テサロニケ人への手紙第二 黙想 【愛するだけでも忙しい】 20240831(土) 枝川愛の教会 崔種碩 神学生

テサロニケ人への手紙第二 3:6-3:18 3:6 兄弟たち、私たちの主イエス・キリストの名によって命じます。怠惰な歩みをして、私たちから受け継いだ教えに従わない兄弟は、みな避けなさい。 3:7 どのように私たちを見習うべきか、あなたがた自身が知っているのです。あなたがたの間で、私たちは怠惰に暮らすことはなく、 3:8 人からただでもらったパンを食べることもしませんでした。むしろ、あなたがたのだれにも負担をかけないように、夜昼、労し苦しみながら働きました。 3:9 私たちに権利がなかったからではなく、あなたがたが私たちを見習うように、身をもって模範を示すためでした。 3:10 あなたがたのところにいたとき、働きたくない者は食べるな、と私たちは命じました。 3:11 ところが、あなたがたの中には、怠惰な歩みをしている人たち、何も仕事をせずにおせっかいばかり焼いている人たちがいると聞いています。 3:12 そのような人たちに、主イエス・キリストによって命じ、勧めます。落ち着いて仕事をし、自分で得たパンを食べなさい。 3:13 兄弟たち、あなたがたは、たゆまず良い働きをしなさい。 3:14 もし、この手紙に書いた私たちのことばに従わない者がいれば、そのような人には注意を払い、交際しないようにしなさい。その人が恥じ入るようになるためです。 3:15 しかし、敵とは見なさないで、兄弟として諭しなさい。 3:16 どうか、平和の主ご自身が、どんな時にも、どんな場合にも、あなたがたに平和を与えてくださいますように。どうか、主があなたがたすべてとともにいてくださいますように。 3:17 私パウロが自分の手であいさつを記します。これは、私のどの手紙にもあるしるしです。このように私は書くのです。 3:18 私たちの主イエス・キリストの恵みが、あなたがたすべてとともにありますように。   現代人の日々は忙しくないことがおかしく思われるほどで、誰もが忙しく生きているこの社会で怠惰に生きるということは、なおさら許されない社会です。このようなことは私たちが生きている社会だけでなく、聖書もやはり怠惰について厳重に注意しています。  しかし、一見似ているように見えるこの怠惰に対する基準は、その反対の側、誠実というのは何かという立場から見ると、その違いが明確に分かります。  世の中が言う誠実さとは、個人的で閉鎖的です。自分の任された仕事を果たし、自分自身を磨いていく人々のことを世の中は‘誠実な人だ’と言います。しかし、聖書が語る誠実さは利他的で寛容的です。他の人に負担をかけず、誰かの模範になり、一緒に生きていくために努力する人々のことを‘誠実な人だ’と語っています。  このような聖書的に誠実なキリスト者の原動力は、自分自身にあるわけではありません。神様にあり、隣人にあるでしょう。何よりも神様と隣人への「愛」にあるのです。結局、誠実なキリスト者というのは、愛することに怠惰にならない人、愛するだけでも忙しい人たちです。  今日でパウロがテサロニケ教会に送った手紙は終わります。しかし、険しくて、忙しい宣教の旅路の中でも、テサロニケ教会のために急いで手紙を書いたパウロの姿は、それこそ愛するだけでも忙しい人であったと言えるでしょう。  このようにどれほど忙しくて大変な状況にあっても、愛を失わないこと、愛することに専念する人、それが神様の目に怠惰ではない人、誠実な人とされるでしょう。https://youtu.be/ZfXhkhbBdmk?si=PYwldJVE2uo1DlRt

데살로니가후서 묵상 【사랑만 하기에도 바쁜】 20240831(토) 최종석 전도사

데살로니가후서 3:6-18 3:6 형제들아 우리 주 예수 그리스도의 이름으로 너희를 명하노니 게으르게 행하고 우리에게서 받은 전통대로 행하지 아니하는 모든 형제에게서 떠나라 3:7 어떻게 우리를 본받아야 할지를 너희가 스스로 아나니 우리가 너희 가운데서 무질서하게 행하지 아니하며 3:8 누구에게서든지 음식을 값없이 먹지 않고 오직 수고하여 애써 주야로 일함은 너희 아무에게도 폐를 끼치지 아니하려 함이니 3:9 우리에게 권리가…

