창세기 묵상54【베냐민을 보내는 야곱】221104(금) 에다가와 사랑의 교회

창세기 43:1~1443:1 그 땅에 기근이 심하고43:2 그들이 애굽에서 가져온 곡식을 다 먹으매 그 아비가 그들에게 이르되 다시 가서 우리를 위하여 양식을 조금 사라43:3 유다가 아비에게 말하여 가로되 그 사람이 엄히 우리에게 경계하여 가로되 너희 아우가 너희와 함께 하지 아니하면 너희가 내 얼굴을 보지 못하리라 하였으니43:4 아버지께서 우리 아우를 우리와 함께 보내시면 우리가 내려가서 아버지를 위하여…

創世記 黙想53【シメオンがヨセフに捕まる】221102(水) 枝川愛の教会

創世記 42:18~2542:18 ヨセフは三日目に彼らに言った。「次のようにして、生き延びよ。私も神を恐れる者だから。42:19 もし、おまえたちが正直者なら、おまえたちの兄弟の一人を監獄に監禁したままにせよ。自分たちは飢えている家族に穀物を持って行くがよい。42:20 そして、末の弟を私のところに連れて来るがよい。そうすれば、おまえたちのことばが本当だということが分かり、おまえたちが死ぬことはない。」そこで彼らはそのようにした。42:21 彼らは互いに言った。「まったく、われわれは弟のことで罰を受けているのだ。あれが、あわれみを求めたとき、その心の苦しみを見ながら、聞き入れなかった。それで、われわれはこんな苦しみにあっているのだ。」42:22 ルベンが言った。「私はあの子に罪を犯すなと言ったではないか。それなのに、おまえたちは聞き入れなかった。だから今、彼の血の報いを受けているのだ。」42:23 彼らは、ヨセフが聞いていることを知らなかった。ヨセフと兄弟たちの間には通訳がいたからである。42:24 ヨセフは彼らから離れて、泣いた。それから彼らのところに戻って来て、彼らに語った。そして彼らの中からシメオンを捕らえて、彼らの目の前で彼を縛った。42:25 ヨセフは彼らの袋に穀物を満たし、それぞれの袋に彼らの銀を戻し、さらに道中の食糧を与えるように命じた。それで、人々はそのとおりにした。   人質に取られて末っ子を連れてこなければならない状況になると、緊迫した兄弟たちはヨセフにしたことを思い出し、後悔します。悔い改めはもう少し早くしなければなりませんでした。エジプトの総理がヘブライ語を知るはずがないので、その前で兄弟たちはヘブライ語で話し合いましたが、総理ヨセフはそれを聞きました。彼らが反省していることと、当時の状況がどのようなものだったのか、ヨセフは聞きます。ヨセフがあの時のことを思い出したのかこっそり入って泣きました。   ヨセフは兄弟の一人だけをカナンに帰らせようとした考えを変え、シメオンだけを監禁し、残りの9人を帰します。飢饉に必要な食糧と行く道に必要な食糧を与え、お金も受け取らずに返しました。しかし、彼らは必ずベンヤミンを連れて来なければなりません。悪行があるたびにそれを主導したシメオンが人質に取られました。シメオンは、もしかしたら兄弟が戻ってこないのではないかと恐れていたかも知れません。そう言えば、幼いヨセフは自分を助けに来ない兄たちを待ちながら泣いたはずです。時は流れ、時代は変わり、人々は席を座り替えます。自分の手に力があるからといって、高ぶり、悪を行うことをしてはいけません。

창세기 묵상53【시므온이 요셉에게 잡히다】221102(수) 에다가와 사랑의 교회

창세기 42:18~2542:18 삼일만에 요셉이 그들에게 이르되 나는 하나님을 경외하노니 너희는 이같이 하여 생명을 보전하라42:19 너희가 독실한 자이면 너희 형제 중 한 사람만 그 옥에 갇히게 하고 너희는 곡식을 가지고 가서 너희 집들의 주림을 구하고42:20 너희 말째 아우를 내게로 데리고 오라 그리하면 너희 말이 진실함이 되고 너희가 죽지 아니하리라 그들이 그대로 하니라42:21 그들이 서로 말하되 우리가…

