼だけに、イスラエルの神、主のみこころにかなうことがあったからです。14:14 主はご自分のためにイスラエルの上に一人の王を起こされます。彼はその日、いや、今にもヤロブアムの家を絶ち滅ぼします。14:15 主はイスラエルを打って、水に揺らぐ葦のようにし、彼らの先祖に与えられたこの良い地の面からイスラエルを引き抜き、あの大河の向こうに散らされるでしょう。彼らがアシェラ像を造って主の怒りを引き起こしたからです。14:16 ヤロブアムが自分で犯した罪と、彼がイスラエルに犯させた罪のゆえに、主はイスラエルを捨てられるのです。」14:17 ヤロブアムの妻は立ち去って、ティルツァに着いた。彼女が家の敷居をまたいだとき、その子は死んだ。14:18 人々はその子を葬り、全イスラエルは彼のために悼み悲しんだ。主がそのしもべ、預言者アヒヤによって語られたことばのとおりであった。14:19 ヤロブアムについてのその他の事柄、彼がいかに戦い、いかに治めたかは、『イスラエルの王の歴代誌』にまさしく記されている。14:20 ヤロブアムが王であった期間は二十二年であった。彼は先祖とともに眠りにつき、その子ナダブが代わって王となった。   ヤロブアムの息子アビヤが病気になって危篤しました。ヤロブアムは自分の妻を変装させ、預言者アヒヤに送って息子の運命について尋ねさせます。しかし、ヤロブアムの妻が到着する前に、神様は預言者にあらかじめ命じられます。預言者が言うには、病気の子はヤロブアムの妻が帰るやいなや死ぬし、ヤロブアムに属した者たちは悲惨に死に、その死体を犬が食べ、鳥が食べると言いました。   神様は預言者アヒヤを通して、ヤロブアムが王になると言われたことがあります。それは確かにヤロブアムに機会が与えられたことであり、特別な恵みを受けたことです。それで一躍王になりましたから。しかし、ヤロブアムが受けた恵みは持続せず、滅亡で終わります。機会が与えられ、役割が与えられること、注目され、成功することをただの恵まれたという言葉で結論づけることはできないです。それで終わるのではないです。それは約束だからです。約束を守らなければ、それは続けられません。   証しをすることは恐ろしいことだとよく思っています。過去に恵まれたことを証しをするということは、以前の記憶を繰り返すのではなく、その恵みが求める生き方で今ここで生きなければならないことだからです。神様が機会を与えた理由があるはずです。だから証しをしようと思ったら過去の事件ではなく、現在の生き方について話さなければなりません。王になった事件ではなく、王らしく生きていることを証さなければなりません。ヤロブアムはそのように生きていなかったため、その大きな恵みを受けたにもかかわらず結局は滅びることになります。   ヤロブアムの子らが皆惨めに死ぬことになりますが、まもなく死ぬことになる病気の息子だけが墓に葬られると言われます。その子だけが偶像に拝まず、主のみこころにかなうことがあったからですと言われます。病気で死ななければならないヤロブアムの息子の人生は不幸ですが、その子だけが神様に認められました。まもなく滅びる王がいるかと思えば、病気になって死ぬ運命でも神様に認められる人がいます。   そういえば権力や富、社会的成就と無病長寿は神様の恵みを測定する尺度ではないようです。恵みは目に見えるもの、手に持てるものでは分からないからです。恵みの証しは生き方です。何を追い求め、何のために生きるかという生き方だけが恵みを測定する尺度です。ヤロブアムのもう一人の子、ナダブが次の王になります。王の座は依然として栄光の座です。ナダブは果たしてその栄光の恵もに従う生き方をするのでしょうか?列王記を読み続けてみないと分かりません。そして、私たちの人生と信仰ももう少し続けることで、その真偽が明らかになるでしょう。

열왕기상 묵상 【은혜라는 삶의 방식】 20240507(화) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

열왕기상 14:1~2014:1 그 때에 여로보암의 아들 아비야가 병든지라14:2 여로보암이 그 아내에게 이르되 청컨대 일어나 변장하여 사람으로 그대가 여로보암의 아내임을 알지 못하게 하고 실로로 가라 거기 선지자 아히야가 있나니 저는 이전에 내가 이 백성의 왕이 될 것을 내게 고한 사람이니라14:3 그대의 손에 떡 열과 과자와 꿀 한병을 가지고 그에게로 가라 저가 그대에게 이 아이의 어떻게 될…

