에스더 묵상4【아각의 자손 하만】220615(수) 에다가와 사랑의 교회

에스더 3:1~153:1 그 후에 아하수에로왕이 아각 사람 함므다다의 아들 하만의 지위를 높이 올려 모든 함께 있는 대신 위에 두니3:2 대궐 문에 있는 왕의 모든 신복이 다 왕의 명대로 하만에게 꿇어 절하되 모르드개는 꿇지도 아니하고 절하지도 아니하니3:3 대궐 문에 있는 왕의 신복이 모르드개에게 이르되 너는 어찌하여 왕의 명령을 거역하느냐 하고3:4 날마다 권하되 모르드개가 듣지 아니하고 자기는…

エステル 黙想3【端正な兄と妹】220614(月) 枝川愛の教会

エステル 2:12~232:12 娘たちは、女たちの規則にしたがって、十二か月の期間が終わった後、一人ずつ順番にクセルクセス王のところに入って行くことになっていた。準備の期間は、六か月は没薬の香油を、次の六か月は香料と女たちのための化粧品を用いて化粧することで、完了するのであった。2:13 このようにして、娘が王のところに入って行くとき、その娘の願うものはみな与えられ、それを携えて後宮から王宮に行くことができた。2:14 娘は夕方入って行き、朝になると第二の後宮に帰ることになっていた。そこは、側女たちの監督官である、王の宦官シャアシュガズの管理のもとにあった。そこの女は、王が気に入って指名されるのでなければ、二度と王のところには行けなかった。2:15 さて、モルデカイが引き取って自分の娘とした、彼のおじアビハイルの娘エステルが、王のところに入って行く順番が来たとき、彼女は女たちの監督官である、王の宦官ヘガイの勧めたもののほかは、何一つ求めなかった。こうしてエステルは、彼女を見るすべての者から好意を受けていた。2:16 エステルが王宮のクセルクセス王のもとに召し入れられたのは、王の治世の第七年の第十の月、すなわちテベテの月であった。2:17 王はほかのどの女よりもエステルを愛した。このため、彼女はどの娘たちよりも王の好意と寵愛を受けた。王は王冠を彼女の頭に置き、ワシュティの代わりに彼女を王妃とした。2:18 それから、王はすべての首長と家臣たちのために大宴会、すなわちエステルの宴会を催した。諸州には免税を布告し、王にふさわしい贈り物を配った。2:19 娘たちが二度目に集められたとき、モルデカイは王の門のところに座っていた。2:20 エステルは、モルデカイが彼女に命じていたように、自分の生まれも自分の民族も明かしていなかった。エステルはモルデカイに養育されていたときと同じように、彼の命令に従っていた。2:21 そのころ、モルデカイが王の門のところに座っていると、入り口を守っていた王の二人の宦官ビグタンとテレシュが怒って、クセルクセス王を手にかけようとしていた。2:22 このことがモルデカイの知るところとなり、彼はこれを王妃エステルに知らせた。エステルはこれをモルデカイの名で王に告げた。2:23 このことが追及され、その事実が明らかになったので、彼ら二人は木にかけられた。このことは王の前で年代記に記録された。   王妃になりたいと集まった候補者たちには特典がありました。王に会うとき、各自の美貌のために必要なものは何でも王室に要請すれば受けられるということです。候補者の女性は、服や化粧品、装飾品などを頼みましたが、エステルは基本的に提供されるもの以外には何も要求しませんでした。それによって王室関係者たちの間で好意を得たと言います。王室の人々は端正なエステルのことが好きになりました。   エステルは装いをしませんでしたが、王の気に入り、王妃になります。それにモルデカイは王の暗殺計画を見つけ、王の命を救います。モルデカイの功績は歴史に記録されますが、なぜが王はモルデカイに褒めることを忘れてしまいます。それでもモルデカイは気にしませんでした。モルデカイもエステルもそれについて二度話しません。エステルが「端正」に王の前に進んでいったように、モルデカイも自分の功労を飾らずに「端正」に自分のところを守りました。   エステル記から学んだ霊性は「端正」でした。あふれて荒いことでもなく、足りなくて悲惨でもありません。堂々としたが、謙遜であり、端正ですが、みすぼらしくもありません。「異端」という字は、終わりが異なるという意味で、正統に対抗する否定的な意味で使われますが、「異端」という言葉の文字的な反対言は「端正」ではないでしょうか。「端正」は終わりまで正しいという意味だからです。「端正」な人には揺れがありません。「端正」の人は、無限に欲張る人ではありません。この兄と妹は王妃になり、国家の一級功労者になりましたが相変わらず「端正」です。だから、無限に欲張っていたハマンのような者を倒すことができました。「端正な霊性」の一日を祈ります。  