創世記 黙想52【兄たちに会ったヨセフ】221101(火) 枝川愛の教会

創世記 42:1~1742:1 ヤコブはエジプトに穀物があることを知って、息子たちに言った。「おまえたちは、なぜ互いに顔を見合わせているのか。」42:2 さらに言った。「今、私はエジプトに穀物があると聞いた。おまえたちは下って行って、そこから私たちのために穀物を買って来なさい。そうすれば、私たちは生き延び、死なずにすむだろう。」42:3 そこで、ヨセフの十人の兄弟は、穀物を買うためにエジプトに下って行った。42:4 しかし、ヤコブはヨセフの弟ベニヤミンを兄弟たちと一緒に送らなかった。わざわいが彼に降りかかるといけないと思ったからである。42:5 こうしてイスラエルの息子たちは、人々に混じって、穀物を買いにやって来た。カナンの地に飢饉が起こったからである。42:6 ときに、ヨセフはこの地の権力者であり、この地のすべての人に穀物を売る者であった。ヨセフの兄弟たちはやって来て、顔を地に付けて彼を伏し拝んだ。42:7 ヨセフは兄弟たちを見て、それと分かったが、彼らに対して見知らぬ者のようにふるまい、荒々しいことばで彼らに言った。「おまえたちはどこから来たのか。」すると彼らは答えた。「カナンの地から食糧を買いに参りました。」42:8 ヨセフには兄弟たちだと分かったが、彼らにはヨセフだとは分からなかった。42:9 かつて彼らについて見た夢を思い出して、ヨセフは言った。「おまえたちは回し者だ。この国の隙をうかがいに来たのだろう。」42:10 彼らは言った。「いいえ、ご主人様。しもべどもは食糧を買いに参りました。42:11 私たちはみな、一人の人の子です。私たちは正直者です。しもべどもは回し者などではございません。」42:12 ヨセフは彼らに言った。「いや、おまえたちは、この国の隙をうかがいにやって来たのだ。」42:13 彼らは言った。「しもべどもは十二人兄弟で、カナンの地にいる一人の人の子でございます。末の弟は今、父と一緒にいますが、もう一人はいなくなりました。」42:14 ヨセフは彼らに言った。「私が、おまえたちは回し者だと言ったのは、そのことだ。42:15 次のことで、おまえたちを試そう。ファラオのいのちにかけて言うが、おまえたちの末の弟がここに来ないかぎり、おまえたちは決してここから出ることはできない。42:16 おまえたちのうちの一人を送って、弟を連れて来い。それまで、おまえたちを監禁する。おまえたちに誠実さがあるかどうか、おまえたちの言ったことを試すためだ。もし誠実でなかったら、ファラオのいのちにかけて言うが、おまえたちは間違いなく回し者だ。」