テサロニケ人への手紙第二 黙想 【伝統で一つになる教会】 20240830(金) 枝川愛の教会 崔種碩 神学生

テサロニケ人への手紙第二 2:13-3:5 2:13 しかし、主に愛されている兄弟たち。私たちはあなたがたのことについて、いつも神に感謝しなければなりません。神が、御霊による聖別と、真理に対する信仰によって、あなたがたを初穂として救いに選ばれたからです。 2:14 そのために神は、私たちの福音によってあなたがたを召し、私たちの主イエス・キリストの栄光にあずからせてくださいました。 2:15 ですから兄弟たち。堅く立って、語ったことばであれ手紙であれ、私たちから学んだ教えをしっかりと守りなさい。 2:16 どうか、私たちの主イエス・キリストと、私たちの父なる神、すなわち、私たちを愛し、永遠の慰めとすばらしい望みを恵みによって与えてくださった方ご自身が、 2:17 あなたがたの心を慰め、強めて、あらゆる良いわざとことばに進ませてくださいますように。 3:1 最後に兄弟たち、私たちのために祈ってください。主のことばが、あなたがたのところと同じように速やかに広まり、尊ばれるように。 3:2 また、私たちが、ひねくれた悪人どもから救い出されるように祈ってください。すべての人に信仰があるわけではないからです。 3:3 しかし、主は真実な方です。あなたがたを強くし、悪い者から守ってくださいます。 3:4 私たちが命じることを、あなたがたは実行していますし、これからも実行してくれると、私たちは主にあって確信しています。 3:5 主があなたがたの心を導いて、神の愛とキリストの忍耐に向けさせてくださいますように。      長い間、教会は「伝統」を大切に守り、忘れてしまったら再びその伝統に戻るために努力してきました。このように教会が伝統を守り、大事にしてきたのは、教会がただ昔の良いものを守るため、または保守的な傾向を持っている集団であるからではありません。その「伝統」の中にある貴重な意味を知っていたためです。  パウロはテサロニケ教会の信徒たちに「私たちから学んだ教えをしっかりと守りなさい」と薦めています。ここで「教え」と翻訳されている言葉は、伝統、または昔からの教えなどの意味を持っている言葉です。初代教会時代、その中でも特にテサロニケ教会は、教会の伝統というものが生まれもしなかった時、初代教会教会の中でも初期に建てられた教会の一つであって、パウロが彼らに伝えた「伝統」ということは教会の伝統ではなかったはずです。パウロが伝えたのはイエス·キリストから受け継いだ教え、その信仰の伝統でしょう。  その反証としてパウロがテサロニケ教会に自分たちのための祈りを頼んだ時の内容、単純に宣教のためのお祈りだと思われるかもしれませんが、内容を細かく調べてみれば、私たちもよく知っているお祈りの内容です。それは主の祈りです。  略2千年前にイエス様が教えてくださった祈祷文と、略1,500年前の教会が一つの告白と認めた使徒信条は、その長い時間を越えて、一つの伝統として私たちに伝えられ、私たちも同じく祈り、告白しています。  イエス様が直接教えてくださった主の祈りはもちろん、使徒信条もやはりその内容に非の打ち所がない素晴らしいものなので、今の教会が同じく告白をしていることでもありますが、私たちは教会の「伝統」としてもこれらを守ってたのです。  教会が一つになることは、教会の間の協約、教団の間の協約などを通して行われるものではありません。 どれだけ離れたところにいても、どれだけ昔の教会であっても、神様に同じことを求め、同じ告白をささげることを通して全世界の教会が、そして2千年間この地に存在してきたすべての教会が一つになるのです。https://youtu.be/k3ZkdB1vgEE?si=PlQlue6mYIZsXmGB

데살로니가후서 묵상 【전통으로 하나되는 교회】 20240830(금) 최종석 전도사

데살로니가후서 2:13-3:5 2:13 주께서 사랑하시는 형제들아 우리가 항상 너희에 관하여 마땅히 하나님께 감사할 것은 하나님이 처음부터 너희를 택하사 성령의 거룩하게 하심과 진리를 믿음으로 구원을 받게 하심이니 2:14 이를 위하여 우리의 복음으로 너희를 부르사 우리 주 예수 그리스도의 영광을 얻게 하려 하심이니라 2:15 그러므로 형제들아 굳건하게 서서 말로나 우리의 편지로 가르침을 받은 전통을 지키라 2:16 우리…

