9月 黙想 【味を失わない塩】 202309226(火) 枝川愛の教会 趙鏞吉 牧師 

ルカの福音書14:34 塩は良いものです。しかし、もし塩が塩気をなくしたら、何によってそれに味をつけるのでしょうか。14:35 土地にも肥やしにも役立たず、外に   スーパーマーケットに行けば塩一袋を百円程度で買えるが、イエス様の時代には塩は貴重なものであった。ローマ時代に労働者の報酬をサラリー(Salary)と言ったが、それは塩(Salt)から由来したものである。当時、塩が財産上の価値を持っていたため、塩で報酬を払った。ということで仕事をして塩をもらってくる人をサラリーマン(Salaryman)と言った。   イスラエルで塩は穀物のささげまの全焼のいけにえに使う聖物でもあり、食べ物の腐敗を防ぐ防腐剤でもあり、医療用にも使われた その中でも塩は何よりも食べ物の味を出す用途に使われる。私たちがおいしいと思うほとんどの食べ物からもし塩が消えたら、その味は感じなくなるだろう。塩は塩味だけを出すのではなく、すべての食材の固有の味を生かしてくれるからである。そのような意味で、塩の溶解というのは、イエス·キリストの十字架の献身と似ている。   塩が塩味を失うというのはどういう意味だろうか?塩化ナトリウム結晶体である塩がしょっぱい味を失うことがあるのだろうか?パレスチナの塩は死海の水を蒸発させて採取した。それには純粋な塩があれば、塩ではないものの結晶体もあった。それが味を失った塩、つまり塩と勘違いされた偽塩である。   イエス様が言われた味を失った塩とは偽物のことである。ルカの福音書14章には、いくつかの異なる話が有効な接続詞なしに並列しているが、ただ、14章全体の共通的なキーワードは、一貫性である。塩は薄くなったり、濃くなったりしない。塩ならば、塩気を持たなければならない。   福音は味を失わない。味を失うのは人である。「あなたがたは塩である」言うと、それを聞く私たちは、もっと敬虔に、影響力を持ち、誠実に、信頼できる社会的キリスト教徒にならなければならないと誓う。しかし、塩の比喩は模範的な人生について語っていることではない。福音を認識して生きる聖徒の人生の一貫性について語る。   親にとって良い子でもなく、子どもにとって良い親でもなく、良い夫でも、良い牧師こともない。いつも自分の塩分濃度が足りないことを感じている。いつも薄い。ただ唯一、私が塩度の高い塩味を持っているのは、赦された罪人であること、赦された罪人としては濃い塩味を持っている。希釈せず、混合せず、いつまでも福音によって生きるのが塩気を失わないことである。

9월 묵상 【맛을 잃지 않는 소금】 20230926(화) 에다가와 사랑의교회 조용길 목사

누가복음14:34 소금이 좋은 것이나 소금도 만일 그 맛을 잃었으면 무엇으로 짜게 하리요14:35 땅에도 거름에도 쓸데 없어 내어버리느니라 들을 귀가 있는 자는 들을지어다 하시니라   슈퍼마켓에 가면 소금 한 봉지를 백엔 정도의 돈을 주고 살 수 있지만, 예수님 시대에 소금은 귀한 것이었다. 로마 시대에 노동자의 보수를 샐러리 (Salary)라고 했는데, 그것은 소금 (Salt)에서 유래된 것이다. 당시에 소금이…