42:17 こうしてヨセフは三日間、彼らを監獄に入れておいた。   カナンにも飢饉があり、年老いたヤコブはエジプトに食糧があるという話を聞いて食糧のために息子たちにエジプトに行かせます。それで末っ子のベニヤミンを残して10人の息子はエジプトに行きます。ベニヤミンを残したことにはいくつかの理由があると思います。まだ10代だからでもありますが、ヤコブが依然としてラケルの子であるベニヤミンだけをえこひいきしていたかもしれません。そして説得力のあるもう1つの理由は、ヤコブが兄たちを疑ったり、信頼していなかったからかもしれません。もしかしたらヤコブがヨセフがいなくなったことについて兄たちを恨む、もしくは疑っていたのかもしれません。   兄さんたちはエジプトに行きます。ヤコブとベニヤミンはいません。10人の兄弟はエジプトに向かって歩きながら何を考えて何を言ったのでしょうか。おそらくヨセフのことを思い出し、それについて互いに話したと思います。貧しくなると人の心も謙虚になりますが、彼らはあの道の上でヨセフのことについて悔い改めたのでしょうか?書いてないのでわかりませんが、明らかなことは、その道は神様が兄さんたちに与えた最後の悔い改めの機会です。   エジプトに到着した兄たちはエジプトの総理に会います。総理になったヨセフは兄たちであることが分かりますが、兄たちはヨセフがエジプトの総理になっているとは想像もしませんでした。兄たちが総理になった自分に向かって伏し拝んだ瞬間、ヨセフは幼い頃に見たあの夢を思い出しました。その夢はかなえられました。願っていた希望の夢ではなく、神様の啓示が現実になったのです。それこそが成功であり、証しです。その夢のゆえに嫌われ、売られてきましたが、その夢は実際になりました。   ヨセフが今まで耐え忍んだのは夢があるからです。底でうめき声を上げる時も神様の約束があるから耐えられました。王の前に立って恐れた時も、多くの人の命に責任を負わなければならない重い責任感の時にも夢を覚えました。自分が貫くのではなく、神様がさなることだからです。忍耐と信仰が必要なのは悔しい思いの奴隷の時だけではありません。総理の仕事をすることというのはさらに寂しくなることだと思います。神様を頼らなければなりません。   ヨセフは兄たちを回し者として監禁し、そのうちの1人を故郷のカナンに送り、末弟を連れてくるように言います。ヨセフはベニヤミンにとても会いたかったでしょう。まもなくヨセフは会いたかったベニヤミンに会い、ヤコブは死んだと思っていたヨセフに会います。泣かざる得ないです。道端に敷かれて息が詰まり、命を落とした若者たちの無念さと家族の悲しみが慰められることを祈ります。