에스더 묵상3【단정한 남매】220614(화) 에다가와 사랑의 교회

에스더 2:12~232:12 처녀마다 차례대로 아하수에로 왕에게 나아가기 전에 여자에 대하여 정한 규례대로 열두 달 동안을 행하되 여섯 달은 몰약 기름을 쓰고 여섯 달은 향품과 여자에게 쓰는 다른 물품을 써서 몸을 정결케 하는 기한을 마치며2:13 처녀가 왕에게 나아갈 때에는 그 구하는 것을 다 주어 후궁에서 왕궁으로 가지고 가게 하고2:14 저녁이면 갔다가 아침에는 둘째 후궁으로 돌아와서 비빈을…

エステル 黙想2【モルデカイとエステル】220611(土) 枝川愛の教会

エステル 2:1~112:1 これらの出来事の後、クセルクセス王の憤りが収まると、王はワシュティのこと、彼女のしたこと、彼女について決められたことを思い出した。2:2 王に仕える侍従たちは言った。「王のために容姿の美しい未婚の娘たちを探しましょう。2:3 王は王国のすべての州に役人を任命し、容姿の美しい未婚の娘たちをみな、スサの城の後宮に集めて、女たちの監督官である王の宦官ヘガイの管理のもとに置き、化粧品を彼女たちに与えるようにしてください。2:4 そして、王のお心にかなう娘を、ワシュティの代わりに王妃としてください。」このことは王の心にかなったので、彼はそのようにした。2:5 スサの城に一人のユダヤ人がいて、その名をモルデカイといった。この人はヤイルの子で、ヤイルはシムイの子、シムイはベニヤミン人キシュの子であった。2:6 このキシュは、ユダの王エコンヤと一緒に捕らえ移された捕囚の民とともに、エルサレムから捕らえ移された者であった。エコンヤはバビロンの王ネブカドネツァルが捕らえ移したのであった。2:7 モルデカイはおじの娘ハダサ、すなわちエステルを養育していた。彼女には父も母もいなかったからである。この娘は姿も美しく、顔だちも良かった。モルデカイは、彼女の父と母が死んだとき、彼女を引き取って自分の娘としていた。2:8 王の命令、すなわちその法令が伝えられて、多くの娘たちがスサの城に集められ、ヘガイの管理のもとに置かれたとき、エステルも王宮に連れて行かれて、女たちの監督官ヘガイの管理のもとに置かれた。2:9 この娘はヘガイの目にかない、彼の好意を得た。彼は急いで化粧品とごちそうを彼女に与え、また王宮から選ばれた七人の侍女を彼女に付けた。また、ヘガイは彼女とその侍女たちを、後宮の最も良いところに移した。2:10 エステルは自分の民族も、自分の生まれも明かさなかった。モルデカイが、明かしてはいけないと彼女に命じておいたからである。2:11 モルデカイは毎日、後宮の庭の前を行き来し、エステルの安否と、彼女がどうされるかを知ろうとしていた。   エステルを紹介するためにまず登場する人がモルデカイです。モルデカイはペルシャの首都のスサに住んでいたユダヤ人でした。モルデカイの叔父が早い時期になくなったようで、モルデカイは叔父の娘、つまり自分にいとこの妹になる女の子を娘のように育てました。妹のようにではなく、娘のようにとしたのを見ると、年齢差があったかと思います。モルデカイが育てたいとこの妹の名前はヘブライ式でハダサで、ペルシャ式でエステルです。   ユダヤ人がペルシャに住んでいることも悲しく、親なしでいとこ兄弟の手に育てられたということも悲しいですが、彼らの信頼の関係は美しいです。エステルを紹介する条件は確かに残念なことですが、その中で優れたのは、エステルの美しさでした。エステルには人が頑張っても人としてはできない神様の賜物の美しさがありましたがありました。そして、信頼の家族でおり、信仰の仲間であるモルデカイがいました。   王は王命を破った王妃ワシュティを廃したのでその後に王妃の席は空っていました。これから、ペルシャ王室は新しい王妃を探さなければなりませんでした。ワシュティより美しい女性でなければならないし、ワシュティより従う女性でなければなりません。エステルは名門家の娘でもなく、少数民族の名のない女性でしたが、神様がくださった賜物と彼女の環境が作った謙遜さをもって王妃選抜に出ていくことになります。エステルの美しさと成長環境は、神様の設定であるということです。この始まりが民族全体を救うことになります。