Ⅱテサロニケ 黙想 【不法の者】 20240829(木) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師 

Ⅱテサロニケ 2:1~122:1 さて兄弟たち。私たちの主イエス・キリストの来臨と、私たちが主のみもとに集められることに関して、あなたがたにお願いします。2:2 霊によってであれ、ことばによってであれ、私たちから出たかのような手紙によってであれ、主の日がすでに来たかのように言われるのを聞いても、すぐに落ち着きを失ったり、心を騒がせたりしないでください。2:3 どんな手段によっても、だれにもだまされてはいけません。まず背教が起こり、不法の者、すなわち滅びの子が現れなければ、主の日は来ないのです。2:4 不法の者は、すべて神と呼ばれるもの、礼拝されるものに対抗して自分を高く上げ、ついには自分こそ神であると宣言して、神の宮に座ることになります。2:5 私がまだあなたがたのところにいたとき、これらのことをよく話していたのを覚えていませんか。2:6 不法の者がその定められた時に現れるようにと、今はその者を引き止めているものがあることを、あなたがたは知っています。2:7 不法の秘密はすでに働いています。ただし、秘密であるのは、今引き止めている者が取り除かれる時までのことです。2:8 その時になると、不法の者が現れますが、主イエスは彼を御口の息をもって殺し、来臨の輝きをもって滅ぼされます。2:9 不法の者は、サタンの働きによって到来し、あらゆる力、偽りのしるしと不思議、2:10 また、あらゆる悪の欺きをもって、滅びる者たちに臨みます。彼らが滅びるのは、自分を救う真理を愛をもって受け入れなかったからです。2:11 それで神は、惑わす力を送られ、彼らは偽りを信じるようになります。2:12 それは、真理を信じないで、不義を喜んでいたすべての者が、さばかれるようになるためです。 ■テサロニケ教会内には、キリストの再臨に関する誤解がありました。そのため、パウロはそれを正す必要がありました。当時、主の日が間近に迫っていると教える者たちがいたり、主がすでに再臨されたと教える者もいました。パウロはその誤った知識を修正し、その誤った教えの背後にある悪意や原因も取り除く必要があったのです。 ■主の再臨については、すべての信徒が関心を持っています。イエス様を愛する者は、イエス様が再び来られることを待ち望んでいるからです。しかし、イエス様を愛していない者は、再臨に関心がありません。それを信じてもいません。本書は、そのような者を「不法の者」と呼んでいます。不法の者たちの関心は、信徒たちの関心を利用して利益を得たり、宗教的に支配しようとすることです。これを終末論的な支配または終末論的なコントロールと呼びます。 ■異端やカルトの問題は、信仰の問題というよりも経済的な問題です。現在活動しているいわゆる異端宗教は、聖書解釈の誤りではなく、愚かな信徒たちを対象に宗教ビジネスをしているカルトです。信徒たちはそれに騙されているのです。恥ずかしいことに、異端やカルト新興宗教団体は教会内でその宗教市場の可能性を学びました。信徒が神の言葉を知らないという市場分析が終わったのです。再臨は重要な営業戦略となり、それを餌にして自分が支配できる愚かな人々を探しているのです。 ■イエス・キリストを待ち望む信徒であれば、必ず分別しなければならないことがあります。それは、再臨のタイミングではなく「人」です。再臨の時は分別しようとしても分別できないでしょう。神の時に神が来られるのです。人はその時を分別するのではなく、その時を語る人々を分別しなければなりません。再臨だけではありません。神について語る人々をすべて分別する必要があります。 ■多くの人々は、素晴らしい牧師がいる良い教会に通えば信仰生活をうまくやれると思っています。もちろん、それはその通りでしょう。しかし、そのような教会と牧師を分別するのは各個人がすべきことではないでしょうか?霊的という言葉を多用し、扇動するのが好きな人々には注意してください。私は個人的に、ある人が自分の教会や主任牧師に対して過剰な自負心や誇りを持っているのを見ると、その教会の支配構造を疑います。 ■御言葉を知らなければ、御言葉を分別する基準がありません。自分の心にあるものを読み取れなければ、神に対して正直であることができず、騙そうとする者の心の中にあるものを分別できなければ、騙されるしかありません。Ⅱテサロニケで言う「不法の者」は、異端の者や危険なカルト宗教の者に限りません。私たちの中に混ざっているかもしれないし、もしかしたら私たちが購読し視聴しているYouTubeチャンネルかもしれません。そこに神はいません。自分で読み、考え、質問する方法で神を学ぶ人は、騙されることはありません。騙す人も不法であり、騙される人も不法です。人を追いかける者は必ず人の罠に陥るでしょう。人の言葉を消し、神の御言葉の前に座りましょう。