Ⅰ列王記 黙想 【貪りと裏切りの車輪の下で】 20240502(木) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師 

Ⅰ列王記 12:12~2012:12 ヤロブアムとすべての民は、三日目にレハブアムのところに来た。王が「三日目に私のところに戻って来るがよい」と命じたからである。12:13 王は民に厳しく答え、長老たちが彼に与えた助言を退け、12:14 若者たちの助言どおりに彼らに答えた。「私の父がおまえたちのくびきを重くしたのなら、私はおまえたちのくびきをもっと重くする。私の父がおまえたちをむちで懲らしめたのなら、私はサソリでおまえたちを懲らしめる。」12:15 王は民の願いを聞き入れなかった。かつて主がシロ人アヒヤを通してネバテの子ヤロブアムにお告げになった約束を実現しようと、主がそう仕向けられたからである。12:16 全イスラエルは、王が自分たちに耳を貸さないのを見てとった。そこで、民は王にことばを返した。「ダビデのうちには、われわれのためのどんな割り当て地があろうか。エッサイの子のうちには、われわれのためのゆずりの地はない。イスラエルよ、自分たちの天幕に帰れ。ダビデよ、今、あなたの家を見よ。」イスラエルは自分たちの天幕に帰って行った。12:17 ただし、ユダの町々に住んでいるイスラエルの子らにとっては、レハブアムがその王であった。12:18 レハブアム王は役務長官アドラムを遣わしたが、全イスラエルは彼を石で打ち殺した。レハブアム王はやっとの思いで戦車に乗り込み、エルサレムに逃げた。12:19 このようにして、イスラエルはダビデの家に背いた。今日もそうである。12:20 全イスラエルは、ヤロブアムが戻って来たことを聞いたので、人を遣わして彼を会衆のところに招き、彼を全イスラエルの王とした。ユダの部族以外には、ダビデの家に従う者はいなかった。   神様は預言者を通してヤロブアムに国を分けてあげると約束したことがあります。レハブアムは状況判断ができず、民の要求を収斂せず、むしろ刺激することを言います。二つに分かれて戦うのが愛国ではありません。政治的合意ができなければ、二つに割れることになります。一部は貫き、一部は譲って利害関係者が全体的な合意を成すことによって一緒に生きることができます。政治的合意ができなかったレハブアムは分裂の責任を負うことになります。こにょうにしてヤロブアムに語った神様のみとこばが実現されます。12章で悪役はやはりレハブアムで、ヤロブアムが北イスラエルに分離して出て行くのは神の約束であり、またレハブアムの失政に対するイスラエル民の正当な抵抗です。こうして南ユダと北イスラエルに分裂し、二つの国になります。   しかし、歴史を眺めてみれば、北イスラエルは善なる歴史を成し遂げたことがありません。暴政に抵抗して新しい王朝を始めますが、彼らは自ら一度もよかったことがありません。死滅する権力暗闘を繰り返します。12章は神様がソロモンとレハブアムを責めてヤロブアムに機会を与えるように見えますが、歴史的にヤロブアムと北イスラエルは神様の道を歩んだことがなく、依然として正統性は南ユダにあります。16節の表現は意味深長です。「ダビデのうちには、われわれのためのどんな割り当て地があろうか。エッサイの子のうちには、われわれのためのゆずりの地はない。イスラエルよ、自分たちの天幕に帰れ。ダビデよ、今、あなたの家を見よ。イスラエルは自分たちの天幕に帰って行った。16」 イスラエルがダビデとユダ部族を排斥する話ですが、彼らがダビデの正統性から離れていく運命を自ら予言していることでもあります。後に北イスラエルは歴史から消えます。   北イスラエルが力を持ったから反乱に成功し、王朝を立てたわけではありません。それは神様の計画であり、約束でした。神様はなぜそうしたのでしょうか?そして、ヤロブアムはなぜダビデ王朝に対して易姓革命を起こさず、ダビデとユダ族を置いて別々に国を作ったのでしょうか?その答えはダビデにあります。神様はダビデを続けていかなければならないからです。後にダビデの家で起こることがあります。ダビデの家がたとえ小さくて弱いとしても、ダビデは続けなければなりません。どこまで続くかというと、妻が妊娠していても産みの部屋を借りることもできなかった没落したダビデの家の子孫、大工ヨセフの時までダビデは続かなければなりません。イエス様がそこに来られます。それが南ユダが生き残る理由です。人間の裏切りと貪欲の歴史は一瞬も休まずに転がっていく車輪の下のようでありますが、ダビデの家では世を救うキリストが生まれます。