창세기 묵상52【형들과 만난 요셉】221101(화) 에다가와 사랑의 교회

창세기 42:1~1742:1 때에 야곱이 애굽에 곡식이 있음을 보고 아들들에게 이르되 너희는 어찌하여 서로 관망 만하느냐42:2 야곱이 또 이르되 내가 들은즉 저 애굽에 곡식이 있다 하니 너희는 그리로 가서 거기서 우리를 위하여 사오라 그리하면 우리가 살고 죽지 아니하리라 하매42:3 요셉의 형 십인이 애굽에서 곡식을 사려고 내려 갔으나42:4 야곱이 요셉의 아우 베냐민을 그 형들과 함께 보내지 아니하였으니…

創世記 黙想51【ヨセフの経済政策】221031(月) 枝川愛の教会

創世記 41:46~5741:46 エジプトの王ファラオに仕えるようになったとき、ヨセフは三十歳であった。ヨセフはファラオのもとから出発して、エジプト全土を巡った。41:47 さて、豊作の七年間に、地は豊かに実らせた。41:48 ヨセフはエジプトの地で穫れた七年間の食糧をことごとく集め、その食糧を町々に蓄えた。町の周囲にある畑の食糧を、それぞれの町の中に蓄えたのである。41:49 ヨセフは穀物を、海の砂のように非常に多く蓄え、量りきれなくなったので、ついに量るのをやめた。41:50 飢饉の年が来る前に、ヨセフに二人の子が生まれた。オンの祭司ポティ・フェラの娘アセナテが産んだ子である。41:51 ヨセフは長子をマナセと名づけた。「神が、私のすべての労苦と、私の父の家のすべてのことを忘れさせてくださった」からである。41:52 また、二番目の子をエフライムと名づけた。「神が、私の苦しみの地で、私を実り多い者としてくださった」からである。41:53 エジプトの地での豊作の七年が終わると、41:54 ヨセフが言ったとおり、七年の飢饉が始まった。その飢饉はすべての国々に臨んだが、エジプト全土には食物があった。41:55 やがて、エジプト全土が飢えると、その民はファラオに食物を求めて叫んだ。ファラオは全エジプトに言った。「ヨセフのもとに行き、ヨセフの言うとおりにせよ。」41:56 飢饉は地の全面に及んだ。ヨセフはすべての穀物倉を開けて、エジプト人に売った。その飢饉はエジプトの地でもひどくなった。41:57 全地は、穀物を買うためにエジプトのヨセフのところに来た。その飢饉が全地で厳しかったからである。   ヨセフはエジプトの祭司長の娘と結婚しますが、ヨセフがそれに影響を受けたり信仰を混ぜたりはしません。凶作になる前に2人の息子マナセとエフライムを産みますが、その名前からヨセフの信仰が分かります。マナセは「神が、私のすべての労苦と、私の父の家のすべてのことを忘れさせてくださった」という意味で、エフライムは「神が、私の苦しみの地で、私を実り多い者としてくださった」という意味です。   その名前の通りファラオの夢を解釈して総理になったヨセフは、7年間の豊作に穀物を貯蔵し、7年後に到来する飢饉に備えます。7年後、エジプトの経済はヨセフの言った通りになります。エジプトにだけに食糧があり、エジプト人は7年間の飢饉に耐えることができましたし、周辺国もエジプトから食糧を購入することができました。   預言者とは主に栄えることではなく、滅びることを預言します。エリヤは北イスラエルの霊的事情を知り、イザヤは南ユダをめぐる国際情勢を知りました。それが預言者です。解釈のない、根拠もない慰めと祝福の言葉を伝えることが預言者ではなく現実を把握し、未来を見通す洞察の人が預言者です。ヨセフは、ファラオの夢の解釈することによって到来する経済的危機を予見しました。そして、それに備える推進力をも持っていました。 危機ではないと言い張るのではなく、危機を機会に変える知恵が必要です。

창세기 묵상51【요셉의 경제정책】2210231(월) 에다가와 사랑의 교회

창세기 41:46~5741:46 요셉이 애굽왕 바로 앞에 설 때에 삼십세라 그가 바로 앞을 떠나 애굽 온 땅을 순찰하니41:47 일곱해 풍년에 토지 소출이 심히 많은지라41:48 요셉이 애굽 땅에 있는 그 칠년 곡물을 거두어 각성에 저축하되 각성 주위의 밭의 곡물을 그 성중에 저장하매41:49 저장한 곡식이 바다 모래같이 심히 많아 세기를 그쳤으니 그 수가 한이 없음이었더라41:50 흉년이 들기 전에…