데살로니가후서 묵상 【불법의 사람들】 20240829(목) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

데살로니가후서 2:1~122:1 형제들아 우리가 너희에게 구하는 것은 우리 주 예수 그리스도의 강림하심과 우리가 그 앞에 모임에 관하여2:2 혹 영으로나 혹 말로나 혹 우리에게서 받았다 하는 편지로나 주의 날이 이르렀다고 쉬 동심하거나 두려워하거나 하지 아니할 그것이라2:3 누가 아무렇게 하여도 너희가 미혹하지 말라 먼저 배도하는 일이있고 저 불법의 사람 곧 멸망의 아들이 나타나기 전에는 이르지 아니하리니2:4 저는…

Ⅰテサロニケ 黙想 【同行】 20240827(火) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師

Ⅰテサロニケ 5:23~285:23 平和の神ご自身が、あなたがたを完全に聖なるものとしてくださいますように。あなたがたの霊、たましい、からだのすべてが、私たちの主イエス・キリストの来臨のときに、責められるところのないものとして保たれていますように。5:24 あなたがたを召された方は真実ですから、そのようにしてくださいます。5:25 兄弟たち、私たちのためにも祈ってください。5:26 すべての兄弟たちに、聖なる口づけをもってあいさつをしなさい。5:27 この手紙をすべての兄弟たちに読んで聞かせるよう、私は主によって堅く命じます。5:28 私たちの主イエス・キリストの恵みが、あなたがたとともにありますように。 ■「あなたがたを召された方は真実ですから、そのようにしてくださいます。5:24」 神様が私たちを召され、それに従うとき、神様はその働きを成し遂げてくださいます。神様は人間の能力を求めておられるのではなく、従う意志を求めておられます。熱心な人が神様のために立ち上がり、神様の働きを成し遂げるのではなく、神様に召された者がその召しに従うとき、神様はその人を用いて御業を成し遂げてくださるのです。召される方と成し遂げる方は同じ方であり、私たちに残されているのは従う役割です。 ■ピリピ教会の後に開拓されたマケドニア地方の二つ目の教会であるテサロニケ教会の人々は、マケドニア宣教に召された聖徒たちです。彼らがその召しに従ったので、神様は彼らを通してマケドニアの宣教を成し遂げてくださいます。神様がアブラハムを召し、アブラハムが従ったので、神様はアブラハムを通して御業を成し遂げられました。神様がモーセを召し、モーセが従ったので、神様はモーセを通して御業を成し遂げられました。神様がペテロを召し、ペテロが従ったので、神様はペテロを通して御業を成し遂げられ、神様がパウロを召し、パウロが従ったとき、彼を通して神様の働きをなされました。 ■マタイの福音書11章30節で、イエス様は「わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」と言われました。私たちは思います。イエス様が与える使命は決して軽くはないだろうと…重くて大変だろうと思います。くびきとは、二頭の牛にかける器具のことです。一頭でくびきをつけて重い荷を引くのではありません。負いやすく、軽いです。そう言えるのは、共に歩む方がおられるからです。神様が共に歩んでくださるのです。それゆえに、ペテロは「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。1ペテロ5:7」と言いました。 ■召しに従い、神様のために生きるとき、神様が共に歩み、神様が成し遂げてくださるので、その荷は軽いです。しかし、自分のために一人で生きようとするならば、すべてが重く、困難になります。生と死の問題を一人で背負っていくこと自体が重いことです。召しを思い起こし、神様の働きに従います。そうすれば、神様が成し遂げてくださいます。そして、神様の働きが成し遂げられる所で、信仰の人のすべての歩みは守られます。

데살로니가전서 묵상 【동행】 20240827(화) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

데살로니가전서 5:23~285:23 평강의 하나님이 친히 너희로 온전히 거룩하게 하시고 또 너희 온 영과 혼과 몸이 우리 주 예수 그리스도 강림하실 때에 흠 없게 보전되기를 원하노라5:24 너희를 부르시는 이는 미쁘시니 그가 또한 이루시리라5:25 형제들아 우리를 위하여 기도하라5:26 거룩하게 입맞춤으로 모든 형제에게 문안하라5:27 내가 주를 힘입어 너희를 명하노니 모든 형제에게 이 편지를 읽어 들리라5:28 우리 주 예수…