에스더 묵상2【모르드개와 에스더】220613(월) 에다가와 사랑의 교회

에스더 2:1~112:1 그 후에 아하수에로왕의 노가 그치매 와스디와 그의 행한 일과 그에 대하여 내린 조서를 생각하거늘2:2 왕의 시신이 아뢰되 왕은 왕을 위하어 아리따운 처녀들을 구하게 하시되2:3 전국 각 도에 관리를 명령하여 아리따운 처녀를 다 도성 수산으로 모아 후궁으로 들여 궁녀를 주관하는 내시 헤개의 손에 붙여 그 몸을 정결케 하는 물품을 주게 하시고2:4 왕의 눈에 아름다운…

エステル 黙想1【高慢と偏見】220611(土) 枝川愛の教会

エステル 1:1~121:1 クセルクセスの時代、クセルクセスが、インドからクシュまで百二十七州を治めていた時のことである。1:2 クセルクセス王がスサの城で、王座に着いていたころ、1:3 その治世の第三年に、彼はすべての首長と家臣たちのために宴会を催した。それにはペルシアとメディアの有力者、貴族たち、および諸州の首長たちが出席した。1:4 王は彼の王国の栄光の富と大いなる栄誉を幾日も示して、百八十日に及んだ。1:5 この期間が終わると、王は、スサの城にいた身分の高い者から低い者に至るまでのすべての民のために、七日間、王宮の園の庭で宴会を催した。1:6 白綿布や青色の布が、白や紫色の細ひもで大理石の柱の銀の輪に結び付けられ、金と銀でできた長椅子が、緑色石、白大理石、真珠貝や黒大理石のモザイクの床の上に置かれていた。1:7 金の杯で酒がふるまわれたが、その杯は一つ一つ種類が違っていた。王室のぶどう酒は、王にふさわしく豊かにあった。1:8 しかし飲酒は、「強要しないこと」という法に従っていた。だれでもそれぞれ自分の思いのままにさせるようにと、王が宮廷のすべての長に命じていたからである。1:9 王妃ワシュティも、クセルクセス王の王宮で婦人たちのために宴会を催した。1:10 七日目に、クセルクセス王はぶどう酒で心が陽気になり、王に仕える七人の宦官メフマン、ビゼタ、ハルボナ、ビグタ、アバグタ、ゼタル、カルカスに命じ、1:11 王妃ワシュティに王冠をかぶらせて、王の前に連れて来るようにと言った。彼女の容姿がすばらしかったので、その美しさを民と首長たちに見せるためであった。1:12 しかし、王妃ワシュティは宦官から伝えられた王の命令を拒み、来ようとはしなかった。そのため王は激しく怒り、その憤りは彼のうちで燃え立った。   エスラとネヘミヤが、バビロニアの捕虜から故郷に帰還する物語であれば、エステルはその時代に故郷には帰れなくペルシャに残っていたユダヤ人の物語です。去る3月から水曜礼拝でエステルを読んできて水曜礼拝ではエステル記の説教がもうすぐで終わりますが、朝の黙想に再びエステが与えられました。みことばが二度繰り返される理由があると思います。   ペルシャの王であるクセルクセス王は、当時インドからエジオピアまで127の行政区を支配する広大な帝国の王でした。王は即位3周年を記念して6ヶ月も続く大きな宴会を開きました。話はこの宴会から始まります。宴会でクセルクセス王は気分が良くなり、王妃ワシュティを呼びます。宴会に参加した人々の前に王妃ワシュティの美しさを展示したかったのです。   エステル記を読んでみると、当時はたとえ王妃と言っても制限された権利だけを持っていたことがわかります。そのような王妃ワシュティがなんとクセルクセス王の召しを拒否します。事情が記録されていないので理由は分かりませんが、王妃も別の宴会を開いていたので、王妃が酔っていたかもしれず、王が繰り返して自分を商品化することに疲れていたかもしれないことです。結局、王妃ワシュティは王の前に行かず、王は怒りました。   クセルクセス王との王妃ワシュティの間に対立が起こりますが、いずれも悪人として描写してはいません。だた、二人の間に高慢と偏見があることは明らかです。これでペルシャの全盛期に王妃の席が空席となってから、エステル記が始まります。まだユダヤ人は登場していません。この時代を信仰の人は立ち上がり、神様は彼らを通して現れます。エステル記はクセルクセス王との王妃ワシュティの高慢と偏見から始まりますが、まもなくモルデカイとエステルの謙虚と勇気が登場します。