열왕기상 묵상 【탐욕과 배신의 수레바퀴 아래서】 20240502(목) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

열왕기상 12:12~2012:12 삼일만에 여로보암과 모든 백성이 르호보암에게 나아왔으니 이는 왕이 명하여 이르기를 삼일만에 내게로 다시 오라 하였음이라12:13 왕이 포악한 말로 백성에게 대답할새 노인의 교도를 버리고12:14 소년의 가르침을 좇아 저희에게 고하여 가로되 내 부친은 너희의 멍에를 무겁게 하였으나 나는 너희의 멍에를 더욱 무겁게 할지라 내 부친은 채찍으로 너희를 징치하였으나 나는 전갈로 너희를 징치하리라 하니라12:15 왕이 이같이…

Ⅰ列王記 黙想 【レハブアムのOld Deal】 20240501(水) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師 

Ⅰ列王記 12:1~1112:1 レハブアムはシェケムに行った。全イスラエルが彼を王とするために、シェケムに来ていたからである。12:2 ネバテの子ヤロブアムは、まだソロモン王の顔を避けてエジプトに逃れていた間に、レハブアムのことを聞いた。そのとき、ヤロブアムはエジプトに住んでいた。12:3 人々は使者を遣わして、彼を呼び寄せた。ヤロブアムは、イスラエルの全会衆とともにレハブアムのところに来て言った。12:4 「あなたの父上は、私たちのくびきを重くしました。今、あなたは、父上が私たちに負わせた過酷な労働と重いくびきを軽くしてください。そうすれば、私たちはあなたに仕えます。」12:5 するとレハブアムは彼らに、「行け。三日たったら私のところに戻って来るがよい」と言った。そこで民は出て行った。12:6 レハブアム王は、父ソロモンが生きている間ソロモンに仕えていた長老たちに、「この民にどう返答したらよいと思うか」と相談した。12:7 彼らは王に答えた。「今日、もしあなたがこの民のしもべとなって彼らに仕え、彼らに答えて親切なことばをかけてやるなら、彼らはいつまでも、あなたのしもべとなるでしょう。」12:8 しかし、王はこの長老たちが与えた助言を退け、自分とともに育ち、自分に仕えている若者たちにこう相談した。12:9 「この民に何と返答したらよいと思うか。私に『あなたの父上が私たちに負わせたくびきを軽くしてください』と言ってきたのだが。」12:10 彼とともに育った若者たちは答えた。「『あなたの父上は私たちのくびきを重くしました。けれども、あなたはそれを軽くしてください』と言ってきたこの民には、こう答えたらよいでしょう。彼らにこう言いなさい。『私の小指は父の腰よりも太い。12:11 私の父がおまえたちに重いくびきを負わせたのであれば、私はおまえたちのくびきをもっと重くする。私の父がおまえたちをむちで懲らしめたのであれば、私はサソリでおまえたちを懲らしめる』と。」   南アフリカ共和国のマンデラ大統領は人種差別を撤廃し、人種葛藤と分裂を解消するために努力した政治家で、その民主的価値の実現のために彼は国民の意見と要求を聞きました。結局、国家は人種葛藤を解消し、人権を大切にする多文化主義を実現し、民主主義へと跳躍しました。ドイツのメルケル首相は国民の要求を受け入れ、ドイツが難民を歓迎し、受け入れる人道主義的価値を実現しました。彼らは国民の要求を受け入れ尊重することで、社会的な不満と分裂を減らし、国家の安定を増進させました。しかし、聞かない人は最後まで聞きません。シリアのアサド大統領は、シリア内戦の初期に国民の民主化要求を無視して軍事力を動員してデモを鎮圧し、その結果、内戦は大規模に拡大し、国民は今も内戦で苦しんでいます。エジプトのムハンマド·ヌルシド前大統領は国民の要求を無視してイスラム主義政策を施行し、結局クーデターが起きて退陣しました。 権力ではなく、人の心が大切です。   レハブアムが王になってエジプトに逃げたヤロブアムが、その追従勢力を通じてイスラエルに戻ってきます。彼らはレハブアム王のところに行き、要求します。父王ソロモン時代に多くの建築事業で労役と税金が過重だったので、国家が民の荷物を減らし民生を回復させてくれればルホボアムを支持し忠誠すると言います。レハブアムはソロモン時代に経験のある元老たちにも聞いてみて、若い参謀たちに聞いてみました。本文を読んでみると、レハブアムが参謀たちの意見を取りまとめて政策の意思決定をしようとしたことではなく、自分が何をどうすればいいのか分からなかったようです。元老たちは民の要求に従わなければならないと言いましたが、レハブアムの世代の若い参謀たちは権力で押せば民を統制できると言いました。レハブアムは後者に従い、ソロモンの時よりも厳しい鉄拳政治をするという強攻を選択します。富と権力というのは、昔も今も専制政治でも民主政治でも強大な力を持っています。しかし、最も重要な人々の心、民心が離れると、結局、力を失います。ソロモンとレハブアムが逃したのは、神の栄光ではなく、人の心でした。