創世記 黙想50【夢見るファラオ】221028(金) 枝川愛の教会

創世記 41:1~1641:1 それから二年後、ファラオは夢を見た。見ると、彼はナイル川のほとりに立っていた。41:2 すると、ナイル川から、つやつやした、肉づきの良い雌牛が七頭、上がって来て、葦の中で草をはんだ。41:3 するとまた、その後を追って、醜く痩せ細った別の雌牛が七頭、ナイル川から上がって来て、その川岸にいた雌牛のそばに立った。41:4 そして、醜く痩せ細った雌牛が、つやつやした、よく肥えた七頭の雌牛を食い尽くしてしまった。そのとき、ファラオは目が覚めた。41:5 彼はまた眠り、再び夢を見た。見ると、一本の茎に、よく実った七つの良い穂が出て来た。41:6 すると、その後を追って、しなびた、東風に焼けた七つの穂が出て来た。41:7 そして、しなびた穂が、よく実った七つの穂を吞み込んでしまった。そのとき、ファラオは目が覚めた。それは夢だった。41:8 朝になって、ファラオは心が騒ぎ、人を遣わして、エジプトのすべての呪法師とすべての知恵のある者たちを呼び寄せた。ファラオは彼らに夢のことを話したが、解き明かすことのできる者はいなかった。41:9 そのとき、献酌官長がファラオに告げた。「私は今日、私の過ちを申し上げなければなりません。41:10 かつて、ファラオがしもべらに対して怒って、私と料理官長を侍従長の家に拘留されました。41:11 私と彼は、同じ夜に夢を見ました。それぞれ意味のある夢でした。41:12 そこには、私たちと一緒に、侍従長のしもべで、ヘブル人の若者がいました。私たちが彼に話しましたところ、彼は私たちの夢を解き明かしてくれました。それぞれの夢に応じて、解き明かしてくれたのです。41:13 そして、彼が私たちに解き明かしたとおりになり、ファラオは私を元の地位に戻され、料理官長は木につるされました。」41:14 ファラオは人を遣わして、ヨセフを呼び寄せた。人々は急いで彼を地下牢から連れ出した。ヨセフはひげを剃り、着替えをして、ファラオの前に出た。41:15 ファラオはヨセフに言った。「私は夢を見たが、それを解き明かす者がいない。おまえは夢を聞いて、それを解き明かすと聞いたのだが。」41:16 ヨセフはファラオに答えた。「私ではありません。神がファラオの繁栄を知らせてくださるのです。」   ヨセフに再び機会が訪れます。エジプトの王ファラオが不思議な夢を見て慌てていたとき、ヨセフに助かった経験のある復権した献酌官長が、ヨセフの存在と優れた解釈を推薦し、ヨセフはファラオの前に出ていきます。ファラオはすでに夢を見ています。すなわち神様の御計画と啓示がすでに与えられているのです。ですから、それは間違いなく起こります。ただし人間はそれをどのように解釈するかの問題が残っています。   ヨセフがファラオが見た夢を解釈するようになります。ヨセフは自分の夢のためにこの苦労をしていますが、夢のために回復するようになります。その夢は人間の願いという夢ではなく、神様の啓示です。王の夢を解く鍵は、神様がヨセフに与える洞察と知恵です。知識と経験の量ではなく、霊的な洞察と知恵です。   ということでヨセフはファラオに「私ではありません。神がファラオの繁栄を知らせてくださるのです。」と言います。王の前に立った奴隷出身の受刑者ヨセフの自信感の根拠は神様です。異邦の王の前で神様の存在を証し、その力を宣言する信仰を通して、神様はその時代に現れます。神様を認めないこの時代にも、神様の存在を証しし、その力を宣言する人々、神様のみことばを解釈するヨセフのような人々がいるなら、神様はこの時代にも彼らを通して現れます。そして彼らは神様による成功を経験します。

창세기 묵상50【꿈꾸는 파라오】221028(금) 에다가와 사랑의 교회

창세기 41:1~1641:1 만 이년 후에 바로가 꿈을 꾼즉 자기가 하숫가에 섰는데41:2 보니 아름답고 살진 일곱 암소가 하수에서 올라와 갈밭에서 뜯어먹고41:3 그 뒤에 또 흉악하고 파리한 다른 일곱 암소가 하수에서 올라와 그 소와 함께 하숫가에 섰더니41:4 그 흉악하고 파리한 소가 그 아름답고 살진 일곱 소를 먹은지라 바로가 곧 깨었다가41:5 다시 잠이 들어 꿈을 꾸니 한 줄기에…