에스더 묵상1【오만과 편견】220611(토) 에다가와 사랑의 교회

에스더 1:1~121:1 이 일은 아하수에로왕 때에 된 것이니 아하수에로는 인도로 구스까지 일백 이십 칠도를 치리하는 왕이라1:2 당시에 아하수에로왕이 수산 궁에서 즉위하고1:3 위에 있은지 삼년에 그 모든 방백과 신복을 위하여 잔치를 베푸니 바사와 메대의 장수와 각 도의 귀족과 방백들이 다 왕 앞에 있는지라1:4 왕이 여러 날 곧 일백 팔십일 동안에 그 영화로운 나라의 부함과 위엄의 혁혁함을…

Ⅰコリント 黙想31【主が来るまで】220610(金) 枝川愛の教会

Ⅰコリント 16:13~2416:13 目を覚ましていなさい。堅く信仰に立ちなさい。雄々しく、強くありなさい。16:14 一切のことを、愛をもって行いなさい。16:15 兄弟たちよ、あなたがたに勧めます。ご存じのとおり、ステファナの一家はアカイアの初穂であり、聖徒たちのために熱心に奉仕してくれました。16:16 あなたがたも、このような人たちに、また、ともに働き、労苦しているすべての人たちに従いなさい。16:17 ステファナとポルトナトとアカイコが来たので、私は喜んでいます。あなたがたがいない分を、彼らが埋めてくれたからです。16:18 彼らは、私の心とあなたがたの心を安らがせてくれました。このような人たちを尊びなさい。16:19 アジアの諸教会がよろしくと言っています。アキラとプリスカ、また彼らの家にある教会が、主にあって心から、あなたがたによろしくと言っています。16:20 すべての兄弟たちが、あなたがたによろしくと言っています。聖なる口づけをもって互いにあいさつを交わしなさい。16:21 私パウロが、自分の手であいさつを記します。16:22 主を愛さない者はみな、のろわれよ。主よ、来てください。16:23 主イエスの恵みが、あなたがたとともにありますように。16:24 私の愛が、キリスト・イエスにあって、あなたがたすべてとともにありますように。   パウロの最後の挨拶はお互いに仕えるということです。すべてのことに愛をもって行なうように願います。仕えることに模範的な人々をリーダーとして立て、彼らに従い、その愛と仕えがより大きくなることをお勧めしています。17節でステファナとポルトナトとアカイコの3人の名前が出てきますが、彼らはコリント教会からパウロに手紙をを持ってきた人々です。パウロはコリント教会の人々にないことを、彼らが埋め、パウロとコリント教会の心を安らがせてくれたと彼らを評価しました。パウロは彼らの犠牲と責任感、教会と共同体を愛する心に感謝の心を持っていました。   そしてそのような信仰と愛は、必ず信仰と愛の人に出会うことになります。彼らはアキラとプリスカ夫婦に会いました。アキラとプリスカは、コリント教会を開拓するとき、パウロとチームを組んていた夫婦です。ローマ人への手紙の16章によれば、この夫婦はパウロの命のために自分たちの命をもささげたと言っています。パウロとアキラとプリスカ夫婦、そしてステファナとポルトナトとアカイコは深い霊的な交わりの時間を持ったと思います。パウロはコリント教会にアキラとプリスカの安否を伝えます。信仰と献身の人は、必ず信仰と献身に人に出会う祝福が伴われます。パウロは「主よ、来てください。」つまり、「マラナタ」という言葉でコリントの手紙を終えます。主が来るのを待ち、使命を守り、身をささげ、互いに仕え合っていきたいと思います。