열왕기상 묵상 【로호보암의 올드딜】 20240501(수) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

열왕기상 12:1~1112:1 르호보암이 세겜으로 갔으니 이는 온 이스라엘이 저로 왕을 삼고자 하여 세겜에 이르렀음이더라12:2 느밧의 아들 여로보암이 전에 솔로몬왕의 얼굴을 피하여 애굽으로 도망하여 있었더니 이제 그 소문을 듣고 오히려 애굽에 있는 중에12:3 무리가 보내어 저를 불렀더라 여로보암과 이스라엘의 온 회중이 와서 르호보암에게 고하여 가로되12:4 왕의 부친이 우리의 멍에를 무겁게 하였으나 왕은 이제 왕의 부친이 우리에게…

Ⅰ列王記 黙想 【知恵ないソロモン】 20240430(火) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師

Ⅰ列王記 11:26~4311:26 ツェレダ出身のエフライム人、ネバテの子ヤロブアムはソロモンの家来であった。彼の母の名はツェルアといい、やもめであった。ところが彼も王に反逆した。11:27 彼が王に反逆するようになった事情はこうである。ソロモンはミロを建て、彼の父ダビデの町の破れ口をふさいでいた。11:28 ヤロブアムは手腕家であった。ソロモンはこの若者の働きぶりを見て、ヨセフの家のすべての役務を管理させた。11:29 そのころ、ヤロブアムがエルサレムから出て来ると、シロ人で預言者であるアヒヤが道で彼に会った。アヒヤは新しい外套を着ていた。彼ら二人だけが野にいた。11:30 アヒヤは着ていた新しい外套をつかみ、それを十二切れに引き裂き、11:31 ヤロブアムに言った。「十切れを取りなさい。イスラエルの神、主はこう言われる。『見よ。わたしはソロモンの手から王国を引き裂き、十部族をあなたに与える。11:32 ただし、ソロモンには一つの部族だけ残る。それは、わたしのしもべダビデと、わたしがイスラエルの全部族の中から選んだ都、エルサレムに免じてのことである。11:33 というのは、人々がわたしを捨て、シドン人の女神アシュタロテや、モアブの神ケモシュや、アンモン人の神ミルコムを拝み、父ダビデのようには、わたしの目にかなうことを行わず、わたしの掟と定めを守らず、わたしの道に歩まなかったからである。11:34 しかし、わたしはソロモンの手から王国のすべてを取り上げることはしない。わたしが選び、わたしの命令と掟を守った、わたしのしもべダビデに免じて、ソロモンが生きている間は、彼を君主としておく。11:35 わたしは彼の子の手から王位を取り上げ、十部族をあなたに与える。11:36 彼の子には一つの部族を与える。それは、わたしの名を置くために選んだ都エルサレムで、わたしのしもべダビデが、わたしの前にいつも一つのともしびを保つためである。11:37 わたしがあなたを召したなら、あなたは自分の望むとおりに王となり、イスラエルを治める王とならなければならない。11:38 もし、わたしが命じるすべてのことにあなたが聞き従い、わたしの道に歩み、わたしのしもべダビデが行ったように、わたしの掟と命令を守って、わたしの目にかなうことを行うなら、わたしはあなたとともにいて、わたしがダビデのために建てたように、確かな家をあなたのために建て、イスラエルをあなたに与える。11:39 このために、わたしはダビデの子孫を苦しめる。しかし、それを永久に続けはしない。』」11:40 ソロモンはヤロブアムを殺そうとしたが、ヤロブアムは立ち去ってエジプトに逃れ、エジプトの王シシャクのもとに行き、ソロモンが死ぬまでエジプトにいた。