創世記 黙想49【成果があり、報いはない】221027(木) 枝川愛の教会

創世記 40:9~2340:9 献酌官長はヨセフに自分の夢を話した。「夢の中で、私の前に一本のぶどうの木があった。40:10 そのぶどうの木には三本のつるがあった。それは、芽を出すと、すぐ花が咲き、房が熟してぶどうの実になった。40:11 私の手にはファラオの杯があったので、私はそのぶどうを摘んで、ファラオの杯の中に搾って入れ、その杯をファラオの手に献げた。」40:12 ヨセフは彼に言った。「その解き明かしはこうです。三本のつるとは三日のことです。40:13 三日のうちに、ファラオはあなたを呼び出し、あなたを元の地位に戻すでしょう。あなたは、ファラオの献酌官であったときの、以前の定めにしたがって、ファラオの杯をその手に献げるでしょう。40:14 あなたが幸せになったときには、どうか私を思い出してください。私のことをファラオに話して、この家から私が出られるように、私に恵みを施してください。40:15 実は私は、ヘブル人の国から、さらわれて来たのです。ここでも私は、投獄されるようなことは何もしていません。」40:16 料理官長は、解き明かしが良かったのを見て、ヨセフに言った。「私の夢の中では、頭の上に枝編みのかごが三つあった。40:17 一番上のかごには、ファラオのために、ある料理官が作ったあらゆる食べ物が入っていたが、鳥が私の頭の上のかごの中から、それを食べてしまった。」40:18 ヨセフは答えた。「その解き明かしはこうです。三つのかごとは三日のことです。40:19 三日のうちに、ファラオはあなたを呼び出し、あなたを木につるし、鳥があなたの肉をついばむでしょう。」40:20 三日目はファラオの誕生日であった。それで彼は、すべての家臣たちのために祝宴を催し、献酌官長と料理官長を家臣たちの中に呼び戻した。40:21 そうして献酌官長をその献酌の役に戻したので、彼はその杯をファラオの手に献げた。40:22 しかし、料理官長のほうは木につるした。ヨセフが彼らに解き明かしたとおりであった。40:23 ところが、献酌官長はヨセフのことを思い出さないで、忘れてしまった。   ファラオの献酌官長と料理官長がヨセフがいる政治犯の監獄が投獄されました。ヨセフは彼らの夢を解釈します。一人の夢は生きる夢で、一人の夢は死ぬ夢でした。ヨセフの夢の解釈は的中して死ぬ人は死に、生きる人は生きて釈放されます。しかし、最初の約束とは異なり、釈放された人はヨセフのことを覚えていませんでした。ヨセフは仕方なく、いつまでかわからない監獄の生活を続けます。それでもヨセフは監獄という与えられた環境の中で忙しく、そして一生懸命に働きます。   たとえ、今は底にいますが、ヨセフは大きき成功する人です。ヨセフが覇権国の総理になれたのは、ヨセフが神様の啓示を受けてそれを解釈したからです。ヨセフが総理になったという立身揚命に集中しかちですが、ヨセフの真の成功というのは、自分の解釈によって多くの人を助けたことです。日照りと凶作で滅びたはずのエジプトを助け、飢饉に苦しんだ周辺国を助け、父親と自分を売った兄弟たちまで助けます。聖書にはエジプトと戦う人もいれば、カナンと戦って勝つ人もいますが、エジプトとイスラエルを両方救った人はヨセフだけです。   それは、ヨセフが神様が啓示したメッセージを解釈できる力のゆえでした。考古学で発見されたヨセフの記録には、エジプトの政治家や行政家ではなく予言者だと記録されているそうです。彼は神様の啓示を解釈する人でした。神様がヨセフに秘密を教えてくださったからです。創世記が繰り返し強調しているように、ヨセフが成功したのは、神様がヨセフとともにおられたからです。   しかし、これからも待たなければなりません。ヨセフには確かに成果がありましたが、それに伴う評価や補償がまだありません。人々は忘れたり、わざと漏らしたりもしますが、神様を信じる人は神様の間違いを心配することはないです。「イスラエルを守る方はまどろむこともなく眠ることもない」神様はヨセフの成果を知っており、勤務態度と周辺の評価まで正確に把握しておられます。そして、すでに人事考課に反映する準備をもしておられます。もし、今日一日の苦労が人に評価されなくても、神様の報いを願いながら一日を楽しめることを願います。