Ⅱテサロニケ 黙想 【バウロが規範について語る理由】 20240826(月) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師 

Ⅱテサロニケ 5:12~225:12 兄弟たち、あなたがたにお願いします。あなたがたの間で労苦し、主にあってあなたがたを指導し、訓戒している人たちを重んじ、5:13 その働きのゆえに、愛をもって、この上ない尊敬を払いなさい。また、お互いに平和を保ちなさい。5:14 兄弟たち、あなたがたに勧めます。怠惰な者を諭し、小心な者を励まし、弱い者の世話をし、すべての人に対して寛容でありなさい。5:15 だれも、悪に対して悪を返さないように気をつけ、互いの間で、またすべての人に対して、いつも善を行うように努めなさい。5:16 いつも喜んでいなさい。5:17 絶えず祈りなさい。5:18 すべてのことにおいて感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。5:19 御霊を消してはいけません。5:20 預言を軽んじてはいけません。5:21 ただし、すべてを吟味し、良いものはしっかり保ちなさい。5:22 あらゆる形の悪から離れなさい。 ■バウロの勧めは、共同体への配慮から来ています。12節ではリーダーを尊重することについて、13節では互いに大切にし、平和を保つことについて語っています。14節では、弱い者を一時的な支援にとどまらず、忍耐強く支え続けるよう勧めています。そして、15節では、たとえ誰かに心を傷つけられたとしても、感情的に反応するのではなく、長い目でその人を受け入れるようにと勧めています。これは、共同体の平和を保つための勧告です。外部からの危機に対抗するためには、内部の結束が不可欠だからです。内部が揺らげば、外部の脅威がなくても自ら崩れてしまうでしょう。バウロが語っているのは、イエス様を信じる者が守るべき道徳的な規範ではなく、共同体の一員として主体的な配慮を持つべきだという勧めなのです。 ■イエス様を信じた罪人たちは、信仰の中でも葛藤を引き起こします。自分は赦されたと言いながら、憎む兄弟を赦しません。助けているようで、すぐに疲れて諦めてしまいます。リーダーに感謝するよりも不満を抱き、聖徒同士の間で絶え間ない不和があります。そのような人々は、共同体の体質を弱め、危機に追い込んでしまいます。新約聖書の手紙に見られるほとんどの行動に関する勧告の背景には、規範、そのものを語る目的ではなく、共同体の関係性を高めるための人格的な訴えです。まことに守るべきものは規範ではなく、共同体です。だからこそ、規範が必要なのです。イエス様が命じた自己否定が実践されているかどうかは、隣人に対する態度と関係を見ればわかるのです。 ■16節の「いつも喜びなさい」ということは、喜べない状況にあっても内なる喜びを失わないことを意味しています。17節の「絶えず祈りなさい」ということも、すべての瞬間に神様に依存することを指しています。18節の「すべてのことにおいて感謝しなさい」ということは、高慢を戒め、恵み意識することを促しています。19節の「御霊を消してはいけません」と20節の「預言を軽んじてはいけません」ということは、共同体を通じて与えられる神様のメッセージを謙虚に受け取ることを勧めています。今日の本文が勧めているすべてのことは、キリスト者として守るべき規則ではなく、イエス・キリストの共同体を大切にする者たちが成長していく過程で結んでいく実です。美しい勧めの言葉ではなく、必死に戦わなければならない激しい自己との闘いが伴います。腐心しなければ成長はありません。

데살로니가전서 묵상 【바울이 규범을 말하는 이유】 20240826(월) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

데살로니가전서 5:12~225:12 형제들아 우리가 너희에게 구하노니 너희 가운데서 수고하고 주 안에서 너희를 다스리며 권하는 자들을 너희가 알고5:13 저의 역사로 말미암아 사랑 안에서 가장 귀히 여기며 너희끼리 화목하라5:14 또 형제들아 너희를 권면하노니 규모 없는 자들을 권계하며 마음이 약한 자들을 안위하고 힘이 없는 자들을 붙들어 주며 모든 사람을 대하여 오래 참으라5:15 삼가 누가 누구에게든지 악으로 악을 갚지…