11:41 ソロモンについてのその他の事柄、彼が行ったすべてのこと、および彼の知恵、それは『ソロモンの事績の書』に確かに記されている。11:42 ソロモンがエルサレムで全イスラエルの王であった期間は、四十年であった。11:43 ソロモンは先祖とともに眠りにつき、父ダビデの町に葬られた。彼の子レハブアムが代わって王となった。   ソロモンの妻たちについて雅歌書は「王妃は六十人、側女は八十人、おとめたちは数知れない。6:8」と言ったので「王妃60人+側女80人+数知れないおとめたち」です。 つまり「60+80+∞=∞」です。 だから、彼が欲しいままに無限です。Ⅰ列王記11:3では「七百人の王妃としての妻と、三百人の側女がいた」と言ったので、ここでは1,000人です。いけにえを1,000回捧げました、妻も1,000人をもらいました。なんでもサウザンスケールです。どんな数が正確なのかはわかりません。もちろん、ソロモンも正確な数字は知らなかったと思います。   だから何百もの宗教がありました。王室の中に数多くの宗教が乱立し、ソロモンはすでに中心を失っています。そのうち、正妻はエジプトのファラオの王女出身です。女性に劣らず建物を建てるのが好きだった建築王ソロモンは、神殿の建築が終わって間もなく王妃のためにミロに王宮を建築していました。それは王妃のエジプト神殿でもあります。ソロモンはたまには見知らぬ妻たちと出くわしたでしょうが、神様とソロモンもお互いに気まずくなってきました。ソロモンをいつも修飾していた知恵という言葉が恥ずかしく感じられ始めます。   神様が送った預言者アヒヤがソロモンに反逆したヤロブアムに現れ、預言します。神様がイスラエルの12部族の中で10部族を取って彼に与えるということです。これで、ソロモンの栄光は期限付きカウントダウンに入りました。ただ、神様はダビデとの約束のゆえにソロモンが生きている間はソロモン王国を維持するものの、ソロモンが死んで彼の息子レハブアムが王になれば、その時に国が分裂すると言われます。これに対し、ソロモンがヤロブアムを殺そうとしますが、ヤロブアムはエジプトに逃げ、その間ソロモンが亡くなり、彼の子レハブアムが王になります。   Ⅱ歴代誌では南ユダには王が20人いましたが、善、もしくは部分的な善と評価される王が8人、悪の王は12人でした。北イスラエルは19人の王の中で善の王が一人もいませんでした。そして分裂前の王は3人です。サウルとダビデとソロモンです。彼らをあえて区分するならば、サウルは悪な王であり、ダビデは善な王です。ソロモンはどう評価すべきでしょうか。私はソロモンを悪の王であると評価します。子どもを二つに分けると言って実母が分かったソロモンの知恵をよく言いますが、ソロモンは自分の国を二つに分ける知恵のない王でありました。

열왕기상 묵상 【지혜 없는 솔로몬】 20240430(화) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

열왕기상 11:26~4311:26 솔로몬의 신복 느밧의 아들 여로보암이 또한 손을 들어 왕을 대적하였으니 저는 에브라임 족속인 스레다 사람이요 그 어미의 이름은 스루아니 과부더라11:27 저가 손을 들어 왕을 대적하는 까닭은 이러하니라 솔로몬이 밀로를 건축하고 그 부친 다윗의 성의 무너진 것을 수축하였는데11:28 이 사람 여로보암은 큰 용사라 솔로몬이 이 소년의 부지런함을 보고 세워 요셉 족속의 역사를 감독하게 하였더니11:29…