고린도전서 묵상31【주가 임하실 때까지】220610(금) 에다가와 사랑의 교회

고린도전서 16:13~2416:13 깨어 믿음에 굳게 서서 남자답게 강건하여라16:14 너희 모든 일을 사랑으로 행하라16:15 형제들아 스데바나의 집은 곧 아가야의 첫 열매요 또 성도 섬기기로 작정한 줄을 너희가 아는지라 내가 너희를 권하노니16:16 이 같은 자들과 또 함께 일하며 수고하는 모든 자에게 복종하라16:17 내가 스데바나와 브드나도와 아가이고의 온 것을 기뻐하노니 저희가 너희의 부족한 것을 보충하였음이니라16:18 저희가 나와 너희…

Ⅰコリント 黙想30【財布の中にある信仰】220609(水) 枝川愛の教会

Ⅰコリント 16:1~1216:1 さて、聖徒たちのための献金については、ガラテヤの諸教会に命じたとおりに、あなたがたも行いなさい。16:2 私がそちらに行ってから献金を集めることがないように、あなたがたはそれぞれ、いつも週の初めの日に、収入に応じて、いくらかでも手もとに蓄えておきなさい。16:3 私がそちらに着いたら、あなたがたの承認を得た人たちに手紙を持たせてエルサレムに派遣し、あなたがたの贈り物を届けさせましょう。16:4 もし私も行くほうがよければ、その人たちは私と一緒に行くことになるでしょう。16:5 私はマケドニアを通って、あなたがたのところへ行きます。マケドニアはただ通過し、16:6 おそらく、あなたがたのところに滞在するでしょう。冬を越すことになるかもしれません。どこに向かうにしても、あなたがたに送り出してもらうためです。16:7 私は今、旅のついでにあなたがたに会うようなことはしたくありません。主がお許しになるなら、あなたがたのところにしばらく滞在したいと願っています。16:8 しかし、五旬節まではエペソに滞在します。16:9 実り多い働きをもたらす門が私のために広く開かれていますが、反対者も大勢いるからです。16:10 テモテがそちらに行ったら、あなたがたのところで心配なく過ごせるようにしてあげてください。彼も私と同じように、主のみわざに励んでいるのです。16:11 だれも彼を軽んじてはいけません。彼を平安のうちに送り出して、私のところに来させてください。私は、彼が兄弟たちと一緒に戻るのを待っています。16:12 兄弟アポロのことですが、兄弟たちと一緒にあなたがたのところに行くように、私は強く勧めました。けれども、彼は今のところ行く意志は全くありません。しかし、良い機会があれば行くでしょう。   教会の正統性としてはエルサレム教会が本家であり、コリントは異邦人の教会として開拓された教会です。コリントは大都市であり、エルサレムは田舎でした。パウロがコリント教会で献金を集めてエルサレムに送ろうとしているのは、エルサレムが飢饉で財政的な困難を経験しているからでもあり、それのために弟が兄を助ける兄弟愛を発揮するためです。ユダヤ教的な傾向が残っているエルサレム人は、まだ異邦人教会に対する拒否反応を持っていました。その上に愛がこもった献金が伝われば、兄弟教会という一致感と強い共同体性の結束を持つことは明らかです。それを通して聖なる公同と教会、聖徒の交わりが作り上げます。パウロは地中海に散在した教会を一つの教会に、すなわち公教会としてつなげようとしています。ということで財政の危機を一致と連合の機会として使っているのです。   お金で愛するのではなく、お金で信じるものでもありません。誰もが認めるように、真実な心が先です。しかし、同時に誰もが認めるように、本当の信仰と真のの愛を表現するときに、財布が開かないこともありません。パウロは、各自が毎週の収入の中で定められた一定額をエルサレム教会のために献金として積立るように言いました。献金は気分ではなく、生活の一部です。自分の大切なお金を取り、ささげるということは確かにに犠牲です。しかし、犠牲にならずにキリストの犠牲の恵みを知ることはできないのが不変の原則です。すべての教会とすべての聖徒を覗くと、犠牲する分、信仰と愛が伸びることが分かります。教会では、いつも信仰と愛を強調していますが、パウロは自分の財布の中にある信仰と愛をエルサレムのために使うように強調しています。